治療事例
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50代 女性
日頃から仕事の一環として運動を重ねている女性。
今回はダンスを踊っている時に肩を無理に動かしてしまい怪我をした。
受傷後一ヶ月が経過し、状態としては怪我自体は治っているが、肩の可動が以前のようにならないので、身体を診させていただいた。
肩の可動において、肩甲骨の動きはリンクしている。肩甲骨が動かなければ肩関節の動きも当然動かない。
肩甲骨だけの矯正をしていても時間がかかると思い、他の部分がうまくつけていないのでは??と思い、触診した。結果、左臀部の硬さに気づくことが出来た。人間の身体の動きの一つに反対側の動きが関わるというものがある。
どういうことかと言うと、歩くときに、右脚と右腕を同時に前方向へは出していない。右脚を出したら、左腕が一緒に動く事になる。続いて、左脚と右腕が動くことになる。
この考え方をもとに、左臀部の筋治療を行った結果、可動も回復した。このように、怪我をした部位以外にも症状回復のヒントはあるので、きちんと診ていきたい。
2018.11.20