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皆さん、こんにちは。
最近の乾燥がひどい状態ですが、しっかりと水分は取れていますでしょうか?
水分の摂取が重要なのは、他のブログでも何回もお伝えしていますが、数字で確認すると更にリアリティーが湧くと思いますので、しっかり確認ください。
なぜ水分が重要なのか?
身体の中をめぐる水分が足りなくなるとどのような事が起きてしまうかご存知でしょうか?
それは、水分が不足すると身体がむくんでしまうのです。
『えー、水が足らないからむくむの~?』『水を取り過ぎちゃうとむくむんじゃないの~?』
そう思う方が多いと思います。
しかし、逆なのです。
人間の身体は、水分が足りないと今の身体の中にある水分を使って生命活動を維持しようとします。
水分の摂取量が少ないと、体内に残っている水分をより排出しない様にして最小限で抑えて、その結果、おしっこの量が抑えられてしまい浮腫んでしまうのです。
人間は1日に、どれぐらいの量の水分を身体の外に排出していると思いますか?
何もしなくても人間は呼吸をしているだけで水分を放出しています。
それが約400ミリリットル。
更に皮膚呼吸のために600ミリリットルの水分を失い、2つを合わせると1000ミリリットル失う形になるのです。
この皮膚呼吸は、あくまでも発汗は含まれていません。
なので、汗をかく環境下に居れば更に水分は失われていきます。
更に
尿や便からも水分を排出します。
健康な人は尿を約1200ミリリットル、便からは約100ミリリットル排出するのです。
合計で、2300ミリリットルは最低でも排出されるのです。
なので、単純に2300ミリリットルは摂取しないといけない計算になります。
もっと身体のことについて考えてみよう!
皆さんは、身体の中にどれぐらいの水分が流れているかご存知でしょうか?
良くコマーシャルなので、身体の60%は水分で出来ている等を見る機会は多いのではないでしょうか?
数字で見て行けばわかりやすいので、摂取する量の参考にしてみて下さい。
70㎏の成人男性ならば、約42リットル(42㎏)もの水分が体内に蓄えられている計算になります。
72㎏の人の体内には約42リットルの(42㎏)の水分が蓄えていて、その水分は血液を運んだり、細胞に栄養を運んだり、細胞からのいらなくなったゴミなどを回収します。
この循環は常に行われていて、体内をめぐる水分は常に綺麗な方が良いのです。
これは、言うまでもないですよね!
水分摂取量
単純ですね。
出ていくよりも取ればいいのです。
最低でも2000ミリリットル。
2000ミリリットルの水分は取っていないのが現状だと思います。
水を取るのも努力ですので、頑張って取りましょう。
2021.2.3
こんにちは!馬込鍼灸整骨院の大森です。
12月の寒さも強まってきた今日ですが、皆さんは体調を崩されてはいませんか?
体調を崩されている方は、寒さなどの寒暖差の影響だけではないかもしれません!
自律神経のバランスが取れていないからかもしれませんよ??
今回のブログではそういった自律神経と身体の関係について書いていきます!
そもそも自律神経って何のことを言うの?
人間の神経系は大きく分けると、中枢神経と末梢神経があります。
また、末梢神経の中に、体性神経と自律神経と分ける事が出来ます。
体性神経とは、自らの意思で動かす指令を出せる神経です。主に、筋肉などについて日常的に使う事が出来ます。
自律神経とは、
・自らの意思でコントロールする事が出来ない
・身体の内臓器を支配している神経
・種類がある
など、大きくまとめるとこのような機能を持っています。
また、種類の部分で言うと、
1、交感神経
2、副交感神経
の2つがあり、それぞれの機能を持っています。
では、この自律神経の2つが身体においてどのような機能を及ぼしているのかまとめていきます。
・交感神経は、
身体にとって戦う時、集中する時などに効果を発揮する神経です。
また、ストレスを多く感じた時にも活発になる神経です。
・副交感神経は、
リラックスしている時に活発になり、食べ物の消化、排泄、睡眠といった、身体の調整などにも大きく関与している神経です。
以上が主な機能になります。
普段の生活をしている時は、この2つの神経がお互いに作用したり、しなかったりしてうまくバランスを取り合っています。
ですが
ストレスを過剰にさらされたり、睡眠を十分にとれていない状態が続くと、身体は休息できていないのに動こうとして交感神経を活発にさせて、無理に動こうとします。
結果、イライラしたり、考える能力が落ちたりといった、悪循環を導くようなことが起こります。
ストレスに過剰にさらされている時は、自分がストレスを受けているのかも分からなくなっているケースが多いです。
なので、休息をきちんととる事は非常に大切になってきます。
休息とは、ただ身体を動かさないなどと言った事だけを指すのではありません。
それだけでもストレスは減っていくと思いますが、自律神経の機能的回復にはつながらないと思います。
自律神経が乱れるだけで身体の状態もかなり変わってきてしまいますね。
それだけ密接に関与しているので皆さん是非整えましょう。
また、運動を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
運動習慣の無い人では、大変かもしれません。がストレスを減らしていくためにもぜひ取り入れて頂きたいです。
最初は、10分間の有酸素運動(息が切れるくらいのきつすぎないランニング)週2回から取り入れてみて下さい。
それだけでも変わってくると思うのでやっていきましょう。
次回もお楽しみに\(^o^)/
Red Bullも運動を積極的に勧めています!!
よかったらこちらもご覧ください↓
https://www.redbull.com/jp-ja/work-out-exercise-improve-mental-health
2018.12.20
こんにちは、笠原です。
3月は江戸川河川敷のフルマラソンに参加しました。片道5kmを4往復のコースです。
平坦なコースなのでいい記録が出ると思っていたのですが、ものすごい強風にやられました(>_<)向かい風が強すぎて全然前に進みません!!
3時間15分くらいでゴールしたのですが、自己ベストから20分以上遅かったです(^^ゞ
マラソンは天候の影響が大きいのですが、風が一番嫌ですね。二番目は暑さで、雨や寒さの方がよっぽどマシです。
次のフルマラソンは秋になるので、しっかり練習を積んでおきます。
さて、前回のブログでもご案内しましたが、「馬込楽しく走る会」というイベントを開催しました。
みんなで楽しく走って、心身ともに健康になろうという趣旨で行っています。
運動するきっかけ作りや1人じゃなかなか走れない、仲間が欲しい、、、
という方は是非ご参加下さい。
ペースは1㎞7~8分くらいです。走るのはきついという方はウォーキングでの参加も可能です。
次回は4/24(土)の16時から行います。
ご希望の方は03-3778-7333まで。通院していない方でも大歓迎です(^^)
ガチで走りたい方は個別でいっしょに走る事もできますのでご相談下さい。
ハーフまでなら1㎞4分~7分くらいでペースを作れます!
今回のブログは、「起立性調整障害」についてです。
もしかしたら起立性調整障害かもしれません。
起きる時に体内で行う自律神経調節が正常に機能しない状態です。
自律神経とは内臓の働きなどに関係します。 起立性調節障害の場合、特に「血流調整の問題」が考えられます。
通常、人は起きる時に重力の変化に対応するため、血流バランスなどを自動で調節します。「起立性調節障害」はこれができなくなっています。
一般的には、生活習慣の見直しを言われることが多いです。
・早寝早起きを習慣化する
・急に起立しない
・水分と塩分の量の調節
などです。
重度の場合は、血圧を上げる薬が処方されます。
自分自身もそうですが、お子さんに薬を飲ませ続けるのは避けたいですよね。
当院では、背骨を中心に矯正をする、モルフォセラピーを専門に施術しています。
血圧などを調節する自律神経は、頚椎(首の骨)や仙骨(骨盤を形成する骨)のところに拠点があります。
その骨のズレを整えることで、自律神経が正常に働き、起立時の血圧調節もうまくいくようになります。
お悩みの方、馬込鍼灸整骨院にお任せください!
2021.4.16
どうも!
馬込鍼灸整骨院の大森です!
今回は「姿勢がもたらす身体の変化」というテーマでお伝えします。
皆さんも一度は自分の姿勢を気にされたことあるかと思います。
その姿勢が身体の機能にどのように影響を与えているのか、
また姿勢が悪いことでどんなデメリットがあるのかを知っていただければと思います。
姿勢が良いとどんないいことがあるの??
・呼吸がしやすい(肋骨と横隔膜の関係)。
・背中周りが柔らかいので肩こり、腰痛が少ない。
・肩こりから来る頭痛も減る。
・腰痛の緩和。
・立ち姿がきれいに見える
などが挙げられます。
続いて、
姿勢が悪いとどんなことが悪くなるの??
・肩甲骨が外側へ移動することによる、肩こり、腰痛、緊張型頭痛。
・姿勢が悪く見られ、印象が悪い。
↓
その肩こりによる大胸筋の収縮→肩が内側へ入ってしまう(肩をすぼめる)
↓
肩が内側へ入ることによって、背中の骨の動きがしづらい(胸椎の伸展制限)
背中の骨の動きがしづらいことによって肋骨の動きも悪くなります。
肋骨は呼吸をする際に動きます。(イメージ、胸が大きくなる、小さくなる)
↓
肩が内側へ入ることによる肋骨の動きの制限
動けないので呼吸がし辛くなると思いませんか??
また、姿勢が悪いと自律神経の働きも悪くなります。
自律神経の働きが悪くなると、こんなことも起こります。
・眠れない。(睡眠障害)
・緊張しすぎて疲れやすくなる。(リラックス出来ない)
・便の調子が定まらない。
・冷えやすい。
など起こってきます。
姿勢が悪いだけでかなり身体にとっては大きい影響を及ぼしていますね(^^;)
これらを改善するには???
と思われると思います。
改善は、
自分の姿勢がどのように悪くなっているかを把握することと、
運動(ジムでの筋トレ、お家での体操、ストレッチ、ヨガ)をし始めること
が大切になってきます。
自分の姿勢が悪いのは何が原因なのか、ということを把握しないと、改善すべき場所がわからないので継続して運動することができないからです。目に見える達成はあった方がやりがいがありますよね(笑)。
なので、目標を明確にしましょう。
続いて、運動です。
原因がわかったのであれば、取り組むことが明確になるので突き詰めることができるかと思います。
僕は、患者さんにお伝えするときは、まず、一個か二個からお伝えしていく方法をとっています。
また、当院では、モルフォセラピーという整体を行っています。
モルフォセラピーとは↓
背骨、骨盤をメインとして矯正をさせていただいています。
背中回りの矯正を行うことで、動きが出るとともにズレも整っていくので、身体の変化が出やすいです。(※個人差はあります)
矯正を行ったことで、眠りやすくなった、呼吸しやすい、背筋が伸びた気がするなどのお声をいただいています。
気になる方はぜひご連絡いただければと思います。
次回もお楽しみに(^^)/
2019.2.1
こんにちは!古谷です。
今回も前回の便秘パート1に引き続き便秘についてお伝えします。
今回は「栄養と便秘」、「なぜ?」疑問についてお伝えしようかと思います。
栄養の話に入る前に腸内細菌の話から始めます!
大腸の中には、1000種類100兆以上ともいわれる腸内菌(善玉菌や
悪玉菌)がいます。善玉菌は、主に小腸から送り込まれた糖の未消化物の分解をし、発酵させます。代表的な善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌です。
・主な働き
腸の運動を促して便通を良くします。
悪玉菌の繁殖を抑えます。
免疫力を高める働きがあります。
悪玉菌は大腸菌、腸球菌、ウェルシュ菌などがあります。悪玉菌はアミノ酸を分解し、有毒ガスを作ります。これは発酵ではなく腐敗です。ガスには悪臭があり、おならや便で排出されますが、ほとんどは吸収されて血液に溶け込みます。それらの有毒な成分は、肝臓で解毒されます。
この両方の菌のバランスは、抗生物質の使用や老化などで崩れます。
次に「栄養」についてお伝えします!
食物繊維の摂取不足が原因
食物繊維の摂取量を適正化することで症状が改善する。食物繊維の摂取目標量は、男性21g以上/日、女性18g以上/日です。
食物繊維とは?
「人の消化酵素で分解されない食物中の総体」と定義されている。水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維に分けられる。
水溶性は、果物や野菜に含まれるペクチン(細胞や組織を支えるもの)、昆布やわかめのヌルヌルの成分のアルギン酸(ミネラルと塩を形成し、ゆるやかなゼリー状となり細胞間隙を満たす)がある。
不溶性は、植物の細胞壁を構成しているセルロースやヘミセルロース、リグニンがある。カニやエビの殻に含まれるキチンも不溶性である。
食物繊維の吸収と働き
水溶性は、水に溶けやすく水に溶けるとゼリー状になる。働きは、小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果がある。コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値を低下させる。ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もある。食物繊維は低カロリーで肥満の予防になるので、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化(生活習慣病)などの予防にも効果がある。
不溶性は、水分を吸収して便の容積を増やす。便が増えると大腸が刺激され、排便がスムーズになる。有害物質を吸収させて、便と一緒に体外に排出する。腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らすことができる。
どちらの食物繊維も大腸内の細菌により発酵・分解され、ビフィズス菌の餌になるため善玉菌が増え、腸内環境が改善される。
食物繊維を多く含む食事
海藻類、野菜や殻類、豆類、キノコ類、芋及びでん粉類に多く含まれる。
特に納豆は水溶性と不溶性な食物繊維がバランスよく含まれている。
(例)こんにゃく、きくらげ、海藻類が多い、ひじき、切り干し大根、納豆
最後に「なぜ?」疑問についてお答えします。
便が詰まりやすい位置
腸の構造は、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸の4つの部位に分けられます。特に詰まりやすい部分が下行結腸とS状結腸です。お腹の左側です。腸の捻じれやすい部分だからです。
なぜ蠕動運動が弱くなるの?
便秘パート1でもお伝えしましたが腸の動きは蠕動運動(一定方向に動かす)で内容物の移送を行っています。
蠕動は、自律神経(副交感神経が動きを促進、交感神経が動きを抑制)に支配されています。神経堤に由来する迷走神経の節後繊維である。腸管神経叢(アウエルバッハ神経叢とマイスナー神経叢)が腸管の輪状筋及び縦走筋を支配している。このため意識的に蠕動運動を活発にさせることはできません。
我慢をせず、水分をしっかりと摂ることが大事です。
なぜ運動不足だと便秘になりやすい?
筋肉の緊張(長時間の同一姿勢)で、血流が滞って肩こりが起こるのと同じで、腸も運動不足だと硬くなって動きが鈍くなります。身体を動かすことで、腸も伸縮したり揺さぶられたり刺激を受け、血流も増え蠕動運動の活発化に繋がります。また、排便でいきむ時には、腹筋が関わります。運動不足で腹筋が衰えると、便を押し出す力が弱くなります。
運動と腸内環境と関係
腸管の重要なエネルギー源の1つである酪酸菌(全身の免疫機能を調整する)を生成する菌が運動することで増えるらしいです。アスリートなどの運動している人の方が、一般の人より多いとデータでも出ています。運動をすることで腸内環境が改善されます。
便秘改善に役立てて頂ければと思っております!
2022.5.17
こんにちは!
馬込鍼灸整骨院の大森です。
寒さも落ち着いて暖かくなってきましたね。
花粉症もひどくなってきた季節ですが、お身体がは崩されていませんか?
今回のブログでは、自律神経と食事と睡眠について書いていこうと思います。
まず始めに、自律神経と睡眠がどうか関わっているのかをご説明します。
そもそも人が睡眠に入るためには、心身共に落ち着いた状態になる必要があります。
その落ち着いた状態になるために必要なのが、自律神経のリラックスに特化した副交感神経なのです。
副交感神経は、脳の脳幹と背骨の1番下の部分である仙骨というところから、神経の枝が出ています。その神経の枝は、特に内臓器に多く分布しており、調整を行なっている神経です。
食事や排泄、睡眠といった人として自然的な働きは副交感神経が活発化している時に起こるものです。
人がリラックスしている状態の時では
・呼吸が深く出来ている
・筋肉に無駄な力が入っていない
・胃や腸での消化を助ける消化液の分泌の促進
などが挙げられます。
続いて睡眠についてご説明いたします。
そもそも睡眠の定義は??
まず睡眠は,人間や動物の内部的な必要から発生する,意識水準の一時的な低下現象である.これに加えて,必ず覚醒可能なことという条件をつけておくことにする.
(引用元:http://jssr.jp/kiso/hito/hito01.html)
眠ること、すなわち、周期的に繰り返す、意識を喪失する生理的な状態のことである。ねむりとも言う。体の動きが止まり、外的刺激に対する反応が低下して意識も失われているが、簡単に目覚める状態のこと、
(引用元:睡眠)
とあります。
意外と定義としては定まってはいないのですね。
この中でも周期的に繰り返す(睡眠リズム)に関してです。
基本的に睡眠は
レム睡眠
ノンレム睡眠
とで、分かれています。
この2つは、身体だけが休んでいるのか、身体と脳まで休んでいるのかの違いになります。
脳まで休むと、身体のなかで成長ホルモンが多く分泌されるようになります。
この成長ホルモンは一般的な印象だと、子どもが身長を伸ばすときに多く分泌され、必要と思われている方が大半だと思います。ですが、大人にとっても非常に大切なホルモンの一つなのです。
成長ホルモンは、大人になっても分泌はやめていません。ただ、子どもの時に比べて分泌量は落ちているだけです。日々身体の修復や代謝を促す重要なホルモンとして働いています。
睡眠に入るためには副交感神経を優位にする必要があり、その優位な状態を維持していかないとなりませんね。
次回はどうすれば維持できるか、食事はどう関わってくるのか、というところを書きます。
2019.4.8
みなさんこんにちは!
馬込鍼灸整骨院の須永です。
最近感染者がまた増え始めています。
熱中症対策でマスクを外すことが増えてきていて、慣れもあると思います。
自分の身や周りの大切な方にうつさないように今一度気を付け生活してみて下さい。
今回は自律神経というものについてお伝えしようと思います。
まず自律神経とは大まかに2種類の神経からなります。
交感神経と副交感神経です。
この2種類の神経の名前は聞いたことがあると思います。しかし自律神経が交感神経と副交感神経の総称の名前だというのは知らない方もいらっしゃいます。
これを見たら覚えて頂ければと思います。
自律神経の働きとは?
自律神経とは名前の通り、自律して働いてくれる神経です。
例えば循環・消化・排泄・呼吸・生殖などです。
これらは生命維持に必要な機能を調整しています。
自分の意志で循環を高めることは出来ないですし、消化の時間を早めることも、排泄までの時間を短縮したり、寝ている間に呼吸を止めたり早めたり、何もない時に興奮することは出来ないですよね?(出来る人はいないと思います)
もっと細かくお伝えすると、交感神経は身体を活発にさせる神経で副交感神経は身体をリラックスさせる神経です。
例えば交感神経は心臓の働きを活発にさせ、血管が拡張し血流量が増加して全身の臓器に血液が届きます。
副交感神経は胃腸の機能を活発にさせ、消化や吸収を促進させます。交感神経は心臓の働きを活発にさせますが、副交感神経だと心臓の働きを抑え身体を安静に保ちます。
このことから日常生活に当てはめると、仕事をしたり運動を行う場合は交感神経が働き、食事をする時や睡眠をとる際には副交感神経が働くようになっています。
その他にもホルモンの分泌や免疫機能にも働きかけています。
自律神経が乱れる原因とは?
自律神経(交感神経・副交感神経)はお互いにバランスを保っています。
どちらか一方が働きすぎてもいけません。
その原因としてストレス・生活習慣の不規則・過労・人間関係のトラブルなどがあります。
適度なストレスであればいいのですが、大きな負担となると乱れる原因に繋がります。
例えば嫌なことが続いたり、早く寝る日もあれば夜更かしをする日もあれば、徹夜が多くいつも終電で帰ったり、仕事や友人間でのいざこざがあったりします。
女性の場合は乱れてしまうと、月経周期にも影響を及ぼしてしまいます。
酷い方だと無月経になることもあります。
40代を越え、更年期に入る方も要注意です。
ホルモンバランスが変化してくるので、自律神経も乱れやすくなります。乱れた影響で様々な不調をきたす事もあります。
どうすれば自律神経は落ち着くの?
まずは生活習慣を一定に保つように意識してみて下さい。
すぐには変化しませんが、乱れやすくはならないのである程度同じ時間で寝て、睡眠時間も同じ時間とり、同じ時間で起きるようにして下さい。
長い目で見れば、適度な運動も関わってきます。ウォーキングでも構わないので、30分以上動く事が大切です。
即効性を求めるのであれば、整体や鍼灸などで身体自体の調整を行ってあげたほうが良いと思います。
自分で行う事だと、ある程度期間が必要になる為即効性はありません。
しかし身体自体の調整を行えば、硬くなっている筋肉や骨格のズレ、経絡の流れを確認して滞っている部分を改善してあげるだけでも楽にはなります。
是非お近くの整体院や鍼灸院に足を運んでみて下さい。
まとめ
交感神経と副交感神経については少しでも理解出来ましたか?
なんとな~く知っているだけだと、いざという時に対処が出来ませんし、アドバイスを送ってあげることも出来なくなります。
自分の身を守るだけでなく、周りの方を救ってあげることも出来るので、少しでも身体の事に興味を持ち、生活して頂けると幸いです。
2022.8.8
どうも!
馬込鍼灸整骨院の大森です。
前回までの↓
今回のブログでは
自律神経の維持、腸内環境、食事について説明していきます。
先ず、腸内環境です。
腸内環境とは、小腸・大腸の中の状態を指しており、主に胃で消化された食べ物が送られてくるところでもあります。
腸内環境を考えるうえで、大切になるのが「腸内フローラ」になります。
「腸内フローラ」とは、簡単に説明すると、腸内の細菌が集まってグループを作りそこに住み着いている状態です。電子顕微鏡で観察すると、お花畑のように見えることから「フローラ」と名付けられたそうです。
腸内フローラは主に3つの細菌によって構成されています。
・善玉菌
・悪玉菌
・日和見菌
の3つになります。
善玉菌・・・・・腸内を酸性にしたり、悪玉菌の繁殖を抑える働きがあり、腸内環境を整えます。
悪玉菌・・・・・腸内をアルカリ性にしたり、増殖するとガスを溜めたり下痢を起こしたりします。
日和見菌・・・・・基本的には活動はしていないが、善玉菌・悪玉菌、とちらか多い方の協力をする菌です。
こういった意味合いがあります。
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7
の割合で腸内にいると言われています。
日和見菌の役割が、どちらか多い方の協力をすると書きました。割合から見ても善玉菌の見方をするのではないの?
と思う人もいると思います。腸内環境が整っていない方は、善玉菌の割合が少なくなっており、お腹周りの不調を訴える方が多いと思います。
腸内環境を整えるためにも
善玉菌を増やすことは非常に大切になります
また、腸内フローラが整うことにより、睡眠の質も変わってきます。
腸は「第二の脳」といわれるほど大切な器官です。
睡眠に必要なホルモンである「メラトニン」は腸内で生成される「セロトニン」を使って大量に分泌されます。
そのセロトニンは、腸内で生成される物質を材料として生成されます。
腸内フローラが機能を保てていないと、セロトニンの分泌量が下がり、メラトニンの量も減ってきます。
メラトニンの量が減る事により、睡眠の質も損なわれてしまうのです。
睡眠は自律神経の機能を発揮するうえでとても大切な要因の一つとなりえるのです。
腸内フローラを食事から変えていくには、
乳製品・・・・・チーズ、ヨーグルト(乳酸菌やビフィズス菌を多く含んだもの)など
発酵食品・・・・・味噌、醤油、お酢、納豆、キムチ、など
食物繊維・・・・・穀類、ゴボウ、トウモロコシ、タケノコなど
これら以外にも多くの食品があります。
バランスよく摂取していただけるといいと思います。
また、偏った食生活(ジャンクフード、バランスを考えていない食事など)を送らないことも重要です。
偏った食生活になりますと、悪玉菌が繁殖しやすい状態になりますので、ご注意ください。
いかがでしたか。
これを機に食事も見直して快適な生活を目指していきましょう。
2019.4.29
皆さんは、こんにちは。
酷い寒さが少し落ち着き始めてきましたが、まだまだ寒くて、しかし温かい日が増えてきており、そうなると花粉症がひどくなるのですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
そんな花粉症が酷くなると一緒に出てくるのが肌荒れになります。
患者さんの中に肌荒れがひどくなって悩んでいると相談されて、色々調べてみると脂漏性皮膚に行きつきました。
中々治りが悪く、原因が不明と言う事もあり判明に時間がかかるのと、病名が分かった後でも対応に時間が有する疾患です。
なので、今回のブログは脂漏性皮膚炎と言う疾患をご紹介しますので、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
脂漏生皮膚炎
脂漏生皮膚炎とは、好発部位は頭皮が主になっていて、赤みがかった発疹が出たり赤いポツポツとした発疹が出たりします。
皮脂が出やすい好発部位は頭皮が多く、その他は顔のおでこや鼻の頭や鼻の脇などで、背中と腕の脇・胸部などに出やすいです。
症状が頭皮に出た場合、初めはフケと間違えてしまうことが多く、次第に痒みも併発します。
一般的には汗疹やシャンプーの洗い残りなどのかぶれ症状に似ていますが、中々治りが悪かったり、治ったのにすぐに再発すると場合は脂漏性皮膚炎を疑ってみましょう!
年齢や性別は?
発生しやすい年齢は生後2週から12週と乳児から、思春期から40代と幅は広くなったいます。
男女比は、男性に多く見られる事が多いみたいです。
お越しになっている患者さんで発症しているのは女性の方が2名ほどいらしゃいますが。
乳児の発症では細菌に感染していなければ自然に治る事が多いですが、成人で発症した場合は慢性化するとケースが多いのも厄介ですよね!
原因
原因に関しては決定的なものは無く、複数の要因が重なり発症すると考えます。
1、入浴の頻度不足や洗顔不足
2、人間の皮脂が好きなマラセチア菌と言うカビ「真菌」の増加
3、自立神経の乱れ「寝不足など過度なストレス」
4、食生活の乱れ
になります。
原因不明の疾患はどれも似た様な原因になりますね。
体の状態が悪くなるのと一緒で、自律神経神経の乱れはどんな事にも悪影響を引き起こしますね。
治療法
治療方法は最初に保湿の目的の塗りぐすりをつけますが、それでは効果が少ない事が多いので弱いステロイドの入っている塗りぐすりから初めて、治りの段階に応じて徐々にステロイドの量を増やしていく流れになります。
他の原因で、マラセチア菌が原因の場合はこの真菌の排除をしなければ改善しないので、抗真菌薬の塗りぐすりを使用していきます。
このステロイドと抗真菌薬入りの塗りぐすりはなるべく早く終わらせる方向にしているのですが、慢性化しているケースが多く早く薬を終わらせてる事ができないのが現状です。
整骨院からのアドバイス
整骨院からのアドバイスは、栄養面でお肌の症状を抑えて下さい。
脂漏性皮膚炎には、ビタミンB2とB6が大きく関わっていると言われていますので、脂漏性皮膚炎の方以外でも、肌のトラブルの方にはオススメです。
ビタミン6が多く入っている食材
僕のオススメは焼き芋です。
魚の赤身などにも多く含まれていますが、僕がオススメは焼き芋です。
理由としては植物性のタンパク質なのと、食物繊維も豊富で満腹感も得られる事が要因です。
焼き芋を食べ際の注意点は、水分を多く摂る様にして下さい。
お腹張りを引き起こし、お腹が苦しくなってしまいますので。
他かにはカブの漬物「発行食品の為」などもオススメです。
ビタミンB2が多く入っている食材
納豆やブロッコリーに多く入っております。
ビタミンの入った食材を摂る際に、優先的にしてもらいたいのは1番目は植物性、2番目発酵食品、3番目は乳製品を選ばないです。
お肌のケアは、外からも中からも大切なので、この春はしっかりケアしていきましょう。
2023.3.6
みなさんこんにちは\(^o^)/
加島です。
前回の私のブログでは『呼吸の大切さ』についてお話ししました。
ですので今回は『熟睡、爆睡のための呼吸法』をご紹介いたします。
これからご紹介する4つの『根来式呼吸法』を実践する事で、睡眠の質を決定づける最初の90分間のりが大きく改善します。
下腹部呼吸法 ~セロトニンを増やす~
副交感神経を高め、睡眠ホルモンであるメラトニンの原料セロトニンの分泌を増やす呼吸法です。
日中、仕事の休憩中などに行い夜に備えてセロトニンを増やしておきいましょう(*^^)v
ちなみに、太陽にあたるだけでもセロトニンの分泌量は上がります!
① 口をすぼめて、下腹部の筋肉事ぼるように凹ませながら、息を口から吐き切る
② 下腹部の筋肉をゆるめ、鼻から自然に息を吸う
③ もう一度口をすぼめて、下腹部の筋肉を意識して凹ませながら、ゆっくりと口から息を吐く
④ ②と③をゆったりとしたリズムで5~20分程度繰り返す
※この呼吸法は鼻から吸って口から吐きます!
4・4・8呼吸法 ~不安やストレスを取り除く~
年齢と共に老化していく副交感神経を優位にする呼吸法です。気持ちが高ぶって眠れない時は、
寝る前のタイミングでこの呼吸法を行い、不安やストレスを取り除きましょう!
① 姿勢を楽にして座り、おへその上に軽く手を置きます
② 2~3回呼吸をしたあと、息を吐き切る
③ 4秒かけて鼻から息を吸う
④ 4秒息を止める
⑤ お腹を絞るようなイメージで8秒かけて鼻から息を吐く
⑥ ③~⑤を5分間繰り返す
リンパ呼吸法 ~疲労とむくみをリセット~
老廃物を流し、疲労やむくみを解消する呼吸法です。忙しかった1日の締めくくりにピッタリです。
毎晩の習慣にすれば、疲労を溜めこまず、朝の目覚めもスッキリです!
① 全身の力を抜いて、膝を曲げた状態で仰向けに寝る
② 息を軽く鼻から吐き切る
③ ゆっくりと鼻から息を吸い、お腹を大きく膨らませる
④ お腹を凹ませながら、吸った時間より長めにゆっくりと鼻から息を吐く
※ゆっくりと自分が心地よく感じるだけ行いましょう!
ドローイン ~睡眠時の成長ホルモンを助けるために~
ドローインは呼吸によるエクササイズで、呼吸筋である横隔膜だけでなく、インナーマッスルである
腹横筋も鍛えてくれます。
夕方から夜にかけて行うと成長ホルモンが分泌され、睡眠時の成長ホルモンを助けます。
① 背筋を伸ばして、鼻からゆっくりと大きく吸い込む
② 息を止めてお尻に力を入れる
③ 鼻から息をゆっくり吐きながら、お腹全体を絞るように凹ませる
④ お腹を最大限凹ませたまま30秒間キープする。その時、呼吸を止めるのでなく
浅い胸式呼吸を繰り返します
⑤ 脱力する
※ドローインは交感神経を刺激する為、ドローイン後は必ず4・4・8呼吸法で
副交感神経のスイッチを入れる事を忘れずに(●^o^●)
参考文献 「ハーバード&ソルボンヌ大学 根来教授の超呼吸法」
みなさん是非実践してみてくださいね\(◎o◎)/!
この呼吸でお悩みが改善されない方は、背骨のズレが原因かもしれません。
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宜しくお願いします。
2019.7.27