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肉体労働やスポーツなどで疲労が蓄積していくと微小ではあるが疲労物質がたまっていきます。
それを仕事が忙しいや、部活が休めないなどで放置していると、疲労物質が溜まっていき
椅子から立ち上がる際や、遠くの物を取る為に無理な体勢になった際など、
中腰の体勢から何かをした時に急に来る痛みを皆さんはギックリ腰と言うはずです。
歩行の際にも痛みが走り、簡単な動作でも痛みが走り動けないほどの腰痛になってしまいます。
このギックリ腰は、腰の関節(腰椎)の捻挫になるのです。
では、ここで質問です。
みなさんは捻挫と言うと、身体の部位でどこの事を思い浮かべますか?
大半の方が、足くびか手くびを思い浮かべるはずです。
実際私もこの仕事の勉強をするまで、足の関節の怪我は捻挫しかないと思っていて、
お医者さんで捻挫と診断させたら大したことはないと勝手に判断していました。
なので、お医者さんの『処置も湿布をして1週間安静にしてください。』で、
2・3日は湿布を貼って、様子を見るだけでした。
その為なのか、捻挫に対して重傷なイメージを持てなかったのかもしれません。
皆さんは、いかがでしょうか?
しかし、足や手の捻挫は湿布をして冷やすのに対し、
大半の方は腰痛(ギックリ腰)になると湯船に浸かり温めてしまいます。
温めてしまうことで炎症が高くなります。
一時的には筋肉が緩むので良くなった感覚になるので動いてしまいます。
動いてしまう事で更に炎症が高くなり、よって筋肉が固くなりさらに悪化してしまうのです。
少し痛みがぶり返したので寝て回復を図る為に床に就き、痛めた翌日の朝に痛みのピークを迎え、
寝ている体勢から起き上がる事が出来ずに、学校や仕事を急遽休まなければいけなくなるのです。
治療院で働いていると、ギックリ腰で1番多いパターンです。
では、どうすればいいと思いますか?
簡単な事です。
そう。
痛めてしまったらすぐにアイシングをしてください。
アイシングができる状況になければ、帰ってからすぐにアイシングをして、
お風呂に入りシャワーだけにして湯船に浸からず体を余分に温めることなく、
お風呂から出たらもう一度アイシングして下さい。
アイシングのやり方は、氷のうか無ければコンビニのレジ袋でもいいので
その中に氷をいれて直接患部に当てます。
アイシングが終わって寝る際は、湿布を貼って寝て下さい。
アイシングの注意
①身体が冷えてしまって痛くなってしまったケース(冬場の屋外でスポーツ観戦など)は、
お風呂で一度身体を温めてから、アイシングをしてください。
②アイシングをしたまま寝ないでください。
③湿布は、消炎鎮痛薬の入っていない物を選んでください。
※消炎鎮痛薬は血液の循環量を上げる作用がある為、炎症症状が高くなる事があるからです。
2017.10.19