治療事例
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30代 男性
趣味でランニングをしている方で、フルマラソンも何度か完走しています。
ランニングをしていると左の足が上がらなくなってしまい、それを解消したくて来院されました。
これはフルマラソンの後半によくあることで、筋疲労が原因な場合が多いです。
その場合は練習にLSDを取りいれてみて下さい。長い時間走り続けることでフルマラソンに耐えられる身体になっていきます。
完走目標であればスピード練習はせずにLSDとつなぎのジョグで十分ではないでしょうか。
LSDとは、Long(長時間)Slow(ゆっくり)Distance(長い距離)の頭文字をとって「エル・エス・ディー」と呼ばれているトレーニング方法です。
詳しくはこちらへ。
この方の場合、左足だけが上がらなくなるとの事なのでバランスの崩れなどがあるはずです。
まず股関節の可動範囲を確認すると、左股関節の可動制限がありました。
他には右肩の可動制限・腰から太ももの張り・腸腰筋の硬さ・体幹の筋力の弱さがみられました。
整体30分コースで全身を調整していきました。
走る際に股関節と肩関節は連動して動くので、肩・肩甲骨の動きを出す手技を行い、
股関節を動かす筋肉をほぐします。
触診では胸腰移行部・下部腰椎・腸骨・仙骨のズレが確認できたので、モルフォセラピーにて矯正をしました。
疲れてくるとフォームが崩れて腰が落ち背中が丸くなってしまい、余計に足が上がらなくなります。
体幹トレーニングをお伝えし、自宅で毎日行うように指導しました。
その後月2~3回の整体を続け、足が上がらなくなることもなくなり、フルマラソンで自己ベストを更新できたのです!!
これにはいっしょに大喜びでしたヽ(^o^)丿
2018.3.14