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腸脳相関について(患者さんの実例を基に)

みなさん、こんにちは!

 

馬込鍼灸整骨院の須永です。

 

気づけば年が明けてから3か月経過しますね。

未だに日によっての寒暖差が激しく、以前のブログで挙げた寒暖差からの身体への影響が心配になるところです。

季節の変わり目に体調を崩し明やすいのも自律神経の影響があります。

日によって気温の上げ下げが激しいと、自律神経の働きも活発になりオン・オフの切り返しが上手くいかなくなると免疫の働きも悪くなってしまい風邪などの不調が出てきてしまうからです。

いつもの事のようになりますが、生活リズムを一定にして1日30分程度の散歩でも構わないので適度な運動を心がけてください。

 

さて、今回は腸脳相関というものについてお伝えしようと思います。

実際の患者さんの身体の変化も交えていきます。

 

・腸脳相関って何?

中々聞いたことがない単語だと思います。

身体の事について興味のある方は、一度は目にしたことがあるかもしれません。

簡単にいうと、腸と脳は双方向に影響し合うという事です。

例えば脳でストレスを感じて交感神経が優位になると、腹痛や便秘・下痢といった症状を引き起こします。

逆にお腹が痛いと気分が落ち込みやすかったりと影響し合っています。

身体の情報交換は神経が行っていますが、ここで働いてくるのは迷走神経という神経です。

走行としては脳から食道を経由して、腸に向かって走行しています。

 

・患者さんの実例

20代、女性、悩みは2月から食欲が増してしまい食べ過ぎていたとのこと。

3月に入り、食事量は抑えるようには出来たが便秘や常にお腹の張りを感じている。

実際にお腹を触ってみると、左右差があり患者さん目線でいうと右の肋骨の下あたり(おへその右斜め上)がパツンと張っていて押されるのも痛がるくらいでした。

そこで上記の迷走神経の通りを良くするために、まず圧迫をしていると思われる鎖骨とそれに伴い鎖骨のズレを助長する肋骨のズレをモルフォセラピーにて矯正しました。

すると、お腹自体の調整を行わなくても先ほど痛がっていた部分を押しても痛みや張り感はなく、自覚症状として常に張り感を感じていたのも感じなくなったとのことでした。

便秘に関しては、その方の食事内容にもよるのと経過を診ている段階なので、何とも言えません。

しかし、今回の方の反応からするとお腹の問題はその場所だけが原因ではなく、その場所を支配している神経や関連する神経を圧迫するズレという事が大きく関わってきます。

 

・まとめ

とどのつまり、腸脳相関というのは迷走神経が関与してきます。

迷走神経というのは、副交感神経の働きを大きく占めるので冒頭でもお伝えしたように、ストレスを感じて交感神経の働きが優位になると、副交感神経の働きを持つ迷走神経は機能が低下してしまいその結果、腸の働きが低下してお腹周りの不調が出てきてしまうのです。

ですが、その神経の通り(骨のズレ)を良くしてあげるだけでも滞っていたものが通り始め、神経の流れが悪かったことで出ていた症状にも変化が出てくるという事です。

この方以外にも同様の変化が出ている方もいらっしゃいます。

全ての方に当てはまる訳では御座いませんが、少なくとも肋骨や鎖骨のズレが強い方は矯正してあげると変化が出やすいと感じます。

それだけ骨のズレというものが身体への大きな影響を出しています。

自分の感覚でここがズレてるという感覚を持った方は、たまにいらっしゃいますが中々気づかない事の方が多いです。もしお近くでモルフォセラピーを受けれる場所が御座いましたら是非足を運んでみて下さい。

日頃からのケアも大事になるので、お早目のお身体の調整お勧めします。

悪くなってからではなく、悪くなる前にとマインドを少しでも変えてくれると有難いです。

2024.3.14

座骨神経痛の真実パート2

皆さん、こんにちは。

 

前回大塚が担当したブログは、坐骨神経痛についてのお話でしたが、坐骨神経痛の症状を引き起こす疾患は多く書き足りなかったので、2回に渡ってお話さえて頂きます。

坐骨神経痛を引き起こす疾患の続き(椎間板ヘルニア)

椎間板ヘルニアは、脊椎の椎間板の一部が外側に突出し、神経根や脊髄を圧迫する状態を指します。脊椎の椎間板は、椎骨と椎骨の間に存在するクッションのような構造であり、脊椎

の動きを緩和し、負荷を吸収する役割を果たしています。椎間板ヘルニアは、この椎間板の外層が破れ、内部のゼリー状の物質が外に漏れ出すことで生じます。

一般的に、椎間板ヘルニアは次のような症状を引き起こすことがあります

椎間板ヘルニアの症状は、患者の個々の状況やヘルニアの位置、圧迫される神経根の場所などによって異なりますが、一般的な症状には以下のようなものがあります。

椎間板ヘルニアの症状

痛み

最も一般的な症状の一つで、ヘルニアがある脊椎の部位や圧迫された神経根の位置によって変化します。腰椎ヘルニアの場合は腰や臀部、大腿部、下肢に痛みが生じ、頸椎ヘルニアの場合は首や肩、上肢に痛みが生じることがあります。

 

しびれや痺れ

圧迫された神経根によって感覚異常が生じることがあります。これには、指先や足先のしびれや痺れ、麻痺感が含まれます。

 

筋肉の弱さ

圧迫された神経が関連する筋肉の運動を制御する能力を低下させることがあります。その結果、筋肉の弱さや筋力低下が生じることがあります。

 

感覚異常

圧迫された神経が関連する部位の感覚を変化させることがあります。これには、痛みやしびれ、チクチク感などが含まれます。

 

悪化する症状

特定の動作や姿勢、例えば前屈や傾斜、座位や立位などが症状を悪化させることがあります。
これらの症状は、ヘルニアの位置や大きさ、患者の個人差によって異なります。また、一部の患者は症状が軽微である場合もあります。

 

椎間板ヘルニアの原因

 

椎間板ヘルニアの発生原因は、椎間板の損傷や変性によって生じます。以下に主な発生原因をいくつか挙げます:

加齢:

 

加齢に伴い、椎間板の水分含有量が減少し、椎間板の弾力性や柔軟性が低下します。これによって、椎間板の変性や損傷が進行しやすくなります。

 

姿勢の問題

 

長時間同じ姿勢を続けることや、姿勢の悪化が椎間板に過度の負荷をかけ、椎間板の変性や損傷を引き起こす原因となることがあります。

 

過度な負荷や動作

 

長時間の重い物の持ち上げや運搬、不適切な姿勢での動作、突然の過度な負荷などが、椎間板に負担をかけ、損傷を引き起こすことがあります。

 

怪我や外傷

 

転倒や事故、スポーツでの怪我などが、椎間板に直接的な損傷を与えることがあります。

 

遺伝的要因

 

椎間板ヘルニアは、一部の場合、遺伝的な要因によっても引き起こされることがあります。家族歴によるリスクがあるとされています。

 

喫煙:

 

喫煙は、椎間板の血行を悪化させ、椎間板の変性や損傷を促進する可能性があります。

 

椎間板ヘルニアは、これらの要因の組み合わせによって引き起こされることがあります。特に、加齢による椎間板の変性や損傷が主な原因の一つとされています。

まだまだ、坐骨神経痛を引き起こす疾患はあります。

次は、梨状筋症候群です。

梨状筋症候群

梨状筋症候群の原因

梨状筋症候群は、梨状筋(piriformis muscle)が炎症や過度の緊張、圧迫などによって神経を圧迫することで引き起こされる症候群です。梨状筋は、骨盤の底部に位置し、大腿骨の外側に伸びています。この筋肉が炎症を起こしたり、過度に緊張したりすると、梨状筋の周囲の神経(坐骨神経など)が圧迫され、症状が現れることがあります。

梨状筋症候群の発生原因はさまざまですが、以下のような要因が関与することがあります:

姿勢の問題

 

長時間同じ姿勢を続けることや、姿勢の悪化が梨状筋の過度の緊張や炎症を引き起こす原因となることがあります。

 

過度な運動

 

梨状筋を過度に使う運動や、梨状筋を過剰に負荷する運動が症状の発生原因となることがあります。

 

外傷

 

脊椎や骨盤の外傷、筋肉の損傷などが、梨状筋症候群の原因となることがあります。

 

姿勢の変化

 

脊椎の変形や骨盤の歪み、姿勢の変化などが、梨状筋に圧迫を与えることがあります。

 

神経疾患

 

神経の病気や障害が、梨状筋症候群の発症に関与することがあります。

 

梨状筋症候群の症状

 

臀部や骨盤周辺の痛み

 

最も一般的な症状であり、臀部の深部や骨盤周辺で感じられることがあります。しばしば坐骨神経の走行に沿って痛みが広がることがあります。

 

坐骨神経痛

 

梨状筋が坐骨神経を圧迫することがあるため、坐骨神経痛が生じることがあります。この場合、臀部から下肢にかけての痛みやしびれ、痺れが生じることがあります。

 

下肢のしびれや痺れ

 

梨状筋が坐骨神経を圧迫することで、下肢にしびれや痺れが生じることがあります。特に大腿部や下腿部、足に感じられることが多いです。

 

歩行時の痛み

 

歩行時や立ち上がる際に、痛みが増すことがあります。特に長時間座っていた後などにこの症状が現れることがあります。

 

坐骨神経の圧迫

 

坐骨神経の圧迫によって、下肢の筋力低下や足の動きの制限、さらには尿や便の失禁などの症状が生じることがあります。これらの症状は重篤な場合に起こることがあります。

この様に2回に渡って坐骨神経痛だけでお話しましたが、色々な疾患がありその一つ一つに原因や症状の違いなどもあって、皆さんも整形外科などで坐骨神経痛の疑いと言われたら、何からくる座骨神経痛ですかと確認してみて下さい。

 

宜しくお願い致します。

2024.2.28

ランニングによる膝痛の全て:整骨院が教える治療と予防法

ランニングは健康を促進し、心身の調和を取る素晴らしいアクティビティですが、時に膝痛という課題に直面することがあります。この記事では、ランニングによる膝痛の原因、治療法、予防策に焦点を当て、整骨院の専門的な視点から提案されるアプローチについて探ります。また、誤解されがちな情報や正しい知識を持つことの重要性にも触れ、ランナーが安全かつ楽しいランニングライフを送るためのヒントを提供します。

 

ランニングによる膝痛の原因

 

 

ランニングは素晴らしいエクササイズであり、心臓血管系を強化し、全身の筋肉を鍛えるのに効果的です。しかし、中にはランニングによって引き起こされる膝痛という課題があります。この問題の原因を理解することは、ランナーが健康的なランニング体験を享受する上で重要です。

 

ランニング時の膝への負担と痛みのメカニズム

ランニングは膝にとって非常に高い負担をかける活動です。特に、連続的な着地と蹴り出しの動作により、膝関節は常にストレスを受けています。この繰り返しの動作が適切に行われない場合、軟骨や靭帯に過度な圧力がかかり、膝痛の原因となります。また、ランニング中の不適切な姿勢や足の着地の仕方も膝への負担を増加させる可能性があります。

 

ランナー膝(腸脛靭帯炎)などランニング特有の膝の痛み

ランナー膝の症状と原因

ランナー膝、または腸脛靭帯炎は、ランニングによって引き起こされる一般的な膝の痛みの一例です。この症状は、腸脛靭帯が炎症を起こし、膝の周りに痛みや腫れを引き起こします。主な原因は、過度なランニングや不適切なトレーニング方法です。

 

膝関節の他の問題

他にもランニングによって引き起こされる可能性のある膝の問題には、半月板損傷や軟骨損傷などがあります。これらの問題は、過度なストレスや不適切なフォームによって発生することがあります。 ランナーが膝痛を経験している場合、適切な治療と予防法を知ることが重要です。

 

ランニングによる膝痛の治療と整骨院でのアプローチ

整骨院でのランニングによる膝痛治療法

ランニングによる膝痛の治療において、整骨院は専門的かつ総合的なアプローチを提供します。以下は、整骨院が採用する主な治療法です。

物理療法

物理療法は、膝痛の症状を軽減し、回復を促進するために使用されます。電気刺激、超音波療法、温熱療法などがランナー膝の治療に効果的であり、整骨院では患者の状態に合わせて適切な物理療法を選択します。

 

ストレッチとエクササイズ

ランナー膝の治療においては、特定のストレッチや強化エクササイズが重要です。整骨院では、患者に適切なストレッチやエクササイズを指導し、膝周囲の筋肉や靭帯を強化することで痛みの軽減や再発防止に寄与します。

 

整骨院でのランニングによる膝痛への施術

整骨院では、ランニングによる膝痛に対する効果的な施術が提供されます。以下はその一例です。

 

関節調整(調整療法)

整骨院では、膝関節や隣接する関節の調整を行うことで、正しい関節の動きを促進し、膝痛の緩和に寄与します。適切な関節の動きは、膝への負担を軽減し、治癒を促進します。

 

カイロプラクティック療法

カイロプラクティック療法は、身体の構造と機能の調整を通じて痛みや不調和を改善する手法です。整骨院のカイロプラクターは、患者の個別の症状に合わせて施術を行い、ランニングによる膝痛の緩和を図ります。 整骨院ではこれらの治療法を組み合わせ、患者に最適なアプローチを提供します。次回の記事では、整骨院での治療を補完するためのランニングにおける膝痛の予防法に焦点を当てます。

 

ランニングによる膝痛の予防策

ランニング前のウォーミングアップとストレッチ

ランニング前に十分なウォーミングアップとストレッチを行うことは、膝痛の予防に不可欠です。

 

有酸素運動の開始

走る前に、ジョギングや軽い有酸素運動を行い、心拍数を上げることで血流を促進します。これにより、筋肉や関節が柔軟性を増し、ランニング中の膝への負担を軽減できます。

 

ダイナミックストレッチ

スタティックなストレッチよりも、ダイナミックなストレッチが効果的です。膝周りの筋肉を重点的に伸ばし、関節の可動域を広げます。例えば、膝を曲げ伸ばしする動作やヒップの回旋などを取り入れましょう。

 

ランニング中の膝への負担を減らす方法

正しいフォームの維持

正しい姿勢とフォームは、ランニング中の膝への負担を軽減する鍵です。背中をまっすぐに保ち、膝を正しく曲げ伸ばしすることで、適切なショック吸収が可能となります。

 

適切な靴の選択

適切なランニングシューズを選ぶことは、膝痛の予防に重要です。足のアーチや歩行パターンに合ったシューズを選び、磨耗したシューズは定期的に交換することが必要です。

 

適度な距離と頻度

過度な距離や頻度でのランニングは、膝への負担を増加させる可能性があります。トレーニングを徐々に増やし、十分な休息を取ることで、過負荷からくる膝の問題を予防できます。

 

ランナーはこれらの予防策を取り入れることで、膝痛の発生を最小限に抑え、健康的で楽しいランニング体験を続けることができます。

 

ランニングによる膝痛に関する誤解

ランニングによる膝痛の一般的な誤解

「ランニング自体が膝に悪い」

多くの人がランニングが膝に悪影響を与えると考えていますが、正確ではありません。問題は、不適切なランニングフォームや急激なトレーニングの増加により、膝に過度の負担がかかることです。正しいアプローチを取ることで、ランニングはむしろ膝の健康を促進できます。

 

「膝痛が発生したら休養が必要」

膝痛が発生した場合、ただ休養するだけでは解決しないことがあります。原因を正確に特定し、適切な治療と予防策を取ることが重要です。休息と同時に、整骨院や専門医の診断を受けることが望ましいです。

 

正しい知識と対応策

適切なトレーニングとフォームの重要性

正しいトレーニングプランとフォームを実践することで、ランニングは膝に有益です。専門家の助けを借りて適切なランニングフォームを身につけ、急激なトレーニングの回避は膝痛の予防につながります。

早期の症状に対する適切な対応

膝痛が初期段階であれば、適切な対応ができれば早期に改善が期待できます。整骨院や専門医の診断を受け、早めに治療を始めることが大切です。

総合的なアプローチの採用

膝痛は単一の原因によるものではなく、様々な要因が影響を与えることがあります。症状の総合的な理解と、それに基づく治療や予防策の実施が重要です。 正しい知識を持ち、膝痛には総合的なアプローチが必要であることを理解することで、ランニングを楽しむ中での問題を最小限に抑え、健康的なランニングライフを築くことができます。

 

まとめ

ランニングによる膝痛は、正しい知識と適切なアプローチによって予防および治療が可能です。ランニングは膝に負担をかける活動であり、不適切なフォームやトレーニング方法が膝痛の原因となることがあります。整骨院では、物理療法、ストレッチ、関節調整、カイロプラクティック療法など多岐にわたる治療法が提供されています。

膝痛の予防には、ウォーミングアップとストレッチ、正しいランニングフォームの確立、適切な靴の選択、トレーニングの適度な距離と頻度の確保が重要です。ランニング自体が悪いという一般的な誤解や、膝痛が発生したら休養が必要という誤解に対しては、正確な知識と総合的なアプローチが必要です。

この記事を通じて、ランナーが健康的で快適なランニング体験を続けるための手段や注意点について理解を深めることができました。膝痛に悩まされている方は、早めに専門家の診断を受け、適切なケアをすることが大切です。安全で楽しいランニングをお楽しみください。

2024.2.28

寝違えによる肩の痛みを解消!整骨院が教える治療と予防法

肩の痛みは、日常生活で避けることの難しい問題の一つです。特に寝違えによる肩の痛みは、快適な睡眠から醒めるときに不意に現れ、日常の動作に支障をきたすことがあります。この記事では、寝違えによる肩の痛みの特徴や、整骨院での専門的な治療法から、自宅での対処法や予防策まで幅広く取り上げ、読者の方々が健康な肩を保つための知識を提供します。

 

寝違えによる肩の痛みの特徴

 

 

寝違えは、快適な睡眠から目覚めることを阻害する一般的な問題の一つです。特に肩の痛みはその主要な症状の一つであり、日常生活に支障をきたすことがあります。以下では、寝違えによる肩の痛みの特徴について詳しく見ていきましょう。

 

寝違えが肩に及ぼす具体的な症状

寝違えによる肩の痛みは、様々な具体的な症状を引き起こすことがあります。まず、痛みが発生する場所は肩だけでなく、首や背中にも広がることがあります。これにより、普段の動作が制約され、日常生活において不便を感じることがあります。 さらに、痛みはしばしば鈍痛や強い痛みといった様々な形で現れます。肩甲骨周辺や首の筋肉がこわばり、動かすことが難しくなることもあります。このような症状が悪化すると、仕事や日常の活動に支障をきたすことが考えられます。

 

寝違えによる肩の痛みの特徴的な表れ方

寝違えによる肩の痛みは、個人によって異なる特徴的な表れ方があります。例えば、寝返りをうつ際に痛みが増すことや、長時間同じ姿勢でいることで痛みが強くなることがあります。これは、寝違えによって筋肉や関節に過剰なストレスがかかり、痛みが増幅される結果として現れます。 肩の痛みが起きた場合、早期の治療や適切な予防法が重要です。次回の記事では、整骨院がおすすめする寝違えによる肩の痛みの治療法や予防法について掘り下げていきます。どのようにすれば効果的に寝違えの肩の痛みを解消し、将来的な再発を防げるのか、しっかりと理解していきましょう。

 

寝違えの肩への影響と整骨院での治療

 

 

寝違えによる肩の痛みが生じた場合、早期かつ適切な治療が重要です。整骨院はその中でも効果的な治療法を提供しています。寝違えによる肩の痛みに悩む方々にとって、整骨院がどのような影響をもたらし、どのような治療法が行われるのか、以下で解説していきます。

 

寝違えによる肩の痛みの整骨院での治療法

整骨院では、寝違えによる肩の痛みに対する専門的な治療法が提供されています。まず、痛みの原因を特定し、その状態に応じて適切な治療プランが組まれます。一般的に、以下のような治療法が行われることがあります。

 

1.マッサージ療法: 筋肉や組織の緊張をほぐし、血行を促進することで痛みを緩和します。

2.ストレッチング: 筋肉や関節の柔軟性を向上させ、動きの制限を緩和します。 電気療法: 電気刺激を用いて筋肉や神経の状態を改善し、痛みの軽減を図ります。

 

整骨院での寝違えに対する施術の種類

整骨院では、寝違えによる肩の痛みに対するさまざまな施術が行われます。具体的な施術の種類は症状や患者の状態により異なりますが、以下は一般的な施術の一例です。

1.関節調整: 関節の適切な位置に戻すことで、痛みや違和感を軽減します。

2.姿勢矯正: 正しい姿勢を保つことで、寝違えの再発を防ぎます。

3.エクササイズ指導: 適切なエクササイズを行うことで、筋力や柔軟性を向上させ、痛みを軽減します。

整骨院での治療は個々の症状に合わせて施術が行われるため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

 

寝違えによる肩の痛みの自宅での対処法

 

 

寝違えによる肩の痛みは、自宅で適切な対処法を行うことで緩和できる場合があります。ここでは、自宅で行うことができる対処法と、寝違え後の肩のケアとリハビリテーションについて解説します。

 

自宅で行うことができる対処法

1.温湿布の利用: 痛んでいる肩に温湿布を当てることで、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進します。

2.軽いストレッチ: 痛みが強い場合は控えるべきですが、軽いストレッチを行うことで筋肉の緊張をほぐし、柔軟性を向上させます。

3.適切な枕の使用: 寝るときに適切な高さの枕を使用することで、首と肩の位置をサポートし、寝違えのリスクを軽減します。

4.安静と適度な休息: 痛んでいる肩に無理な負荷をかけず、十分な休息をとることが重要です。

 

寝違え後の肩のケアとリハビリテーション

1.軽いエクササイズ: 寝違えが落ち着いた後には、軽いエクササイズを行って肩の筋力や柔軟性を回復させることが役立ちます。

2.アイシング: 痛みや腫れがある場合は、アイシングを行って炎症を軽減します。

3.正しい姿勢の維持: 寝違えを予防するために、正しい姿勢を維持することが大切です。デスクワークや長時間の座り仕事の場合は、適切な椅子やデスクの使い方に注意しましょう。 自宅での対処法や肩のケアは個人差がありますので、症状に合わせて慎重に行うことが重要です。

 

寝違えと肩の痛みの予防と対策

 

 

肩の痛みを予防し、寝違えを防ぐためには、日常生活での工夫や定期的なストレッチ・エクササイズが重要です。ここでは、寝違えを予防するための日常生活の工夫と、肩の痛みを予防するためのストレッチとエクササイズについて解説します。

 

寝違えを予防するための日常生活の工夫

1.正しい寝具の選択: 適切な枕やマットレスを選ぶことで、寝姿勢をサポートし寝違えのリスクを軽減します。

2.姿勢の保持: 長時間同じ姿勢を保つことは肩の痛みの原因となります。デスクワークや長時間の運転の後は、適度な休憩を挟みつつ姿勢を変えるよう心がけましょう。

3.ストレッチ休憩: 毎日の仕事や活動中に、定期的なストレッチ休憩を取ることで筋肉の緊張を緩和し、血行を促進します。

 

肩の痛みを予防するためのストレッチとエクササイズ

1.首のストレッチ: 頭を優しく左右に傾け、前後に動かすことで首周りの筋肉をほぐします。

2.肩甲骨の動かし方: 肩甲骨を円を描くように前後左右に動かすことで、肩周りの筋肉を柔軟に保ちます。

3.背中のストレッチ: 背中の筋肉を伸ばすために、両手を後ろで組み、胸を張った状態で軽く引っ張ると良いでしょう。

4.肩のエクササイズ: 肩の筋力を向上させるために、軽いウエイトを用いてサイドレイズやフロントレイズを行うと効果的です。 これらの予防法やエクササイズは、定期的に行うことで肩の健康を維持し、寝違えや肩の痛みを予防するのに役立ちます。

 

まとめ

 

 

寝違えによる肩の痛みは、日常生活や姿勢の乱れから発生することがありますが、適切な対処法や予防策を知ることでその影響を軽減できます。この記事では、寝違えによる肩の痛みの特徴、整骨院での治療法、自宅での対処法、そして予防策について紹介しました。 整骨院では専門的な治療が提供され、寝違えによる肩の痛みを効果的に緩和できることが説明されました。また、自宅での対処法やケア、さらには日常生活での工夫やストレッチ・エクササイズによる予防策も紹介しました。 寝違えによる肩の痛みに悩まれている方は、早めに適切な対処法を取ることで症状の改善が期待できます。定期的なストレッチやエクササイズ、正しい寝具の選択など、予防策を積極的に取り入れることで、将来的な再発を防ぎ、肩の健康を維持できるでしょう。 最後に、個々の症状や体質に合わせて、専門家のアドバイスを受けながら、寝違えによる肩の痛みに対処していくことが大切です。肩の健康を保つために、日常生活での注意や定期的なケアを心がけましょう。

2024.2.26

座骨神経痛の真実!!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、最近寒暖差が酷くなってきましたね。

寒い日が続くと、神経痛が出てくる方は多いのではなでしょうか?

 

そんな時によく聞くのが座骨神経痛ではないでしょうか?

 

今回はそんな座骨神経痛の真実を解説していきます。

 

座骨神経痛とは?

 

先ずそもそも、坐骨神経痛についてお話していきます。

坐骨神経は、人体の最大の神経の一つであり、脊髄から腰椎と仙椎の間を通って臀部、大腿部、下腿部、足の指先まで走る重要な神経です。具体的には、腰椎と仙椎の神経根から派生し、大腿神経と坐骨神経という二つの神経に分かれます。坐骨神経は大腿部を通過し、臀部の外側を通り、大腿の後面、下腿部、そして足の指先にまで分布します。

坐骨神経は体の下半身の感覚と運動を支配し、特に大腿の後面や下腿部、足の指先の感覚や筋肉の動きに関与しています。また、坐骨神経は足の指先からの感覚情報を脊髄に伝える役割も担っています。

この坐骨神経が圧迫されることで生じる症状が坐骨神経痛なのです。

一般的な症状には以下のようなものがあります:

座骨神経の症状

腰や臀部から下肢にかけての痛みやしびれ:

主に腰から臀部、大腿部、膝裏、下腿部、足の外側などを通じて感じられます。この痛みはしばしば一方の脚に偏って現れることがあります。

 

しびれやピリピリ感:

下肢に坐骨神経が支配する範囲に沿って、感覚の異常やピリピリ感が現れることがあります。

 

腰や臀部、脚の筋肉の弱点:

坐骨神経痛が進行すると、関連する筋肉の弱点や動きの制限が生じることがあります。

 

運動時の悪化:

特定の動作や姿勢、特に腰を前屈させる動作や長時間の座位、立位などで症状が悪化することがあります。

 

ここで気が付いた方がいかもしれませんが、坐骨神経痛はただの症状なのです。

坐骨神経痛の発生には様々な要因が関与するのです。

座骨神経痛を引き起こす病態

一般的な発生要因には以下のようなものがあります:

 

椎間板ヘルニア:

椎間板が圧迫されたり損傷したりすることで、坐骨神経が圧迫されることがあります。椎間板ヘルニアは腰椎部分で最も一般的に起こります。

 

脊柱管狭窄症:

脊柱管が狭くなることで、坐骨神経が圧迫されることがあります。特に脊椎の変形や関節症が進行すると、この症状が生じる可能性が高まります。

 

腰椎の変形や損傷:

腰椎の変形や損傷によって、周囲の組織や神経が圧迫されることがあります。

 

筋肉の緊張や炎症:

腰や臀部の筋肉の緊張や炎症が坐骨神経に圧力を加え、痛みやしびれを引き起こすことがあります。

 

姿勢の悪化や運動不足:

長時間の座位や運動不足によって筋力が低下し、腰椎や臀部の周囲の筋肉が弱まることで、坐骨神経痛のリスクが高まる場合があります。

 

これらの要因は個々の症例によって異なりますし、通常は複数の要因が組み合わさって坐骨神経痛が発生することがあります。坐骨神経痛の発生に対しては、適切な診断と治療が必要となります。

 

この中で今回は脊柱管狭窄症について深堀していき、次回のブログではヘルニアと筋肉の緊張の炎症の部分の説明をします。

 

脊柱管狭窄症とはなにか?

 

脊柱管狭窄とは、脊柱管が異常な狭窄や圧迫によって神経組織や脊髄が圧迫される状態を指します。脊柱管は、脊椎骨が重なり合ってできる管であり、脊髄や神経が通る空間です。こ

の管が狭くなることで、通常は神経や脊髄に必要な十分な空間が確保されず、これが痛みやしびれ、筋力低下などの症状を引き起こす可能性があります。

脊柱管狭窄は、一般的に加齢や脊椎の変形が原因となって発生します。加齢によって脊椎の椎間板が変性し、椎間孔や脊柱管が狭くなることがあります。また、脊椎の変形やヘルニア、関節炎などの病気が進行すると、脊柱管の狭窄を引き起こすことがあります。

脊柱管狭窄の症状は、狭窄の位置や程度によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります:

腰や臀部から下肢にかけての痛みやしびれ

歩行時の足の痺れや感覚の変化

腰椎や臀部、下肢の筋力低下

運動時の痛みや不快感

脊髄や神経の圧迫による尿失禁や排尿障害(重度の場合)

診断は、主に症状の詳細な評価や画像検査(MRIやCTスキャン)によって行われます。治療法は症状の程度や原因に応じて異なりますが、保守的な治療(リハビリテーション、薬物療法)から手術治療まで様々な選択肢があります。

確定診断は必ず画像を取らないといけませんので、しっかりとした診断をうけましょう!

 

座骨神経痛はまだまだ語り足りなので、次回のブログにも続きを書きますので宜しくお願い致します。

2024.2.22

後頭部が痛いときの対処法!整骨院が提案する頭痛ケア

頭痛は日常生活において非常に不快な症状であり、その中でも後頭部の頭痛は様々な原因から発生することがあります。本ブログでは、後頭部の頭痛の原因や特徴、そして整骨院が提供する総合的なアプローチについて探ります。また、頭痛に対する予防策や自己管理法、そして一般的な誤解とその事実についても詳しく解説します。 後頭部の頭痛に悩む方や、その対処法について知りたい方は、ぜひお読みいただき、健康な生活への一歩を踏み出してみてください。

 

後頭部の頭痛の原因と特徴

 

 

後頭部の頭痛は、様々な原因によって引き起こされる症状です。これは痛みの感じ方や症状の出現において、他の頭痛とは異なる特徴を持っています。後頭部の痛みが発生した際には、その原因を理解し、的確な対処法を見つけることが重要です。

 

後頭部頭痛の一般的な原因

後頭部の頭痛が起こる一般的な原因を知ることは、その痛みに対処する第一歩です。整骨院では、以下のような要因が後頭部頭痛を引き起こす可能性があると考えています。

1. 姿勢の悪化 長時間同じ姿勢で作業することや、デスクワーク中の不適切な座り方は、後頭部に負担をかけ、頭痛を引き起こす原因となります。特に、首や肩の筋肉が緊張しやすい姿勢は後頭部に痛みをもたらすことがあります。

2. ストレスと緊張 日常生活でのストレスや緊張は、頭痛の誘因となります。特に、首や肩の筋肉が緊張することで、後頭部に痛みが現れることがあります。ストレス管理やリラックス法の習得が、頭痛予防に効果的です。

 

後頭部頭痛に関連する症状

後頭部の頭痛が現れると同時に、様々な症状が同時に現れることがあります。これらの症状を理解することで、痛みの原因をより正確に特定し、適切な対処法を見つける手助けとなります。

 

後頭部の頭痛の診断と治療

 

 

後頭部の頭痛の正確な診断と適切な治療は、その痛みに対処する上で欠かせません。整骨院では、専門的な診断方法と総合的な治療アプローチを用いて、患者の症状に合わせたケアを提供しています。

 

整骨院での診断方法

整骨院では、後頭部の頭痛の原因を正確に把握するために、患者の詳細な病歴を収集し、身体の検査を行います。特に、以下の診断方法が一般的に用いられます。

 

整骨院での治療アプローチ

1. 姿勢評価 患者の姿勢の悪化が頭痛の原因である場合、整骨院では姿勢評価を行います。コンピューターを用いた姿勢分析や手動での検査を通じて、不適切な姿勢や体の歪みを特定し、矯正の必要性を判断します。

2. 運動機能の評価 後頭部の頭痛は、筋肉の緊張や動きの制限に起因することがあります。整骨院では、患者の運動機能を評価し、特定の筋肉や関節の問題を診断します。これによって、痛みの原因を明確にし、治療計画を立てる手助けとなります。

 

後頭部の頭痛の予防と自己管理

 

 

後頭部の頭痛を予防し、症状を自己管理するためには、日常生活での意識的なケアが重要です。整骨院では、患者に対して以下のような予防策や自己管理法を提案しています。

 

日常生活での予防策

1. 姿勢の維持 良好な姿勢を維持することは、後頭部の頭痛予防に重要です。デスクワーク中やスマートフォンを使用する際には、正しい姿勢を心掛け、定期的に休憩をとりながら適切なストレッチを行うことが必要です。

2. ストレス管理 日常のストレスは頭痛の誘因となります。リラックス法や深呼吸、定期的な運動などを取り入れ、ストレスを軽減することで頭痛の発生確率を低くすることができます。

3. 適切な運動 定期的な運動は血液の循環を促進し、筋肉の強化や柔軟性の向上に寄与します。適度な運動を取り入れ、過度な運動や無理な姿勢を避けることで、後頭部の頭痛を予防できます。

 

自宅でできる簡単な対処法

1. マッサージ 後頭部や首の筋肉を優しくマッサージすることで、緊張を和らげることができます。指圧や円を描くような動きで、痛みのある部位を重点的にほぐしましょう。

2. 温湿布の利用 頭痛が軽い場合、温湿布を後頭部に貼ることで筋肉の緊張を和らげることができます。冷やすことで炎症を軽減したり、温めることで血行を促進することが期待できます。

3. 適切な休息 十分な睡眠や適切な休息は、身体の回復に欠かせません。規則正しい睡眠習慣を確立し、適切な休息をとることで、後頭部の頭痛の発生リスクを低減できます。 これらの予防策や自己管理法を積極的に取り入れることで、後頭部の頭痛に対する自己ケアが可能となります。

 

後頭部の頭痛に関する誤解と事実

 

 

後頭部の頭痛にまつわるさまざまな誤解が存在します。これらの誤解を解消し、正しい知識に基づいた対応策を理解することは、頭痛に苦しむ人々にとって重要です。

 

一般的な誤解とその訂正

1. 誤解:後頭部の頭痛はすべて同じ原因から発生する。 事実:後頭部の頭痛は様々な原因によって引き起こされます。姿勢の悪化、ストレス、神経の圧迫などが原因となるため、個々の症状に合わせたアプローチが必要です。

2. 誤解:頭痛は軽くても無視しても良い。 事実:頭痛は身体のサインの一つであり、無視せずに注意深く対処することが重要です。特に頻繁に発生する場合や症状が悪化する場合は、専門家の診断が必要です。

3. 誤解:後頭部の頭痛はいつも同じ治療法で解消できる。 事実:個人の状態や原因によって異なるため、同じ治療法がすべての患者に有効とは限りません。専門家による正確な診断と治療計画が必要です。

 

正しい知識と対応策

1. 正しい知識の獲得 後頭部の頭痛について正しい知識を身につけることで、症状や原因に理解を深め、的確な対応が可能となります。医師や整骨院の専門家からのアドバイスを受けることが大切です。

2. 個別の治療計画の構築 後頭部の頭痛は個人差が大きいため、一般的なアプローチだけではなく、患者の個別の状態に応じた治療計画が必要です。整骨院では患者の症状や身体の状態を考慮し、適切な治療法を提供しています。 これらの正しい知識と対応策を身につけることで、後頭部の頭痛に対する理解が深まり、効果的なケアが可能となります。

 

まとめ

 

後頭部の頭痛は様々な原因によって引き起こされ、その症状や対処法には個人差があります。整骨院では、専門的な診断と総合的な治療アプローチを通じて、患者に最適なケアを提供しています。以下に、このブログで取り上げた主なポイントをまとめます。

原因と特徴の理解: 後頭部の頭痛は姿勢の悪化やストレスなど様々な原因によって引き起こされます。症状や特徴を理解することで、適切な対処法を見つける手助けとなります。

 

1.整骨院での診断と治療: 整骨院では、患者の病歴や体の検査を通じて、後頭部の頭痛の原因を正確に診断し、体に合わせた治療アプローチを提供しています。

2.予防と自己管理: 日常生活での良好な姿勢の維持、ストレス管理、適切な運動などが後頭部の頭痛の予防に役立ちます。また、自宅での簡単な対処法を積極的に取り入れることも大切です。

3.誤解と事実: 後頭部の頭痛にまつわる誤解を解消し、正しい知識に基づいた対応策を理解することが重要です。一般的な誤解に対する訂正や、正しい知識の獲得が効果的です。

 

整骨院では、これらのアプローチを総合的に提供し、患者の健康をサポートしています。後頭部の頭痛に悩む方は、専門家のアドバイスを受けつつ、適切なケアを行うことで、より快適な生活を送ることができます。

2024.2.22

姿勢を自分で制御するために必要な事を解剖から紐解きます!

こんにちは!馬込鍼灸整骨院の古谷です。

今回は姿勢を自分で制御させるために必要な「脊柱の自動的制御」についてお伝えします。

その中で今回は、「頸部・体幹の筋の安定性の影響」についてブログを書いていきます。次回以降に「腹筋群と安定性の関係」についてお伝えします。そちらもお楽しみに!

 

  • 脊柱(背骨)の動的安定化を支える体幹部の筋肉

頸部及び体幹の筋は、身体を動かす動筋として働くだけでなく、静的姿勢を保つためにも重力に抗する拮抗筋が作用しています。

例えば、肘の屈伸動作(曲げる伸ばす)をイメージして下さい!肘を曲げる際に働く筋肉が上腕二頭筋になります。それにたいして拮抗する筋肉が上腕三頭筋になります。その逆も同じで、肘を伸ばす際は、上腕三頭筋が働き、上腕二頭筋が拮抗する筋肉になります。つまり、ある筋が短縮によって運動制限がある場合、その拮抗筋の長さは延長していることになります。

頸部や体幹部に拮抗筋が存在することで、脊椎の安定に重要な役割を果たしています。このような動的安定化の働きが体幹の筋になければ、脊椎は直立位になると倒れてしまいます。これを防ぐために、体幹の浅い部分にある浅層筋(アウターマッスル)深い部分にある深層筋(インナーマッスル)が直立位を維持するために働いています。

体幹部の浅層筋と深層筋の分類↓です。

頸部 浅層筋 胸鎖乳突筋・斜角筋・肩甲挙筋・僧帽筋(上部繊維)・起立筋
  深層筋 前頭直筋・外側頭直筋・頸長筋

 

腰部 浅層筋 腹直筋・腹斜筋・腰方形筋(線部)・起立筋・腸腰筋
  深層筋 腹横筋・多裂筋・腰方形筋(深部)・回旋筋群

 

  • 脊椎の安定性と筋力・筋柔軟性の関係

脊柱が十分に安定していないと、四肢の運動によって脊椎が不安定になってしまう場合があります。四肢の運動を司る上肢あるいは下肢の筋が収縮すると、その力が伝わり、脊椎の構造及びこれを支える軟部組織に過度な負荷がかかるような脊椎の動きが生じます。

例えば、立位で股関節を屈曲(腿上げの状態)する場合を考えてみて下さい!脊椎には、腰椎前弯増強及び脊椎が前方へずれる力が伝わります。腸腰筋が股関節を屈曲させる力に拮抗して、腹筋群が働くことで骨盤および腰椎を安定し、股関節をスムーズに動かすことができるのです。ここで腹筋群が働かなければ骨盤および腰椎の安定性がないのでバランスが崩れます。これが常態化することで、動きの癖が生まれ関節に負荷がかかり腰痛や肩こりになるのです。

 

  • 張り網構造で脊柱を支える浅層筋

脊椎の多くの分節にまたがる浅層筋群は、脊柱を支える大きな張り網の役割を果たしています。重心が移動する体幹に加わる外部荷重に対応するためです。浅層筋は、脊椎に直接付着することがほとんどない為、張り網のような構造で脊椎を押し縮める方向に作用する圧縮荷重をかける構造で、脊椎の個々の分節を安定させています。個々の分節が不安定になると、この分節領域の随意的に動かない組織に負荷が加わり、浅層筋の張り網構造による圧縮荷重が、逆に脊柱に苦しい状態をもたらし、持続させることになります。

 

  • 個々の分節を支える深層筋

脊椎の分節にそれぞれ直接付着する深層筋は、運動の方向関係なく働きます。個々の分節に動的安定性の保持をもたらし、運動の限界点で動かない組織に負荷がかからないよう、各分節を安定した位置に維持する働きがあります。

 

  • 姿勢保持筋には持久性に優れた筋線維が多い

持久力の観点から見ると、脊柱を通常の状態で安定させるためには、個々の筋に最大収縮力の10%程度発揮させるだけで十分です。しかし、脊椎を他動的に保持する関節円板や靱帯に、障害や弛緩などがあると、その保持力が不足し、それを補うために筋力が必要になります。

筋線維は、2つに分類↓することができます。

筋線維 特徴
遅筋線維(赤筋) 持久力に優れている・姿勢保持に多く存在
速筋線維(白筋) 収縮速度と収縮力に優れている・運動筋に多く存在

魚類は筋全体が赤筋か白筋に分けられていることが多い。

例えが、マグロは常に動いていないと死んでしまうので、持久力に優れた赤筋線維が多い。逆にヒラメなどは、獲物に狙われそうになった時に瞬時に動けることに特化しているので白筋線維が多いのです。しかし人の場合は、両方の筋線維が1つの筋に混在し、その比率は筋によって違います。人では、赤筋線維は主に姿勢保持筋に多い、つまり、背部の筋には赤筋線維の方が大きな役割を反映していると言えます。姿勢を良くさせたい、姿勢を安定させたい場合は、赤筋線維を機能させていかないといけません!

 

  • 呼吸筋も姿勢の安定性に関わる

呼吸も姿勢や安定性に影響を与えます。息を吸うと胸椎が伸展(後ろに伸びる)、胸郭が挙上(広がる)し、脊椎が正しく配列します。肋間筋も呼吸時に肋骨を安定させて動かす姿勢筋として機能します。呼吸に関わる横隔膜も、腹横筋と共同して安定化機能に寄与します。特に急激な腕の動きに対するフィードフォワード反応(先を見据えてこれからどうすべきかを追求していく考え方)では、両者の共同作用が顕著になり、腕の動きに先んじて横隔膜の収縮および腹腔内圧の増大が生じます。この動きは呼吸相や腕の動きの方向に関係なく起きます。四肢の運動を反復した際には、腹横筋及び横隔膜の活動は、吸息時にも呼息時にも呼吸の所要量を満たすように修正され、脊椎への安定性を得られます。

2024.2.22

マラソンのペース配分

こんにちは、笠原です。

 

1月末に大塚先生と一緒にマラソン大会に参加しました。距離は30kmです。

大塚先生は1年前から走り始めて去年の11月にハーフマラソンを完走しました。次は30kmを走りたい!ということで今回走ることにしました。

 

城南島羽田マラソンという大会で、城南島の公園内1周3kmのコースを10周します。

 

 

前半突っ込んで入ってしまい後半はだいぶ辛そうでしたが、2時間52分くらいで完走できました

 

マラソン大会では最初の5kmで身体が温まり動くようになります。ここでよくあるのが「今日は調子がいいぞ!前半でタイムを稼ごう」とペースを上げることです。後半も粘れればいいのですが、多くは30km以降でガクッと失速します。それだけペース配分は大事になります。

 

今回だいぶ失速したので、どれくらいのペースだったらよかったのかを考えたいと思います。

マラソンを走る方の参考になればと思います。

ず目標タイムを考えるはずです。4時間切りたい、制限時間内に完走したい、などです。

次にそのタイムで走るには1kmを何分で走ればいいのかを出します。フルマラソン4時間切りなら1kmあたり5分40秒になります。

そこにスタート直後の混雑、エイドやトイレなどの時間も考える必要があります。

 

 

今回の大塚先生は30kmを2時間45分という目標がありました。これは1kmあたり5分30秒のペースです。

ハーフマラソンはこのペースで走り切れたし、その後も練習を積んでいるので難しい目標ではなかったと思います。

 

 

私は、マラソンはできるだけイーブンペースがいいと思っています。ペースの上げ下げはエネルギーを消費します。もちろんコースのアップダウンや風などの影響で全くのイーブンは難しいです。

私がベストタイムを出した時は前半ハーフと後半のタイム差はほぼありませんでした。

 

 

 

 

で、大塚先生ですが、リザルトを見ると最初の5kmは1km4分50秒くらいで走っていました!いやー、だいぶ突っ込みましたね。予定よりも1kmあたり40秒も速いです。

 

その後は1周ごとに1kmあたり5分、5分15秒、5分30秒と徐々に落ちました。

それでもハーフの通過は1時間50分くらいで目標よりもだいぶ速かったです。

 

このまま失速を最低限に抑えればよかったのですが、ここからは地獄だったようです(笑)

 

脚が重くなり、ガス欠にもなってきて身体が全然動きません。こうなるとメンタルもやられ、もう止めたいとか俺は何をやっているのだろう、などと考えてしまい、より動かなくなります。

 

最後は1km7分以上かかりゴールしました。

 

タイムだけみれば2時間52分なので全然悪くはないのですが内容がもったいなかったですね。ペース配分次第では2時間45分切れたはずです。

 

 

最初の1kmを6分くらいにしてもよかったかと。30秒借金ができると考えますが、あと29kmもあるので予定より1km1秒早くすればいいだけなので慌てなくて大丈夫です。

 

あとは後半の落ち込みも考えて5分25秒くらいで走ります。20kmまでならこのペースでも問題なくいけるはず。これだと20kmが1時間49分になり、あと10kmを56分で走ればいいことになります。

 

10km56分だと1kmあたり5分36秒なのでそれまでから1kmで10秒落ちても大丈夫になります。

 

 

これなら2時間45分切れそうな気がしませんか?

 

 

皆さんも前半突っ込みすぎないように気を付けて下さいね。

 

 

 

まあ私もこの城南島では後半失速したので偉そうに言えませんが

 

 

 

 

2024.2.19

首猫背改善のための専門家アドバイス!整骨院で学ぶ効果的なケア

現代のデジタル社会において、私たちの生活はますますデバイス中心で、長時間の座りっぱなしや画面を見上げることが増えています。その結果、首猫背と呼ばれる姿勢の問題が顕著になり、美容上の悩みだけでなく、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。この記事では、首猫背の具体的な定義や特徴、引き起こす健康問題に焦点を当て、専門家のアドバイスを通じて改善する方法を探りました。 日常生活での姿勢改善やストレッチ、エクササイズなどの自己ケアも重要ですが、それだけでは不十分です。そこで整骨院が登場します。整骨院では、専門的なアプローチにより首猫背にアプローチし、正しい姿勢を取り戻す手助けをしてくれます。治療だけでなく、カウンセリングや教育、生活環境の改善提案など、総合的なケアが行われ、患者が健康な生活へのステップを踏み出せるよう支援されます。

 

首の猫背とは何か

 

 

首の猫背、それは日常の悪習慣や長時間のデジタルデバイス使用によって引き起こされるポストギャップの一種です。猫背は、首のカーブが正常な形状を保てなくなり、頭部が前に傾く状態を指します。この問題は、現代のデジタル化された生活様式によってますます一般的になりつつあります。

 

首猫背の定義と特徴

首猫背は、通常、首のカーブが正常な”S”字の形状から逸脱してしまった状態を指します。正しい姿勢では、首は頭の重さによってバランスを保ち、背骨は正確な位置に配置されます。しかし、猫背が続くと、首のカーブが逆になり、頭部が前に傾くことで様々な問題が生じます。 首猫背の特徴には、頭痛、肩こり、背中の痛み、そして長期的な影響として椎間板の圧迫や神経の圧迫が挙げられます。これらの症状は日常生活において不快感を引き起こすだけでなく、慢性的な健康問題を引き起こす可能性もあります。

 

首猫背が引き起こす健康問題

首猫背は単なる美容上の問題だけでなく、健康にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。まず、首のカーブが逆転することで、頭部の重さが正しく支えられず、首や肩に余分な負担がかかります。これにより、筋肉や靭帯に炎症が生じ、慢性的な痛みや不快感が発生することがあります。 さらに、長期間にわたって続く首猫背は、椎間板や神経にも悪影響を与えます。椎間板の圧迫はディスクの変形やヘルニアを引き起こし、神経の圧迫は手や腕のしびれや痛みなどの症状を引き起こす可能性があります。 整骨院でのケアを通じて、首猫背による健康問題を根本から改善し、正しい姿勢を取り戻す方法について詳しく見ていきましょう。

 

首猫背の原因と影響

 

 

首猫背を引き起こす日常生活の要因

首猫背の主な原因は、現代の日常生活に潜む悪習慣や環境的な要因です。長時間のデジタルデバイスの使用、不適切な椅子やデスクの高さ、そして運動不足が首猫背を引き起こす主な要因となります。スマートフォンやパソコンの画面を見上げることが多いことで、首が前に傾き、その状態が続くことで筋肉や靭帯が緊張し、正しい姿勢を保つことが難しくなります。 また、適切なエルゴノミクスのないオフィス環境や、運動不足によって弱まった筋肉も首猫背を促進します。これらの要因が組み合わさることで、首猫背は進行し、様々な身体的な問題を引き起こす可能性があります。

 

首猫背がもたらす身体への影響

首猫背が身体に与える影響は多岐にわたります。まず第一に、頭部が前に傾くことで、首の筋肉や靭帯が不自然なポジションになり、これが慢性的な痛みやこりの原因となります。さらに、正しい姿勢を維持するための筋肉が弱まり、逆に周辺の筋肉が過度に緊張することで、頭痛や肩こりが発生します。 身体的な問題だけでなく、首猫背は神経や血液循環にも悪影響を及ぼします。首のカーブが逆になることで椎間板や神経が圧迫され、手や腕にしびれや痛みが生じることがあります。血液の流れも妨げられ、頭部や肩に栄養や酸素が適切に供給されず、これが疲労感や集中力の低下といった影響をもたらすことがあります。

 

首猫背の改善方法

 

 

日常生活での姿勢改善と予防策

首猫背の改善には、日常生活での姿勢改善と予防策が非常に重要です。以下はいくつかの効果的な方法です。

1. 正しいデスクと椅子の選択:
オフィスや自宅での仕事をする際には、正しい高さのデスクと椅子を選ぶことが大切です。ディスプレイは目の高さに、椅子は背中をしっかりサポートし、膝が90度で床につくように調整しましょう。

2. 頻繁な休憩とストレッチ:
デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続ける場合は、30分に一度は短い休憩を取り、首や肩のストレッチを行うことが重要です。これにより筋肉の緊張を緩和し、正しい姿勢を保つのに役立ちます。

3. 姿勢を意識した日常生活:
歩行や立ち仕事の際も、背筋を伸ばし、肩を引くように心がけましょう。姿勢を意識的に改善することで、首猫背の予防につながります。

 

ストレッチとエクササイズによる改善方法

首猫背の改善には、特定のストレッチやエクササイズが効果的です。以下はその一例です。

 

1. 首のストレッチ:
頭を優しく左右に傾け、首の側面を伸ばします。 首を前後に倒し、前後の筋肉をストレッチします。 首を360度回すことで、首周りの筋肉をほぐします。

2. 肩甲骨のエクササイズ:
肩甲骨をゆっくりと円を描くように動かすエクササイズを行います。 肩甲骨を引き寄せ、背中を伸ばすエクササイズも有効です。

 

3. 背筋強化エクササイズ:
仰向けに寝て腕を伸ばし、脚を曲げて床につけます。
腕と脚を同時に上げ、背筋を強化します。 これらのストレッチやエクササイズを継続的に行うことで、首猫背の改善が期待できます。

しかし、効果的なアプローチや具体的なエクササイズは個人によって異なるため、専門家の指導を受けながら行うことがおすすめです。整骨院での専門家のアドバイスを活かし、効果的な改善方法を見つけていきましょう。

 

整骨院での首猫背治療

整骨院での治療アプローチ

整骨院は、首猫背の治療において専門的なアプローチを提供する場所です。以下は整骨院での治療アプローチのいくつかです。

1. 姿勢評価と診断:
整骨院では、まず患者の姿勢を詳細に評価し、首猫背の原因や進行度を正確に診断します。姿勢の不調和や筋肉の不均衡などを特定することが治療の出発点となります。

2. 調整と矯正:
整骨院では、患者の状態に応じて様々な手技療法や調整技術が用いられます。首のカーブを正常な状態に戻し、関節や筋肉のバランスを整えることで、猫背の改善を促進します。

3. ストレッチとエクササイズプログラム:
治療には、患者が自宅でも継続できるストレッチやエクササイズプログラムが含まれることがあります。これにより、患者は治療をサポートし、長期的な姿勢の改善を図ることができます。

 

整骨院における首猫背の総合的なケア

整骨院では、首猫背に対する総合的なケアが提供されます。これは単なる症状の緩和だけでなく、根本的な原因の解決を目指すものです。

1. カウンセリングと教育:
整骨院では患者に対して、正しい姿勢や予防策についての教育が行われることがあります。患者が自身の生活習慣を見直し、首猫背を予防するための具体的な方法を学ぶことが重要です。

2. 定期的なフォローアップ:
治療が進むにつれ、整骨院では患者の進捗をモニタリングし、必要に応じて治療計画を調整します。定期的なフォローアップセッションは、患者が持続的な改善を達成するのに役立ちます。

3. 生活環境の改善提案:
整骨院では、患者が日常生活で正しい姿勢を維持しやすいような環境の改善提案も行います。適切な椅子やデスクの選択、デジタルデバイスの使用方法などが含まれます。

整骨院での治療を通じて、首猫背の改善や予防に向けて個別に適したアプローチが提供され、患者は専門家のガイダンスを得ながら健康な姿勢を取り戻すことが期待できます。

 

まとめ

 

 

首猫背は現代社会で広く見られる姿勢の問題であり、その影響は美容上の懸念だけでなく、健康にも大きな影響を及ぼす可能性があります。本記事では、首猫背の定義、特徴、および引き起こす健康問題について検討しました。 日常生活での姿勢改善や予防策、そしてストレッチやエクササイズによる改善方法を実践することは、首猫背の予防と改善において重要です。しかし、これらの方法だけでは限界があります。そのため、整骨院での治療が有益であることも強調しました。 整骨院では、姿勢の評価と診断から始まり、手技療法や調整技術、ストレッチやエクササイズプログラムを通じて、猫背の原因に対処し、正しい姿勢を回復させる効果的なアプローチが提供されます。治療だけでなく、カウンセリングや教育、生活環境の改善提案なども通じて、患者が継続的な健康な姿勢を維持できるようサポートされます。 総合的なアプローチにより、整骨院での治療は首猫背に悩む患者にとって有益であり、健康な生活への一歩を踏み出す手助けとなります。個々の状態に合わせた治療プランを整骨院で受けることで、患者は不快な症状から解放され、快適な生活を取り戻すことが期待されます。

2024.2.19

四十肩・五十肩について

皆さん、こんにちは!

 

馬込鍼灸整骨院の須永です。

 

通勤途中の道路沿いに梅の花が実っていて、春が訪れようとしているんだなと感じました。

まだ2月中は寒かったり、暖かかったりと気温の寒暖差が1月よりも出ているので以前のブログにも書いたように、自律神経の乱れから体調にも大きく変化を出してくるので生活リズムを一定にして過ごすことをお勧めします。

 

さて、今回は齢肩(四十肩・五十肩)についてお伝えしようと思います。

・齢肩(四十肩・五十肩)とは?

上記の四十肩・五十肩という呼び方は世間一般的に呼ばれている名前です。

正式名所は経験した方は、医師から言われたことあるかもしれませんが肩関節周囲炎と呼ばれています。

医学的にもこの肩関節周囲炎は原因不明と言われています。

40代50代に症状が多いことから四十肩・五十肩と呼ばれるようになりました。

原因不明と言われていますが、肩関節の周囲に炎症が起きているという事なので、その方の日常生活での持続的な負担や仕事での負担から炎症が起き、痛みに繋がっていると考えられます。

 

・私個人としての見解

今までや現在進行形で肩関節周囲炎の方達を診ていますが、共通しているのが皆さん痛みがあることで中々動かそうとしないことです。

痛み=動かさないという行動はとても良いことですが、肩関節周囲炎の際には動かさないは禁物です。

痛いからと言って動かさないでおくと、身体の反応として炎症の後は筋肉が固まってきます。その硬さが残ると痛くなくてもロックした様な感じで動かせなくなってしまいます。

そうするとその硬くなった筋肉をほぐすのに痛い思いをしてしまうので、症状が出てきたら動かせる範囲で動かしておくことをお勧めします。

しかし普通の肩の痛みで上記の事をしてしまうと悪化するだけなので、違いとしては夜中寝返りで痛くて目が覚めてしまったり、何も肩に負担をかけていないのに急な激痛により肩関節の可動域が著しく低下したりするものに関しては肩関節周囲炎の可能性が高いです。

普通の肩の痛みだと、運動をして痛くなったとかなにかしら原因がありますので、そのような際には安静にした方が改善のスピードは速いですね。

 

・施術をしていて反応が良かった所

これも完全に個人的な感想になりますが、筋肉的には大胸筋や肩甲骨周りの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・大円筋・肩甲下筋)菱形筋などが挙げられます。

当院のモルフォセラピーという骨格の矯正から診ると、胸椎・鎖骨・肋骨・肩甲骨・頚椎だと変化が大きく出やすかったです。

肩関節と肩甲骨は連動しています。更に肩甲骨は胸椎とも連動しています。

なのでモルフォセラピーにて胸椎の矯正を行っただけでも、来院時より可動域がアップしたり痛みが低下したりと反応が良かったです。

筋肉へのアプローチとモルフォセラピーを併用しながら、その時の患者さんの身体の変化によって施術内容も変えて行っています。

 

・肩関節周囲炎にならないためには

巻き肩になっている方に起きている感覚があります。

デスクワークで巻いてしまっている方や編み物などで細かい作業を前でする方など。

肩が巻いてくればくるほど、筋肉に対してもそうですが関節自体にも負担がかかり続け、急に激痛が襲ってきたりとしてしまうので、日頃からストレッチや猫背にならないように意識しておくことが重要です。

当院でインスタグラムも行っていて、そちらにストレッチ動画を載せているので気になる方は馬込鍼灸整骨院で検索してみてください。

なるべく早めに身体のケアをしておくだけでも、将来の自分に貢献できるので是非意識して取り組んでみることをお勧めします。

未来の自分が困らないように今のうちから頑張っていきましょう。

2024.2.16

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