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皆さん、こんにちは。
最近は、「外出自粛」が政府から発出されて、2週間が経ちましたね。
お家では皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
ストレスが溜まっている方で、お家でできることは以前にまとめまとめましたので参考にして下さい。
不要・不急の外出は控えるようにとの事で外に出ないと方もいらしゃると思いますが、外に出て人の密集する場所でなければ良いのではないかと考える方もいらっしゃると思います。
実際に近所を散歩して、リフレッシュしている方は多いと思います。
しかし、気を付けなければいけない事があるのです。
それは、西馬込近辺は坂が多い事です。
坂道が多い事で、身体のある部分に負担をかけることになってしまい、それが元手で別の場所に痛みが出てしまったり、出なかったりします。
そろそろ運動でもと考えて、簡単なウォーキングでもと思っているとケガを引き起こす可能性もありますので、これを読んで気を付けて下さい。
坂道を歩く事で、負担のかかる関節
そもそも人間にしかできない大きな特徴は、二足歩行と手の指の対立運動(物をつまむ動作)なのです。
対立運動(物をつまむ動作)でも、お伝えしたい事がありますので次回書きます。
上の図を見て下さい。
そうです、股関節です。
骨盤の向きが前に向く事で二足歩行が可能になったと考えられるのですが、現代の人は骨盤回りの筋肉が長い距離を歩かないことで衰えていると言われています。
江戸時代の飛脚は東京-大阪を、3日間で荷物を届けたと言う資料もあるくらいです。
(リレー方式で、1人の人が全部を行ったわけではありませんが、1人の平均は時速8キロ相当だったようです。)
飛脚ではないですが、歩く距離が現代人が減っていることは間違いないはずです。
現代では文明が進歩して歩く事が減っている状態で、更に今のこの状況になり歩く事が減っている状況では筋肉が衰えているのは、必然です。
歩く事はそこまで負担にならないだろうと安易に考え急に歩きはじめ、そんな中で坂の上り下りが更に骨盤回りの筋肉を損傷してしまいます。
それを続けていると、骨盤が疲れてしまい坂の上り下りで良い姿勢が保てなくなり、前傾姿勢が多くなってしまうのです。
…………
前傾姿勢が多くなると
前傾姿勢が多くなると、身体が前のめりになる為股関節が外に開きます。
股関節が開くと足が、がに股になってしまいます。
そうなると軒並み、お尻の筋肉が上手く使えなくなってしまい、お尻の筋肉が萎縮し垂れてしまい、身体を支えられなくなってしまうので、平地を歩いていても股関節にダイレクトに体重が乗ってしまうのです。
体重がダイレクトに乗ってしまうので、本当はお尻の筋肉を使って支えたいのに、支えられず股関節はどんどん負担がかかってしまう形になります。
股関節に痛みを覚え身体が支えられす事が困難になると前を見ることが出来ない為、そうすると人は自然と膝を曲げて前を見ようとするようになるのです。
次に悪くなるのは膝で、その次は足首といった順番になります。
これはあくまでも仮定の話しですが、実際に患者さんでよく来院するのはこのパターンで、新型コロナが出てからの患者さんは股関節や膝の痛みが増えてきています。
安全に歩きましょう
歩く事は健康維持のため必要ですが、なので始めは10分くらいからはじめて、平地を選びましょう。
全体の歩く形は意識しなくても大丈夫です。
(腕を振ったり、大股で歩いたり、白い線をまたいで歩くと言ったことは意識しなくて大丈夫です。)
1つだけ、足を着地させた時に小指側に力を入れて下さい。
ポイントは、足をつく際に小指をパーの状態で着くと足底筋を意識して歩く事が出来、効果的に歩けるはずです。
わからないことがありましたら、是非ご質問ください。
2020.4.23