治療事例
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仲池上在住 70代 男性
急に肩が挙がらなくなったとの事で来院されました。
朝起きた時は大丈夫で、午前中特に何もしていないのに気が付いたら挙がらなくなっていたようです。
痛みが強くかなり無理しても20°しか挙げる事ができません。
動かさなければ痛みはありません。
肩が挙がらない場合に考えられる疾患は、
四十肩・五十肩、石灰沈着、腱板断裂、変形性関節症、頚椎疾患などがあります。
詳しくお話を伺うと、前日の夜に寝ながらiPadを持って2時間以上その体勢で動画を見ていたようです。
徒手検査を行うと、肘を90°に曲げた状態なら肩も挙がる事がわかりました。
痛い場所は肩関節の前側を訴えます。
これらのことから、この方は上腕二頭筋に問題があると考えました。
上腕二頭筋の緊張が強くなっていたので、手技療法と物理療法でゆるめていき、テーピングを貼りました。
すると、痛みはありますが120°まで挙げることができました。
翌日にも来てもらい確認すると、全く痛みがなく動かせるようになっていました。
肩が痛い、と一言でいっても色々な事が考えられます。
何かあった際には我慢せずに一度ご相談下さい。
2018.11.21
50代 女性
日頃から仕事の一環として運動を重ねている女性。
今回はダンスを踊っている時に肩を無理に動かしてしまい怪我をした。
受傷後一ヶ月が経過し、状態としては怪我自体は治っているが、肩の可動が以前のようにならないので、身体を診させていただいた。
肩の可動において、肩甲骨の動きはリンクしている。肩甲骨が動かなければ肩関節の動きも当然動かない。
肩甲骨だけの矯正をしていても時間がかかると思い、他の部分がうまくつけていないのでは??と思い、触診した。結果、左臀部の硬さに気づくことが出来た。人間の身体の動きの一つに反対側の動きが関わるというものがある。
どういうことかと言うと、歩くときに、右脚と右腕を同時に前方向へは出していない。右脚を出したら、左腕が一緒に動く事になる。続いて、左脚と右腕が動くことになる。
この考え方をもとに、左臀部の筋治療を行った結果、可動も回復した。このように、怪我をした部位以外にも症状回復のヒントはあるので、きちんと診ていきたい。
2018.11.20
洗濯物を取りこもうと肩を上に伸ばした時に肩から腕まで痛めた患者さんが来院されました。
痛めて1週間様子をみていたが、改善がみられないとの事です。
洗濯物を干したりとりこむ時、奥にある物を腕を伸ばして取ろうとする時、着替えの時などに痛みが出ます。
肩の動きは、肩だけでなく肩甲骨や鎖骨も一緒に動きます。
そのどこかに問題がある場合に肩は動きにくくなってしまいます。
この方の場合は、肩甲骨の動きがとても悪くなっていて、そこの動きをつけると肩の動きがスムーズになり痛みも軽減しました。
仕事で一日中パソコンをしていて、運動もしていないので固まっていました。
治療はモルフォセラピーを行いました。
モルフォセラピーは背骨のズレを矯正するものですが、肩甲骨の矯正もできるのです。
施術後は痛みが消失し、自分で出来る肩甲骨の運動方法をお伝えし、施術終了となりました。
2018.10.4
40代 女性
先日、家の階段で転倒したと女性が来院しました。
問診を取っていくと、肘を打っていいるので痛いが、実は肩が開かなくて痛いとの事でした。
肩を見てみると、脱臼している可能性がありました。
整形外科では、骨折の診断をしてくれていたので、自信をもって脱臼の整復をすることが出来ました。
しかし、亜脱臼と時間が経っていたので、なかなか整復する事が出来ませんでしたが、最後に整復した際に、本人も軽くなった感じがしたとすぐに言ってくださいました。
後日談で、歩行しても振動で痛かったのが帰りは痛みがなっかたそうです。
外傷も得意ですので、是非ご相談ください。
2018.9.12
20代 男性 大学生
大学内の部活動で野球をしている。週3回程の練習で遠投などもメニューに入っている。
2週間ほど前の練習から肘の部分に痛みを感じた。
当初は整形外科を受診したそうだが、レントゲン検査を行い、骨には異常が認められなかった。湿布とビタミン剤を処方され、安静にしておけば痛みは引いてくると言われた。
その後、痛みは落ち着いてきた。だが、肘内側の違和感が気になり、不安もあるので来院された。
初回、二回目の施術にて右肘の違和感はなくなった。違和感が無くなり再び野球をしていたところ、今度は肩に動かしづらさを感じて三回目の来院となりました。
肩は、利き腕。かばって投げていたために腕に痛みを感じている。肩甲骨付近の筋肉の緊張も認められた。肩甲骨周囲の筋肉の緊張を取るために指圧、ストレッチを行い、投球動作をしてもらった。スムーズに動く事が確認された。
このように関節同士連動して動いているので、そちらの部分も含めて治療していければと思います。
2018.9.24
30代女性
仕事で一日中パソコンをしていて、眼精疲労・肩こりが辛く、頭痛も出るとの事で来院。
首の動作時の痛みは無いのですが、動かすと筋肉が突っ張って可動域の制限もみられます。
原因はデスクワークでの不良姿勢と、同一体勢で動かないために身体が固まっている事です。
それにより血流が悪くなり、疲労物質も流されにくくなり、張りや重さやを感じるようになります。
こういう場合は、整体で筋肉の緊張を緩めて血流を良くしていきます。
ただ硬いところをグイグイ押すのではなく、優しい力で施術をします。
強い力ですと、筋繊維を痛めてしまうこともあり、身体に力が入ってしまい、よけいに硬くなってしまうこともあります。
そしてモルフォセラピーにて背骨や骨盤のズレを矯正していきます。
毎日のデスクワークで負担をかけ続けてしまうと、施術だけではなかなかよくなりません。
仕事中や日常生活でのストレッチや良い姿勢などを伝え、患者さん自身でも行ってもらっています。
1日24時間の中で、施術時間は30分程度です。他の23時間30分をどう過ごすかということが非常に重要となります。
しかし時間が無かったりで、ストレッチなどが続かないという方もいると思います。
そういう方に対しては着ているだけで身体の調子が良くなる衣類を勧めています。
毎日着るものですので、これなら誰でも出来ますし、効果も高いものです。
この患者さんは、整体と仕事中のストレッチ(肩甲骨を動かす)と姿勢の意識により頭痛は出なくなり、肩こりと眼精疲労はだいぶ改善されました。
2018.6.13
50代 男性 デスクワーク
元々来院されている患者さんで普段は首の痛み、腰の張り感を訴えています。
今回来院された際には、以前症状を訴えていた左の手のしびれが再発した状態でした。
手のしびれは薬指、小指から手首側まで出ていました。四六時中出てはいたのですが、
前ほど気になる状態ではないそうでした。ただ、以前の痛みやしびれになるのが怖いとの事です。
全身の施術をしながら、首の部分の調整に移りました。首の付け根を調整していると、しびれる感じが軽減してきました。
今回のしびれは首の骨による圧迫が大きな原因だったのです。
施術終了後も少し残ってはいたのですが、軽減していたのでよかったそうです。
次回以降もしびれを抑えていき、また姿勢なども影響を及ぼしていると思われるので生活指導も行っていきたいです。
2018.5.16
10代 女性
チアリーディングの練習後に肩が挙がらなくなってしまったとの事で来院。
特にぶつけたり捻ったりした記憶は無いようです。
来院時は拳上が90°までしかできず、横に挙げることも90°程度しかできませんでした。
肩の痛みと言ってもいろいろとあり、まずは何が原因でこうなっているのかを検査していきます。
この方の場合は、痛みと共に関節の引っ掛かり感がありました。
それは肩関節のアライメントに少し崩れがあったのです。
骨頭の調整する手技を行ったところ90°だった可動範囲は160°まで改善しました。
肩が痛いと、筋肉や腱・靭帯の損傷などを疑いますが、今回の様に関節の位置異常がある場合もあります。
2018.5.7