産後の骨盤矯正

産後数ヶ月のママさんです。

『産後の骨盤矯正をしましょう』というフレーズや言葉はよく耳にすると思います。

この方も腰痛があり骨盤矯正をしようと思って当院にお越し下さいました。

産後の骨盤矯正は大切です。

ですが、『産後半年以内の骨盤はズレ続けます』

痛みを和らげるために産後の骨盤矯正はした方がいいですが

安定させ良い姿勢になるのは半年後です。

なぜかと言うと、産後半年間は、母乳を作るためにホルモンの生産量が

何十倍にもなります。ホルモンが生産されるときは関節が緩みやすいので

骨盤や背骨はズレます。ですので産後半年以内はズレ続けます。

ですが産後すぐから骨盤矯正は行った方がいいです。

骨盤がズレると、内蔵器を圧迫したり、ホルモンの生産が上手くされません。

お子様の為にも行って下さい。

この方もそれらを理解して下さり、月に2.3回通われています。

痛みは落ち着きメンテナンスで通われているので無理がなくて嬉しいと言って下さいます。

産後のあなたも骨盤矯正して下さいね＼(◎o◎)／！

2019.11.27

産後の骨盤矯正はどの様な事をするのでしょうか？: 当院では先ず、施術の前に検査を行います。復位を紐で測ったり、写真で体の歪みをみたりして、分析をさせて頂きます。
そこから施術に入りますが、整体は痛い事はしません。
最小限の圧で矯正して、最大限の効果を発揮します。

産後は骨盤ベルトをした方がいいのでしょうか？: 産褥期はした方が良いですが、その後は自家筋力をつけないといけないため、外します。

骨盤ベルトは寝るときにはした方が良いですか？: 寝るときは外します。
なぜならば、骨盤ベルトは1方向しか圧を加える事ができません。
なので、骨盤などがズレている状態場合、そのズレを助長してしまう可能性があるために外します。

産後は骨盤が歪むと、太りますか？: 残念ながら、太ってしまいます。
1度広げた風船の皮はたわんだ状態になります。
それが完全に収縮する事は無いので、そこの周り脂肪が付きやすくなります。
しかし、骨盤を戻す事ことで、風船の袋が収まりやすくなりますので、脂肪着きにくく太りづらくなります。

産褥期治療は、いつまでにやればいいですか？: 産褥期治療は、基本的に産褥期が4週から8週になります。
なので、この期間内に施術を開始する事が出来ればベストです。
しかし、産後1年以内であれば、対応する事は可能になりますので、お問い合わせ下さい。

産褥期治療の回数は、どれぐらいになりますでしょうか？: 産褥期治療の回数は、治療を始めた時期にもよりますが、基本は10回を考えております。
なぜならば、出産にかかる衝撃は交通事故と同じくらいだと言われているからです。
交通事故は数回では良くならず、回数が必要になります。
骨盤の調整で正しい位置になるのが4.5回で、それを安定させるのが10回と考えています。

乳腺炎でも治療可能ですか？: 施術が可能です。
むしろ、筋肉の凝りや骨のズレも大きく関係していますので、施術を受けていただいた方が、乳腺炎の苦しみからは解放されます。

解説：大塚典臣
（柔道整復師・馬込鍼灸整骨院院長・日本モルフォセラピー協会認定エバンジェリスト）

『施術家として10年以上人の体に携わった経験があり、2人の子供の子育てを経て、産後のお母さんはとても負担がかかっている事を知りました。
特に骨盤の状態が悪いと色々と問題があるのです。
ホルモンのバランスが崩れると、寝れないやイライラしたり、お腹まわりが太ってしまったりと、施術をしないと大変なことになるのです。
実際に、僕の奥さんは産後にギックリ腰になってしまいました。
この様な思いをする人を、少しでも少なくしたいと思っています。』