治療事例
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20代 男性
東京マラソンに当選したことをきっかけに走り始めました。
1月中旬、長距離を走った後から膝の外側に痛みを感じるようになりました。
1週間走らずに様子をみたが、痛みは変わらずに整形外科を受診し、「腸脛靭帯炎」と診断されました。
湿布をして安静にと言われ、そこから1週間経過しても症状はなかなかよくならず、当院を受診されました。
腸脛靭帯炎とは、その名の通り膝の外側に付いている腸脛靭帯の炎症です。
走りすぎて起こるものなので、確かに走らないで安静にしていれば良くなっていきます。
しかし、それでは3月3日の東京マラソンに間に合いません。
早く改善するには、腸脛靭帯炎が起きている原因を探り、その治療をするのが1番です。
検査をすると、骨盤の歪みがみられ、それが原因で臀部から腸脛靭帯が過緊張を起こしていました。
治療はまずモルフォセラピーで矯正をし、手技で過緊張を緩めていきます。
ストレッチやトレーニングをお伝えし、自宅でも行ってもらうようにしました。
本番まであと3週間あるので、何とか間に合うとは思います。
楽しく完走できるようにしっかりとサポートしていきます!
2019.2.7
毎回フルマラソンの後半に失速してしまうのが悩みという患者さん。
この方に限らず、後半ガクッとタイムを落としてしまう方は多くいます。
それには様々な理由があります。
フォーム、筋力不足、持久力不足、オーバーペース、目標タイムと実力の差、天候、体調、コースレイアウト、調整ミスなどなど。
この方の場合は、オーバーペースとオーバープロネーションによる下肢の筋疲労が考えられました。
オーバーペースに対しては、前半調子がいいとこのまま走れそうな気がするので、そこを我慢して設定タイムを守る事。
オーバープロネーションに対しては、矯正用のインソールを処方して使ってもらいました。
その結果、なんと自己ベストを更新する事ができました(^^)
もちろん、患者さんの日々のトレーニングやレースでの頑張りがいい結果に繋がったのですが、
「インソールの効果もあって後半失速せずに粘れた」
との言葉を頂け、少しでもお役に立てた事がとてもうれしく思います。
2019.1.31