治療事例
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30代男性 西馬込在住
ある日急に左膝が痛くなり、気が付くと腫れて、熱を持っていました。
歩いたりしゃがんだりも痛いのですが、立て膝や何かにぶつけてしまった時には激痛が走ります。
本人は急に痛くなって原因もわからないとの事でしたが、よく話を聞くと、
1ヶ月前にフルマラソンを走りその後から3日くらい痛みがあったようです。
調子も良くなり、腹筋を鍛えようとして膝をついた状態で腹筋ローラーをしたら、
翌日に膝が痛くなってしまったみたいです。
膝の下にクッションを敷いておけばよかったのですが・・・
膝の状態を診ると滑液包炎が疑われました。
滑液包という関節の動きを滑らかにする役割を持つ関節の周囲にある袋が、
度重なる圧迫や過剰な摩擦、打撲や捻挫などの外傷によって炎症を起こすものです。
治療は、先ず腫れや熱感を引かすようにアイシングをします。
そして手技にて膝に対して圧をかけて治癒を促進させ、包帯固定を行います。
この圧迫固定がとても重要で、これにより腫れの引きが早くなります。
2週間程度固定をして、その後はテーピングに変えてウォーキングから始めていきました。
初回来院から1か月後のフルマラソンにどうしても出たいとの事でしたので、
この間は走らずウォーキングだけにしてもらい、マラソン当日は途中で少し痛みは出たけれど無事に完走できました(^^)
2018.10.11