治療事例
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50代 女性
縁石に左足がつまづいて、右足を前に出して強く衝いてそのまま転んでしまいました。
旅行先での事なので、受傷から3日後に来院されました。
その間は特に処置はしていなかったそうです。
足を引きずって来院し、状態を確認すると、右の太ももの後面の下の方に内出血がありました。
本人の訴える痛い場所はお尻と太ももの付け根あたりなので、本人もそこに内出血が出ているとは気づいていなく、驚いていました。
このように痛めた場所から離れた場所に内出血が出る事はよくある事で、出血が末梢に落ちてくるので起こります。
知らないと何が起こったのかビックリしますが、そういうものなので安心して下さい。しかし、それだけ損傷が強いという事にもなりますね。
この方の場合は太ももの後面の筋肉(ハムストリングス)の付着部を痛めてしまい、その出血が下に落ちていました。
治療としては、内出血を散らして損傷部位を寄せる手技と、モルフォセラピーを行い、アイシング、包帯固定を行いました。
1週間続けて来てもらい、経過良好で軽く走れるくらいまで改善しました。
2019.11.21