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こんにちは!馬込鍼灸整骨院の古谷です。
今回は「姿勢」についてブログを書こうと思います。皆さんも姿勢について一度は考えたことがあると思います。
姿勢が奇麗だったら、姿勢さえ良かったら、姿勢のせいで症状が出ているとか、色々な部分で「姿勢」を理由つけていませんか?分かります。姿勢を良くしたいですよね。
でも、「何が正しい姿勢なのか分からない...?」とよく患者さんから聞かれます。患者さん自身が、姿勢=正しい姿勢を理解できていません。理解できていない状況では姿勢を変えることは難しいです。
今の姿勢はあなた自身の人生だと思って下さい。あなたの人生を鏡で映している状態です。一度人生を振り返ってみて下さい。
振り返ってみてどうでしたか?
姿勢を意識して人生を送っていましたか?なかなか意識して送ってきている人は少ないと思います。言いたいことをハッキリと伝えます。
姿勢を簡単に改善できると思わないで下さい!
姿勢を変えるためにはあなた自身の偏った姿勢を知り、その姿勢を正すために意識を変革する必要があります。その部分の手助けができればと思い今回のブログを書こうと思いました。お付き合い下さい!
一つだけ頭の片隅に入れてほしいことがあります。自分にとって楽な姿勢が良い姿勢(楽な姿勢=良い姿勢)とは限りません。では、姿勢について(何回かに分けて)お伝えします。
まずは姿勢とは何か?についてお伝えします。
〇そもそも正しい姿勢とは?~姿勢の定義と不良姿勢~
正しい姿勢をとることは、正しい運動パフォーマンスを発揮することを可能とし、身体の不調を軽減することに繋がります。つまり正しい姿勢とは、美姿勢(奇麗に見せる姿勢)ではなく機能的な姿勢(自然に無駄な力が入らない姿勢)のことを言います。
姿勢の定義→「姿勢とは、体位と構えのことを指し、それぞれの動きに対応する身体部分の相対配置であり、身体を支える独特の形態である」と定義されています。
体位とは?
身体の前額面・矢状面・水平面などの基本面が重力方向に対してどのような方向にあるかを指します。例えば、立位、座位、臥位などのことです。
構えとは?
頭部・体幹や四肢の体節の相対的な位置関係を指します。例えば、骨盤が前方に傾いている場合、骨盤は前傾位などと表現します。
不良姿勢とは?
皮膚、結合組織、筋・筋膜、関節など障害があると、正しい姿勢がとれなくなります。
これを不良姿勢と言い不良姿勢のきっかけは、日常生活のクセや無意識のうちに身についた動かしやすい運動方向への反復動作、同じ姿勢をとり続けることで筋肉が緊張し、収縮した状態が持続してしまうことです。
特に、全身の筋や筋膜のインバランスが少しずつ身体への負担となり、体節の配列が不良となっていき、不良姿勢が身につくことになるのです。その不良姿勢による負担が大きい程、筋・筋膜のインバランスが悪くなり関節に異常が起こります。
それに伴って不快感や痛みを訴えるのです。どのように筋・筋膜のインバランスが原因で生じてしまっているのかを知ることは正しい理想的な姿勢を取り戻すうえで非常に必要なことなのです。
2023.8.17