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好転反応と揉み返しの違い

みなさん、こんにちは!

 

馬込鍼灸整骨院の須永です。

 

最近猛暑日が続いていて、熱中症になっていませんか?

私は先日ゴルフに行き、見事に熱中症になりました。

高温・多湿の環境下では汗が蒸発してくれないので、タオルなどで拭き取るかこまめに着替えを行い、そのうえで水分補給や塩分を取って頂ければ熱中症のリスクを下げることが出来るので、意識して取り組んでみて下さい。

 

さて、今回は好転反応と揉み返しの違いについてです。

 

好転反応とはなにか?

好転反応の正式な呼び名は東洋医学の呼び方で瞑眩(めんげん)と呼びます。

整体や鍼灸・リラクゼーションマッサージ・エステなど施術を受けることで身体に現れる変化の事をさします。

瞑眩(好転反応)には4つの段階に分かれています。

・弛緩反応

・過敏反応

・排泄反応

・回復反応

 

それぞれの反応を下記にまとめます。

 

弛緩反応

 身体の倦怠感、疲労感、発熱、眠気

 

過敏反応

 痛み、痒み、頭痛、発汗、施術カ所の炎症

 

排泄反応

 湿疹、ニキビ、吹き出物、下痢、尿の色が濃くなる

 

回復反応

 倦怠感、発熱、吐き気、生理

 

これらは全て悪化したわけではなく、身体が悪い状態から良い状態に変われば変わるほど反応も強く現れる傾向にあります。

この回復過程で出ている反応なので、心配はいりません。

2・3日程度で通常なら落ち着いてくれます。

 

揉み返しとは?

世間一般的に使用されているこの揉み返しという言葉の正式名所は「微小筋損傷」と言います。

好転反応とは違い、言葉の通り筋肉に微細な損傷が起きています。

施術などで筋肉を強く押されると、人間の身体はその刺激から身体を守ろうとして筋肉を収縮させます。

そこに引き続き刺激を入れることで筋肉の繊維が傷つき、損傷してしまいます。

分かりやすいイメージとしては筋肉痛のような感じを人の手で起こされる感覚です。

揉み返しだと好転反応の期間よりも長い4・5日続きます。

 

2つとも痛みと言う点では同じなので、本来好転反応の痛みだったとしても揉み返しと言う言葉で表現されがちです。

 

揉み返しだとマイナスのイメージですが、好転反応は身体が悪い状態から良い状態に向かっている過程で出てくる反応なのでとても良い事なのです。

 

施術を受けた後に意識できること

施術後と言うのは、人の手によって身体に刺激が入るので血流の流れが良くなります。

水分を細かく摂取して頂くだけでも、血流の流れが落ち着きやすくなるので反応が強く出るリスクを下げることが見込めます。

それ以外にも激しい運動なども控えて、安静にしている方が良いです。

筋肉も緩んで刺激も入っているので、身体が軽くなり動きやすかったり動けてしまうことが多々ありますが、その時に動いてしまうと身体にとっては負担となってしまうので、施術を受けた日は自宅でゆっくりと過ごすことをお勧めします。

以前にも体験したことがあるのですが、施術を受けた後身体が動けるようになり家事をたくさんしてしまったら、また腰が痛くなってしまったと言われた経験があります。

当時の私の説明不足もありましたが、今後患者さんにこのような事がないようにしっかりと伝えていこうと改めて思いました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

好転反応と揉み返しの違いは理解できましたか?

まだまだ世の中には間違って知れ渡っている言葉がたくさんあります。

この記事を見た方は、是非今日から使用して下さい。

又周りにも間違って使用している方がいたら教えてあげて下さい。

共通認識が増えれば施術者との認識のズレがおきずによりよい施術を受けることが出来るようになるかもしれません。

認識のズレがあればあるほど、自分が受けたい施術を受けることが出来なくなってしまうこともありますからね。

2023.7.12

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