治療事例
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50代女性 西馬込在住
趣味でテニスを週3~4回しているそうです。
ある時から肘の外側に違和感が出てきたけど、そのうち消えるだろうと放置していました。
違和感がだんだんと痛みに変わってきて、ボールを打つことが辛くなり来院されました。
テニスをしていて、肘の外側に痛みがあるというと疑われるのは外側上顆炎です。
特徴的な症状は、タオルをしぼったり物を持つ時などに痛みが出ます。動かしたり力を加えなければ痛みはありません。
この方もこれに当てはまり、トムゼンテストや中指伸展テストという疼痛誘発検査でも痛みが出たため、外側上顆炎と判断しました。
テニス肘といいますが、テニスをしていなくてもなります!
料理・力仕事・パソコンなどで繰り返し負荷をかけると起こります。
手首や指を動かす筋肉が肘の外側から出ているため、手や指を使いすぎる事でその付着部に痛みが出てしまうのです。
使い過ぎで起こりますので、まず大事なのは当たり前ですが痛いことをしないという事です。
しかし、この方のようにテニスをずっと続けている方は痛くてもやってしまう場合が多いですね(^^ゞ
治療をしっかり行えば早く治るし、テニスを休む期間も短くて済みます。
肘や前腕部の治療はもちろんですが、首や肩、背中の治療も行います。
肩まわりの動きが悪く患部によけいに負担がかかっている場合もあり、背骨のズレで神経の働きがうまくいっていない場合もあるためです。
モルフォセラピーは外側上顆炎や内側上顆炎(肘の内側が痛くなるもの)にも高い効果があります。
この方は完全には休まずに、頻度と強度を減らしてテニスは続け、治療はなるべく毎日来てもらい、1ヶ月程度で今までのようにプレイできるようになりました。
2019.1.24