治療事例
HOME > 治療事例
HOME > 治療事例
50代 女性
階段を降りていて最後の1段を踏み外して転倒してしまい、右足を引きずって来院されました。
痛みの出ている場所を確認すると、右膝の外側でした。
転んで膝を痛めた場合にまず考えられるのは、靭帯や半月板の損傷です。
徒手検査では、膝の曲げ伸ばしや内反ストレスで痛みが増し、腫れや熱感もあり、
痛みの出ている場所や症状から膝の捻挫で外側側副靭帯を損傷していると判断しました。
捻挫は程度により、軽度から順に1度・2度・3度と分類されていて、この方は1度の損傷でした。
治療は、まず痛みや熱感、腫れを引かせるためにアイシング(冷却)をします。
そして靭帯の回復を早めやるように手技療法を行い、テーピングとサポーターで固定をしました。
固定はテーピング、包帯、サポーターなどから損傷度合いやその方の生活習慣などを考えて選びます。
固定をすることで、歩行などの生活動作がスムーズに行えることと、治りが早くなります。
2週間は固定をして、その後は外して運動療法も取り入れていき、経過も良くて1ヶ月程で治癒となりました。
サポーターは種類が多いので、「何が自分に合っているのかわからない」という声をよく聞きます。
当院では患者さんそれぞれに合ったサポーターを提案していますので、お悩みの方はご相談下さい。
2018.4.27