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皆さん、こんにちは!
馬込鍼灸整骨院の須永です。
真夏は過ぎ、朝夜は少し気温が下がるようになってきましたが、まだまだ暑さは残りますね。
コロナも第9波と言われるぐらい猛威を振るっているので、体調管理には気を付けてお過ごしください。
さて、今回は夏バテという言葉は耳にしたことがあると思います。
この夏バテに対してお伝えしていこうと思います。
今回お伝えする内容は当院で行っているモルフォセラピーの考えからお伝えします。
まず夏バテとは?
ネットからの記事を少し引用します。
身体がだるい・食欲がない・疲れやすい・寝不足などの夏の暑さによる体調不良の総称との事です。
皆さんこの夏はいかがでしたか?
何かしら身体の変化はあったんじゃないかと思います。
なぜ夏バテになるのか?
なぜと聞かれえると上記にも書いたように夏の暑さで出るものじゃないの?となるかもしれませんが、モルフォセラピーの考えからだと少し違います。
骨格のズレがある人がなりやすいものでもあるのです。
どういうことかというと、人間は体内の温度を一定に保とうと汗をかいて熱を放散させています。
それを行っているのが自律神経と言う交感神経と副交感神経です。
室内外の差が頻繁に変わると自律神経の働きが乱れるとも書いてあったりしますが、それもそうなのですがそもそも骨格がズレていると働き自体がより働けなくなってしまうのです。
交感神経と副交感神経は背骨の位置から出てきます。
その背骨がズレて神経を圧迫したり、脊椎静脈叢がうっ血して周りの神経を圧迫したりすると神経自体の働きは低下してしまいます。
低下した状態で体温調節が上手くいかず熱が体内にこもり夏バテの症状が出たり、熱中症になったりもします。
骨格のずれというのはどの場所がズレるのか?
頭から順に表記します。
・頭蓋
・頸椎
・肩甲骨
・鎖骨
・肋骨
・胸椎
・腰椎
・腸骨
・仙骨
自律神経の働きが低下するとなぜバテてしまうのか?
まず自律神経と言うのは身体のオン・オフと言ったスイッチみたいな役割があります。
交感神経は身体を活動させる働きがあり、副交感神経は身体をリラックスさせる働きがあります。
汗をかくときは血管が拡張して血流量を増加させて熱を外に逃がそうとします。(副交感神経)
逆に血管が収縮すると血流量は低下して、熱は外に逃げなくなります。(交感神経)
この働きを踏まえたうえで、骨格のズレがあると交感神経と副交感神経自体の働きが上手く行えず、行えないことでそもそも熱を外に逃がすことが出来なかったりだるさや食欲不振や疲れやすいといった症状が出てしまうのです。
ではどうすればよいのか?
骨格のズレはご自身での矯正は難しいと思いますが、当院で行っているモルフォセラピーはセルフケアも簡単に行えます。
ネットでモルフォセラピーと検索して頂くと、協会のHPが出てくると思うのでそちらから認定されている治療院が調べられるので、お住いの地域にあるかどうか先ずは確認してみて下さい!
一度モルフォセラピーの施術を受けて頂き、整った状態を維持しやすくするためにそこの先生からセルフケアのやり方を教えてもらい日頃ご自身でのケアを行っていただくと良いと思います。
モルフォセラピーの考えで、骨格のズレは化学物質や放射線といったものからズレてくると考えられています。
日頃皆さんが口にしている食べ物にはほとんど含まれています。
それを摂取しないようにしようとすると、サバンナやアフリカ・アマゾンといった自然が100%の所で生活しなければなりません。
さすがにそうすることは出来ないので、この記事を読んでいただいたら意識を是非変えてみて高齢社会になっていくこの先でもいつまでも健康な状態で居続けるためにも行ってみて下さい。
2023.9.16
秋に身体の不調を感じることは一般的です。以下は一般的な秋の不調とその対処法ですが、具体的な症状や健康状態によって異なることがあります。
・風邪やインフルエンザ:秋は風邪やインフルエンザの季節です。予防のためにワクチン接種を検討し、手洗いやマスクの着用などの感染予防対策を取りましょう。
・乾燥した肌や喉:秋の空気が乾燥することがあり、肌や喉に影響を与えることがあります。保湿クリームを使用し、適切に水分を摂りましょう。
・アレルギー症状:秋には花粉やカビなどのアレルゲンが増えることがあり、アレルギー症状が出やすくなります。症状を和らげるために薬物療法やアレルギー対策を検討しましょう。
・季節の変わり目の体調不良:気温の変化や湿度の変化に体が適応するのに時間がかかることがあります。適切な服装や食事、睡眠を心掛けましょう。
・メンタルヘルスの影響:秋は日照時間が減少し、気分が落ち込みやすい季節でもあります。運動やリラクゼーション法を取り入れ、メンタルヘルスに気を配りましょう。
・日光不足によるビタミンD不足:秋になると日照時間が減少し、ビタミンD不足が起こりやすくなります。ビタミンDサプリメントを考慮し、食事でビタミンDを摂るように心がけましょう。
・運動不足:運動不足は健康に影響を与えることがあります。室内での運動やジムに通うなど、適度な運動を継続しましょう。
・栄養バランスの乱れ:秋は収穫の季節であり、新鮮な季節の食材を摂る良い機会です。バラエティ豊かな食事を心がけ、充分な栄養を摂るようにしましょう。
・ストレスや季節的なうつ病:季節の変わり目や日照時間の減少はストレスや季節性のうつ病を引き起こすことがあります。ストレス管理の方法や必要な場合は専門家の支援を受けることが大切です。
・周囲の環境変化:秋には気温や湿度の変化があるため、体調に敏感な人はこれに注意を払う必要があります。適切な服装や環境への適応を心がけましょう。
「食欲の秋」という言葉は、秋が美味しい食べ物が豊富に収穫される季節であるために使われます。具体的な理由は以下の通りです。
・収穫の季節:秋は多くの野菜や果物、穀物が収穫される季節です。これらの新鮮な食材は味が豊かで栄養価が高く、食欲をそそります。
・美味しい季節の食材:栗、かぼちゃ、りんご、ぶどう、キノコなど、秋に旬を迎える食材は多彩で、季節ごとの特別な味わいが楽しめます。
・秋のイベントと食事:ハロウィン、感謝祭、クリスマスなど、秋から冬にかけて多くの祝祭が行われ、家族や友人との食事が楽しまれます。
・涼しい気温:秋は夏の暑さが和らぎ、食事を楽しむには快適な気温です。暑さや寒さがないため、食事がより楽しいものになります。
総じて、秋は新鮮な食材や特別な食事の機会が多く、人々が美味しい食事を楽しむ季節として「食欲の秋」と称されています。
しかし食べ過ぎることは身体や健康にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。以下は食べ過ぎると起こりうる問題のいくつかです。
・体重増加: 過剰なカロリー摂取は体重増加の主要な原因です。長期間にわたり、過度な体重増加は肥満を引き起こす可能性があり、肥満は健康問題のリスクを高めます。
・消化不良: 過度な食事は胃や腸の負担を増加させ、消化不良や胃もたれなどの不快な症状を引き起こすことがあります。
・心臓病リスク: 高脂肪、高塩分、高糖分の食事を続けることは、高血圧、高コレステロール、糖尿病などの心臓病のリスクを高める可能性があります。
・代謝異常: 過剰な食事が持続すると、代謝異常が生じ、体脂肪の蓄積やエネルギーの正確な調整に問題が生じることがあります。
・睡眠障害: 大量の食事を摂ると、睡眠時の不快感や胃の不調から睡眠障害を経験することがあります。
・精神的な影響: 過食や食べ過ぎは精神的なストレスや罪悪感を引き起こすことがあり、食事と感情の関係に悪影響を及ぼすことがあります。
過度な食事は健康に害を及ぼす可能性があるため、バランスの取れた食事と適切な食事量を心がけることが大切です。
秋に太りやすいと感じる人も多いですが、その理由はいくつかの要因によるものです。以下に、秋に太りやすい理由とその対策を詳しく説明します。
・食欲が増す: 寒さが増し、体がエネルギーを必要とする時期でもあるため、秋になると食欲が増しやすいです。特に、秋の季節に収穫される季節の食材や、温かい料理が誘惑となり、食べ過ぎが起こりやすいです。
対策: 食事を適切な量に抑え、バランスの取れた食事を心がけましょう。野菜やフルーツを豊富に摂り、過剰なカロリー摂取を防ぐために注意を払いましょう。
・運動不足: 秋は寒くなり、屋外での運動が減少しやすい季節です。これにより、体の活動量が減少し、カロリーを燃焼しにくくなります。
対策: 運動習慣を維持するために、屋内でのエクササイズやジムでのトレーニングを検討しましょう。また、秋の美しい景色を楽しみながらアウトドアでの運動も行えます。
・忙しい季節: 学校や仕事が再開し、忙しい日々が戻ってくることが多いです。時間の制約から、食事の準備や健康的な選択が難しくなることがあります。
対策: タイムマネジメントを工夫し、健康的な食事を計画的に摂るように心掛けましょう。食事の準備を前もって行うことや、バランスの取れた食事を提供するレストランを利用することができます。
総括すると、秋に太りやすいと感じる人もいますが、適切な食事管理、運動、時間管理を行うことで、健康的な体重を維持することが可能です。個人のライフスタイルに合わせて調整し、冬に向けて健康的な状態を維持しましょう。
2023.9.6
こんにちは!馬込鍼灸整骨院の古谷です。
今回は「姿勢」についてブログを書こうと思います。皆さんも姿勢について一度は考えたことがあると思います。
姿勢が奇麗だったら、姿勢さえ良かったら、姿勢のせいで症状が出ているとか、色々な部分で「姿勢」を理由つけていませんか?分かります。姿勢を良くしたいですよね。
でも、「何が正しい姿勢なのか分からない...?」とよく患者さんから聞かれます。患者さん自身が、姿勢=正しい姿勢を理解できていません。理解できていない状況では姿勢を変えることは難しいです。
今の姿勢はあなた自身の人生だと思って下さい。あなたの人生を鏡で映している状態です。一度人生を振り返ってみて下さい。
振り返ってみてどうでしたか?
姿勢を意識して人生を送っていましたか?なかなか意識して送ってきている人は少ないと思います。言いたいことをハッキリと伝えます。
姿勢を簡単に改善できると思わないで下さい!
姿勢を変えるためにはあなた自身の偏った姿勢を知り、その姿勢を正すために意識を変革する必要があります。その部分の手助けができればと思い今回のブログを書こうと思いました。お付き合い下さい!
一つだけ頭の片隅に入れてほしいことがあります。自分にとって楽な姿勢が良い姿勢(楽な姿勢=良い姿勢)とは限りません。では、姿勢について(何回かに分けて)お伝えします。
まずは姿勢とは何か?についてお伝えします。
〇そもそも正しい姿勢とは?~姿勢の定義と不良姿勢~
正しい姿勢をとることは、正しい運動パフォーマンスを発揮することを可能とし、身体の不調を軽減することに繋がります。つまり正しい姿勢とは、美姿勢(奇麗に見せる姿勢)ではなく機能的な姿勢(自然に無駄な力が入らない姿勢)のことを言います。
姿勢の定義→「姿勢とは、体位と構えのことを指し、それぞれの動きに対応する身体部分の相対配置であり、身体を支える独特の形態である」と定義されています。
体位とは?
身体の前額面・矢状面・水平面などの基本面が重力方向に対してどのような方向にあるかを指します。例えば、立位、座位、臥位などのことです。
構えとは?
頭部・体幹や四肢の体節の相対的な位置関係を指します。例えば、骨盤が前方に傾いている場合、骨盤は前傾位などと表現します。
不良姿勢とは?
皮膚、結合組織、筋・筋膜、関節など障害があると、正しい姿勢がとれなくなります。
これを不良姿勢と言い不良姿勢のきっかけは、日常生活のクセや無意識のうちに身についた動かしやすい運動方向への反復動作、同じ姿勢をとり続けることで筋肉が緊張し、収縮した状態が持続してしまうことです。
特に、全身の筋や筋膜のインバランスが少しずつ身体への負担となり、体節の配列が不良となっていき、不良姿勢が身につくことになるのです。その不良姿勢による負担が大きい程、筋・筋膜のインバランスが悪くなり関節に異常が起こります。
それに伴って不快感や痛みを訴えるのです。どのように筋・筋膜のインバランスが原因で生じてしまっているのかを知ることは正しい理想的な姿勢を取り戻すうえで非常に必要なことなのです。
2023.8.17
ランニングをしていて、いつもより疲れやすい、すぐ呼吸がゼーゼーする、普段なら走れるタイムで走れない、などの不調がある場合、もしかして貧血かもしれません。
血液中の赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素) 濃度が 減少した状態を貧血といいます。基準値の下限は男性で は14g/dl、 女性では12g/dが目安です。
ランニング障害と して生じる貧血は、ほとんど鉄分が不足した貧血(鉄欠乏 性貧血)です。原因として、鉄の汗中への喪失、足底への 機械的な衝撃による毛細血管内での赤血球破壊、誘発さ れる胃腸障害により胃腸からの出血、鉄の摂取量不足など があります。 トレーニングの強度が強く、かつトレーニング時 間が長いほど、 また、大量に汗をかく夏に貧血になりやすい ことが知られています。
ヘモグロビンは肺から取り込んだ酸素と結合し身体の各 組織に酸素を運ぶ働きをします。したがって、有酸素運動 であるランニングでは軽い貧血でもパフォーマンスの低下に 直結します。 貧血になると以前のベースで走れない、 トレー ニングがつらい、記録の低下、疲れやすいなどの症状が生 じます。 このように貧血を疑った場合には医療機関を受診 して血液検査を受けることが必要です。
貧血と診断された場合には、練習内容の変更と薬物治 療が必要になります。 貧血が改善して血中ヘモグロビン値 が正常になるまでは、息の上がらない程度のランニング強 度に留めます。 また、疲労回復が遅れますので、 トレーニン グ時間の短縮や休養期間を長めに取るなどが必要になりま す。 薬物治療は鉄剤の内服が原則です。 治療中は定期的 血液検査を受けて治療効果を見ていきます。血中へモグ ロビン値が基準値になった後、 再発の予防のためさらに3カ 月程度服用し、 貯蔵鉄 (体内に蓄えられている鉄分)の回 復が必要です。ランナーではより多くの鉄分を摂り貧血を予 防する必要があります。 また、貧血になる人は鉄分だけでな て、栄養のバランスがよくないことが多く食事内容を見直すことも必要 です。
なお、検査で貧血が認められた場合には、ランニングによ るものと決めつけずに、 それ以外に原因となる病気が無いことを確認する必要があります。 頻度の高い原因として、消 化管からの出血(胃や大腸の潰瘍やがん、寿) や女性の場合の婦人科疾患 (月経過多や子宮がん)があります。
鉄分不足の原因は?
・偏食・ダイエットによる鉄分の摂取不足
食事量が減ると鉄の摂取量も不足しがちになるので貧血を起こしやすくなります。
ダイエットの食事制限や食が細くなる高齢者は気をつけましょう。
・成長期や妊娠・授乳期など鉄分の需要増加
成長期や妊娠・授乳期は、体が必要とする鉄分の量が増えます。結果的に、通常の摂取量では不足することになります。
・月経・痔・子宮筋腫などが原因の出血過多
出血が続くと鉄分が不足してしまいます。
※女性は月経による出血で貧血になりやすいだけでなく、もともと男性より体に貯えられる鉄が少ないので日頃から意識することが大切です。
鉄不足には日頃の食事改善が基本です!
まずは、規則正しくバランスのよい食生活による鉄分の摂取に気を配ってください。鉄分は肉や魚類などに多く含まれる「ヘム鉄」と、野菜や海藻、貝類などに多い「非ヘム鉄」があります。非ヘム鉄はヘム鉄に比べ吸収率が低いので、動物性食品と一緒にバランスよく食事で摂ることがポイントです。また、ビタミンC、カルシウムと共に摂ることで、より鉄の吸収率を高めることができます。
2023.8.14
皆さん、こんにちは!
馬込鍼灸整骨院の須永です。
最近猛暑日が続いていますね。
台風なども近づいていますが、頭痛や吐き気などは出ていませんか?
不調があればお近くの病院か整骨院や接骨院に足を運んでみて下さい。
さて、今回は足が攣る原因やその痛みについて書いていきたいと思います。
皆さん一度は経験あるんじゃないでしょうか?
朝足が攣って目が覚めたり、伸びをしたら攣ったりスポーツで過度な負荷がかかったときに攣ったりと・・・
痛いですよね。
医学的には「有痛性筋痙攣」(ゆうつうせいきんけいれん)と呼びます。
そんな攣るメカニズムをお伝えします。
・なぜ攣ると痛いのか?
筋肉と言うのは細かい筋肉の繊維が一本一本集まった束のようなものです。
その繊維が一つの筋肉の中で一本が緩んで一本が収縮するとズレが生じ、そのズレや差が痛みを引き起こしてしまうと言われています。
・では攣る原因とは何か?
単純な筋疲労・水分不足・ミネラル(カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウムなど)不足・冷え・老化・運動不足・血行不良など様々あります。
私自身も最近経験したことが一つあります。
エアコンの効いた部屋で一日過ごしていて、夕方になったとき妻の帰ってくる準備を行おうと立ち上がり行動しようとしたときに、ふくらはぎの筋肉の表面が冷たく固まっている感覚を感じたと思ったら急に攣りそうになりました。
まさに緩んでいる筋繊維と収縮している筋繊維の差やズレがあったことで起きたことだと感じました。
今の猛暑日の中、家の中でずっとエアコンの効いた部屋で動かずに仕事や出勤してもビル自体が寒かったり、水分を中々摂取しなかったり、忙しいを理由に出来る運動を行わなかったり、筋肉を使うだけ使ってケアを怠っていたり、湯船につかるのを暑いを理由につからなかったりとしていませんか?
日々の行いを変えるだけでも、よく攣る方は全然攣らなくなります。
意識して取り組んでみて下さい!
・攣らないために予防できること
上記の内容と少し被る部分があると思います。
・まとめ
いかがでしたか?
足が攣ると検索すると色々な情報が出てきます。
今回お伝えしたのは、攣ることでどのようにして痛みが出るかをお伝えしました。
痛みが出るにしても様々な情報がネットには載っています。
全て間違った情報ではないので、頭がこんがらないように気を付けて下さい。
もしこの記事を見てる方がいらっしゃれば、是非お読みいただいたその日から出来ることはたくさんあるので、取り組めることはどんどん取り組んでいってみて下さい!
又、周りの方で足がよく攣りやすいという方がいらっしゃればお読みいただいたあなたが日頃行っていることをその方に伝えてあげて下さい!
2023.8.11
こんにちは!馬込鍼灸整骨院の古谷です。
7月もそろそろ終わりを迎えていますが暑さの本番はこれからって感じですね。
夏休みも始まり運動部は運動をする時間も増えると思います。それに伴って、今回は「運動後の頭痛」と「ミネラル」について書こうと思います。
治療をしていると「運動後に頭痛を起こす」という人がいます。
例えば、野球やサッカー、水泳などの激しいスポーツを行った後、グワングワンまたはズキンズキンといった感じの痛みが頭全体に広がることがあります。軽い人ではすぐに消えますが、なかには1時間以上この痛みが続く人もいます。このような運動後の頭痛の正体は「良性労作性頭痛」といって、以前は重量挙げをする人に頻発する頭痛と考えられていました。いまではあらゆるスポーツで起こる可能性があることが分かっており、またスポーツだけでなく、重い物を持ち上げた時などにも発症する可能性があります。
主な原因としては、激しいスポーツによって頭蓋内の静脈が圧迫されうっ血することや、呼吸を止めるために起こる酸素不足などが考えられます。長時間呼吸を止める水泳や素潜り、シンクロナイズドスイミングなどでは特に起こりやすく、また、先述のように重量挙げのように力を入れたり息を止めたりといった動作を繰り返す時にも頭の血管が圧迫されて、神経に物理的な刺激を与えてしまいます。これに加え、熱い場所や高所における気圧の変化も、頭痛を助長させる要因と言われています。
対処法として最も簡単なのは、頭痛が発生したらすぐに頭を冷やして、体を横にすることですなどしてリラックスすること。運動をする前に鎮痛薬を飲んでおくことで、頭痛を予防することができます。もう一つの対処法は、運動前後に水分補給をして血流をよくすることです。ただし、その場合は体内のミネラル量に配慮することも大事です。特にマグネシウム欠乏が原因となり引き起こされる頭痛の場合、たくさんの汗をかくことでマグネシウムが大量に失われてしまうため、頭痛をさらに悪化させることになりますいずれにしても無理は厳禁です。急に激しい痛みに襲われた場合は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
少しミネラルについて補足でお話しします。
ミネラルは五大栄養素の一つで、人間の体を構成する要素として欠かせない存在です。ビタミンと同様、微量栄養素に分類され、体の発達や代謝機能を適切に維持するために必要な栄養素でもあります。
ミネラルにはそれぞれ大切な働きがあります。主な役割は、基礎代謝や新陳代謝、エネルギー代謝を促す、体の機能や組織の調整・強化し、心身のバランスを正常に保つなどがあります。様々なミネラルの働きによって体の健康は保たれています。
2023.7.23
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皆さん、こんにちは。
皆さんは、甲状腺と言う体の機能をご存知でしょうか?
なぜ、今回のブログで甲状腺のお話しをするかと言うと、患者さんの中に喉仏の回りがボテっとしている方が多い気がしていて、その方達に甲状腺の話を知ると大抵数値や健康診断で引っかかっているとの事。
患者さんにも多いのであれば解説をしなければと思いましたので、今回のブログは甲状腺のお話しです。
ちょっと難しいですが、学んで損はないので是非お読みください。
甲状腺の機能とその重要性
甲状腺は私たちの体において非常に重要な役割を果たしていますが、その機能について十分に理解されている人は多くありません。この記事では、甲状腺の役割とその重要性について、一般
の人々が理解しやすい言葉で説明します。
甲状腺は私たちの首の前方に位置し、ホルモンを分泌する腺です。このホルモンは私たちの体の新陳代謝、成長、エネルギーの調節に関与しています。具体的には、甲状腺が分泌するホルモ
ンである「チロキシン」と「トリヨードチロニン」は、私たちの体内の細胞に影響を与え、エネルギーの生産と使用を調節します。
甲状腺の機能が適切に働いている場合、私たちは一般的に健康でバランスの取れた状態を保つことができます。しかし、甲状腺が過剰または不足なホルモンを分泌する場合、さまざまな問題
が生じる可能性があります。
次では、甲状腺機能が亢進する時と低下する時ではどの様な症状をきたすのかを説明します。
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進は、甲状腺という臓器が過剰に甲状腺ホルモンを分泌する状態を指します。甲状腺ホルモンは体内の代謝を調節する重要な役割を果たしていますが、過剰に分泌されると体の
さまざまな機能に影響を与えることがあります。
一般的な症状としては、以下のようなものがあります:
1. 神経質や興奮感:甲状腺ホルモンの過剰分泌は、神経系に刺激を与えるため、患者は不安感や興奮感を感じることがあります。
2. 頻脈や動悸:過剰な甲状腺ホルモンは心臓にも刺激を与え、心拍数が速くなることがあります。そのため、患者は頻脈や動悸を経験することがあります。
3. 発汗や体温上昇:甲状腺ホルモンの過剰分泌は、体温調節にも影響を与えるため、患者は多くの汗をかいたり、体温が上昇することがあります。
4. 疲労感や筋肉の弱さ:甲状腺ホルモンの過剰分泌は筋肉の消耗を引き起こすことがあり、患者は疲労感や筋肉の弱さを感じることがあります。
5. 体重減少:甲状腺ホルモンの過剰分泌は基礎代謝率を上昇させるため、患者は食欲が増し、体重が減少することがあります。
6. 不眠や集中力の低下:甲状腺ホルモンの過剰分泌は睡眠の質や量に影響を与えるため、患者は不眠や集中力の低下を経験することがあります。
この様な症状は誰しも感じた事のある症状だと思うので、判別が必要です。
一方では、甲状腺機能の低下が原因で起こる症状もあるので、そちらも見ていきましょう。
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、甲状腺が十分な量の甲状腺ホルモンを生産せず、体内の代謝や機能に影響を及ぼす疾患です。この症状は個人によって異なる場合がありますが、一般的な症状をいくつか挙げてみます。
1, 疲労感:常に疲れている感じがあり、休んでも疲れが取れにくいことがあります。
2,冷感:体温が下がりやすく、寒さに敏感になることがあります。
3,体重増加:体重が増えやすく、ダイエットや運動をしてもなかなか減らないことがあります。
4,便秘:腸の運動が鈍くなり、便秘がちになることがあります。
5,皮膚の変化:乾燥肌や爪がもろくなることがあります。
6,髪の変化:髪のボリュームが減ったり、抜け毛が増えたりすることがあります。
7, 集中力や注意力の低下:集中力が欠如し、物忘れが多くなることがあります。
8, 周囲の反応が鈍くなる:感情のコントロールが難しくなったり、興味を持たなくなることがあります。
これらの症状は甲状腺ホルモンの不足によって引き起こされますが、個人差があるため、すべての症状が必ずしも当てはまるわけではありません。
甲状腺低下症の治療には、甲状腺ホルモン補充療法が一般的に用いられます。ホルモン補充剤を定期的に服用することで、多くの患者さんが症状の改善を実感しています。
まとめ
甲状腺機能亢進も低下もどちらも体には異常な状態ですが、症状を診ると現在通って頂いている患者さんの症状にも似た方がいらっしゃると思いますので、あまりに症状が改善しない方や芳しくない方は色々な検査が必要かもですね。
僕たちも体を診させて頂いているおり、体の変化などで気が付けばお話しできるかもなので、今後も宜しくお願い致します。
2023.7.19
みなさん、こんにちは!
馬込鍼灸整骨院の須永です。
最近猛暑日が続いていて、熱中症になっていませんか?
私は先日ゴルフに行き、見事に熱中症になりました。
高温・多湿の環境下では汗が蒸発してくれないので、タオルなどで拭き取るかこまめに着替えを行い、そのうえで水分補給や塩分を取って頂ければ熱中症のリスクを下げることが出来るので、意識して取り組んでみて下さい。
さて、今回は好転反応と揉み返しの違いについてです。
好転反応とはなにか?
好転反応の正式な呼び名は東洋医学の呼び方で瞑眩(めんげん)と呼びます。
整体や鍼灸・リラクゼーションマッサージ・エステなど施術を受けることで身体に現れる変化の事をさします。
瞑眩(好転反応)には4つの段階に分かれています。
・弛緩反応
・過敏反応
・排泄反応
・回復反応
それぞれの反応を下記にまとめます。
・弛緩反応
身体の倦怠感、疲労感、発熱、眠気
・過敏反応
痛み、痒み、頭痛、発汗、施術カ所の炎症
・排泄反応
湿疹、ニキビ、吹き出物、下痢、尿の色が濃くなる
・回復反応
倦怠感、発熱、吐き気、生理
これらは全て悪化したわけではなく、身体が悪い状態から良い状態に変われば変わるほど反応も強く現れる傾向にあります。
この回復過程で出ている反応なので、心配はいりません。
2・3日程度で通常なら落ち着いてくれます。
揉み返しとは?
世間一般的に使用されているこの揉み返しという言葉の正式名所は「微小筋損傷」と言います。
好転反応とは違い、言葉の通り筋肉に微細な損傷が起きています。
施術などで筋肉を強く押されると、人間の身体はその刺激から身体を守ろうとして筋肉を収縮させます。
そこに引き続き刺激を入れることで筋肉の繊維が傷つき、損傷してしまいます。
分かりやすいイメージとしては筋肉痛のような感じを人の手で起こされる感覚です。
揉み返しだと好転反応の期間よりも長い4・5日続きます。
2つとも痛みと言う点では同じなので、本来好転反応の痛みだったとしても揉み返しと言う言葉で表現されがちです。
揉み返しだとマイナスのイメージですが、好転反応は身体が悪い状態から良い状態に向かっている過程で出てくる反応なのでとても良い事なのです。
施術を受けた後に意識できること
施術後と言うのは、人の手によって身体に刺激が入るので血流の流れが良くなります。
水分を細かく摂取して頂くだけでも、血流の流れが落ち着きやすくなるので反応が強く出るリスクを下げることが見込めます。
それ以外にも激しい運動なども控えて、安静にしている方が良いです。
筋肉も緩んで刺激も入っているので、身体が軽くなり動きやすかったり動けてしまうことが多々ありますが、その時に動いてしまうと身体にとっては負担となってしまうので、施術を受けた日は自宅でゆっくりと過ごすことをお勧めします。
以前にも体験したことがあるのですが、施術を受けた後身体が動けるようになり家事をたくさんしてしまったら、また腰が痛くなってしまったと言われた経験があります。
当時の私の説明不足もありましたが、今後患者さんにこのような事がないようにしっかりと伝えていこうと改めて思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
好転反応と揉み返しの違いは理解できましたか?
まだまだ世の中には間違って知れ渡っている言葉がたくさんあります。
この記事を見た方は、是非今日から使用して下さい。
又周りにも間違って使用している方がいたら教えてあげて下さい。
共通認識が増えれば施術者との認識のズレがおきずによりよい施術を受けることが出来るようになるかもしれません。
認識のズレがあればあるほど、自分が受けたい施術を受けることが出来なくなってしまうこともありますからね。
2023.7.12
みなさん、こんにちは!
馬込鍼灸整骨院の須永です。
梅雨入りして過ごしにくい時期になりましたね。
低気圧になると血管が拡張して、周りの神経を圧迫して頭痛を引き起こします。
頭痛を感じている方は多いのではないでしょうか?
今回は梅雨の時期だからこその低気圧による頭痛についてお伝えしていきます。
・低気圧になると血管はどうなるのか?
低気圧と高気圧の違いはと聞かれた時に、分かりやすい例えだと低気圧=雨や曇りなどの天気が悪い時・高気圧=晴れている時の天気が良い時です。
高気圧では、字の通り身体にかかってくる大気の圧が高い状態です。
逆に低気圧では身体にかかってくる大気の圧が低い状態となっています。
例えばポテトチップスを未開封のまま登山して、山頂でポテチの袋を見るとパンパンに膨らんでしまうのは分かりますか?
低気圧だと同じような状態に陥っています。
血管もパンパンに膨らんでしまうと、周りの神経を圧迫して頭痛が出てきます。
高気圧の状態ではホースをイメージしてみて下さい。
ホースの出口を指先でつまみ、水が出る面積を狭くすると勢いよく出てきますよね?
高気圧だと身体にかかってくる大気の圧が高いので血管が拡張することは無く、周りの神経への影響が無い為不調は感じにくいです。
・低気圧でも症状が出る人と出ない人の差は?
梅雨や天気が崩れて、症状が出る方は血管が拡張したままで自律神経の交感神経の働きが上手く行えずに神経の圧迫を受けて頭痛などの症状が出ます。
それとは対照的に、梅雨や天気が崩れても症状が出ない方は低気圧になると交感神経が働き血管が拡張しても収縮させて神経への圧迫を防ぐことが出来るので、症状が出ません。
この自律神経の交感神経の働きがある、ないだけでも大きな差に繋がってきます。
・もし症状が出てきてしまった時の対処法は?
もし頭痛などが出てきてしまったら、血管の収縮が行えないだけなので外部から強制的に血管を収縮してあげればいいのです。
つまり冷却を行うと楽になり易いです。
冷やす場所としては首になります。
冷却を行うことで、血管を収縮させることが出来るのでオススメです。
実際に天気が崩れて酷い頭痛に襲われ、当院のLINEで相談をくれた患者さんに首を冷やしてみてと伝えて行ってもらったところ、すごく楽になり家事も行えるぐらい動けるようにもなりましたと嬉しいお言葉を頂きました。
今ネット社会で、検索すればすぐ膨大な情報が出てきますが記事によっては冷やすのが良いという記事もあれば、温めた方が良いという記事があったりと逆にどうしたらいいのかわからなくなることがあると思います。
正しい処置を行わないと、症状は変わりませんし逆に悪化することもあるので気をつけましょう。
自律神経の働きが行えないことで頭痛などの症状が出ているだけなので、日頃からの生活習慣で働き方も変わってきます。
まずは食生活です。
日頃外食ばかりやコンビニ弁当・カップラーメン・お惣菜のみと簡単に済ませていませんか?
バランス良く摂取することがとても重要です。
次は生活リズムです。
一日の生活リズムは一定に保たれていますか?
起きる時間や寝る時間がバラバラだと自律神経も乱れやすくなります。
次は運動習慣です。
コロナなどで在宅が増え、出勤し無くなった方は極端に身体を動かすことが減り、体力低下や筋力低下と身体には良くないことが知らず知らずのうちに進行して血流の低下にも繋がります。
いずれも急に改善することは難しいです。
身体の内部が改善するのは最低でも3ヶ月。
普通で6カ月かかるので、今のうちから意識して行うだけでも将来の自分の為にも繋がってくるので、是非意識して取り組んでみて下さい。
2023.6.16
皆さん、こんにちは。
寒い時期を超えて、そろそろ運動がしたくなる時期に差し掛かっているのではないでしょうか?
しかし、急に運動を始めてしまうと怖いのが肉離れですね。
今回のブログでは、その肉離れについて解説してきます。
肉離れの原因
肉離れ(にくばなれ)は、筋肉の繊維や組織が炎症や損傷を起こす状態を指します。一般的にはスポーツや運動時に発生することが多く、特に急激な筋肉の伸展や負荷のかかる動作によって引き起こされることがあり、主な発生原因は以下のようなものがあります。
1,過度な筋肉の使用または筋肉への負荷:
筋肉は急激な運動や無理な負荷によって損傷を受けることがあります。過度な運動やスポーツの際に筋肉が繰り返し使用されると、筋肉の繊維が疲労し、損傷が生じる可能性があります。
2,不適切なストレッチやウォーミングアップ不足:
筋肉は十分なストレッチやウォーミングアップを行わないまま急激に使用すると、肉離れを引き起こすリスクが高まります。筋肉は十分な柔軟性がない状態で力強く収縮すると、繊維が断裂する可能性があります。
3,不適切なトレーニング方法:
筋肉を均等に鍛えることなく、一部の筋肉に過度の負荷をかけることは、肉離れのリスクを高めます。バランスの取れたトレーニングや筋力の均等な発達を目指すことが重要です。
筋肉の疲労や弱体化: 長時間の運動や疲労が蓄積した状態での運動は、筋肉の繊維にダメージを与える可能性があります。また、筋力や筋肉の柔軟性が低下していると、筋肉の負担が増え、肉離れのリスクが高まります。
4,事故や怪我:
突然の事故や怪我によって筋肉が直接的な外力を受けると、肉離れを引き起こすことがあります。転倒や衝突、筋肉に直接的な打撲や引っ張りなどが該当します。
この中で最も多い原因2番の、準備運動の不足です。
皆さんは、しっかり準備運動をしてから運動にはいりましょう!
肉離れとはどんな症状なのか
先程から説明をしているように、肉離れ(にくばなれ)は急激な筋肉の伸展や負荷のかかる動作によって引き起こされることがあるのです。
ここではそんな肉離れの、主な症状について説明いたします。
痛み:
肉離れの部位には痛みが生じます。痛みは軽度な場合から強い痛みに至るまでさまざまです。
腫れ:
筋肉の損傷によって炎症が生じるため、肉離れの部位には腫れが現れることがあります。
院肉の可動範囲制限:
肉離れが起こると、その部位の筋肉の動きが制限されることがあります。筋肉を伸ばす動作や負荷をかける動作が困難になる場合があります。
しこりや凹み:
比較的重度の肉離れでは、筋肉の断裂が生じることがあります。その結果、肉離れの部位にしこりや凹みが生じることがあります。
痛みの増悪:
肉離れの初期段階では、痛みは比較的軽度ですが、活動や負荷を続けることで痛みが増悪することがあります。
この中の症状で一番重要なのは、筋肉可動域範囲の制限です。
筋肉を動かすことが出来なければ、それは重度の肉離れの可能性があるので適切な治療を受けることが重要です。
肉離れが起きてすぐに対応してほしい事
もしも肉離れのような症状が出てしまい、どうしても馬込鍼灸整骨院に来れない場合は、肉離れの処置方法の一般的なケアをご紹介しますので、是非参考にして下さい。
休息と保護:
肉離れが起きた筋肉を休ませ、負荷やストレスから保護することが重要です。活動を制限し、負傷部位にさらなるダメージが加わらないように注意しましょう。
冷却療法:
負傷直後の数日間は、氷や冷却パックを負傷部位に適用することが一般的です。氷や冷却パックは、痛みや腫れを軽減する助けになります。ただし、直接肌に触れることを避け、氷やパックをタオルで包んで使用しましょう。
圧迫と挙上:
負傷部位に圧迫バンドや包帯を巻くことで、腫れを軽減することができます。また、負傷した部位を心臓よりも高く挙げることで、血液の循環を促進し、腫れを軽減することができます。
しかし、この圧迫は気を付けて頂かないと怪我を悪化させかねないので、積極的に行わなくてもいいと思います。
分からないことがあった場合すぐに相談ください。
肉離れが良くなってきたら、その後は運動の再開です。
肉離れ(筋肉損傷)が回復してきた場合、次に行うのは恐れずに運動が大切です。
当院のスタッフに相談しながら行っていきましょう。
ストレッチング:
筋肉を柔軟にするために、ゆっくりとストレッチングを行いましょう。筋肉を引っ張り過ぎないように注意し、痛みを感じる場合は無理せずに休憩してください。
強化運動:
筋肉の強化を目指し、負荷をかけた運動を行います。ただし、怪我の回復段階に応じた適切な負荷と範囲で行うことが重要です。
有酸素運動:
カーディオバスキュラーな運動(ウォーキング、サイクリング、水泳など)は、全身の血流を促進し、回復を助けることができます。基準は、10分程度の運動から始めることを推奨ていますので、くれぐれも無理だけには気を付けて下さい。
バランスと安定性のトレーニング:
筋肉のバランスと関節の安定性を向上させるために、バランスボードやボールを使ったトレーニングを取り入れることがオススメです。
スポーツ活動の復帰:
回復が進んできたら、スポーツ活動への復帰を検討することもできます。ただし、怪我の再発を防ぐために、適切なウォーミングアップとクールダウン、十分な休息を取ることが重要です。
何度も繰り返しになりますが、怪我の程度と回復段階に合わせた運動療法を行うこと事がとても大切なのです。
まとめ
肉離れで重要な事は、肉離れを引き起こした後で回復傾向なのであれば基本的には安静よりは身体を動かして、筋肉を使いながらではないと回復くしないという事です。
痛いから動かさないのではなく、動けるようになったら少しずつ動かすことが大切です。
2023.5.31