治療事例
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30代 男性 南馬込在住
運動不足を解消しようと、10年ぶりくらいに走ったそうです。
20分くらいゆっくり走り、その日は痛みも無く気持ちよく走れました。
その後も2~3日走り続けたら足が痛くなってしまい、足を引きずりながら来院されました。
特に転んだり捻ったりはしていないのですが、足首の腫れと熱感が強く出ていました。
症状や視診、触診などから「足部滑液包炎」を疑いました。
足関節の前方にある滑液包に炎症がおこり、はれや痛みを生じる病気です。
滑液包とは、関節の周囲の骨と関節の間など、大きな動きが必要な場所にできる袋状の潤滑装置で、内側には通常でも少量の滑液が入っています。
滑液包に過剰な摩擦や圧迫が加わると炎症が起こり痛みが生じ、滑液の分泌量が多くなり、滑液包のなかに過剰な滑液がたまります。
炎症が強く滑液がたくさんたまると、こぶのようにはれることもあります。
施術は、腫れを引かすため氷で冷やし、パットと包帯で圧迫固定を行いました。
1週間これを続け、歩行時の痛みは無くなり、腫れも3分の1くらいまで引きました。
あと2週間程度で走れるようになると思います!
2019.8.8