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みなさんこんにちは!
馬込鍼灸整骨院の須永です!
日中と夜との寒暖差が目立ちますね。
こういう時こそ免疫が下がり、風邪を引きやすくなり最悪の場合コロナに感染してしまいます!
3密を避けて、手洗い・うがい・換気などをしっかりと行ってください。
最近だと家庭内感染という形で新たな感染ルートが出てきています。
家に居ればいいだけでなく、買い物や荷物の配達で外に出た場合はアルコール消毒などを行い、家庭内にコロナを持ち込まぬように意識して下さい!!
さて今回はこの前発表された特例の薬についてです!
まずは何が特例なのかというところです。
実際薬が承認されるまでにはとても長い期間が必要になります。
なにに期間を費やすかというと、例えば今回コロナに対しての新しい薬が出来たとします。
そうしたら厚労省に薬を持っていき、そこでOKサインが出ても世の中には出回りません。
OKサインが出たら次に病院のようなところに持っていき、治験を行います。
そこで色々な実験のデータが取れてから、初めて世の中に薬として出回るのです!
その過程が今回のレムデシビルには無いので、特例で承認されたという事になります。
レムデシビルとはなにか?
元々このレムデシビルというのはエボラに対しての治療薬になります。
それがアメリカで研究が進められていて、効果が出てきたので日本でも使われるようになりました。
日本はアメリカ寄りなので特例として今回承認されるまでの長い期間を省いて承認されました。
しかし、この薬は副作用もあります。
下痢・低血圧・肝障害・腎障害が出てきます。
投与するのも一回だけではなく、10日間連続で入院して投与しないと効果も出ないとなっています。
それに重症患者にしか適応もされないという事実もあります。
これは数にも限りがあり、軽症者の方全てに行き届かない為に重症者と言う形で絞っているのだと思われます。
アビガンとはなにか?
アビガンは日本ではまだ承認されていない薬になります。
元々はインフルエンザに対しての治療薬です。
中国の方ではこのアビガンによって効果が見られています。
しかしこの薬は副作用が強いとされています。
軽症者に対して効くとされていますが、まだこの薬は日本で承認されていないので使えません。
更に最近ニュースであまり効果が期待されないとも報道がありました!
それに世界での薬の権力をめぐってアメリカVS中国、WHOという覇権争いも起きています。
日本はアメリカよりなので特例でレムデシビルが承認されたのもあります。
ウイルスに効く薬の仕組み
ウイルスというのは体内に入りそこで悪さをすぐにするのではなく、体内で増殖をして体に様々な症状を引き起こさせるのです。
そのウイルスが体内で増殖する際にコピーに必要なDNAやRNAといった情報が必要になります。
そのRNAという情報をウイルスに効く薬達は、破壊してくれて身体の中で悪さをするのを防いでくれます。
薬は私達にとって時には必要なものとなります。
その一方で身体を蝕むものでもあるのです。
必要最低限の量を守り、なるべく身体の免疫を上げるために規則正しい生活と適度な運動をするように心がけて下さい。
2020.5.23