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3大頭痛を徹底解説!(緊張型頭痛・片頭痛・群発性頭痛)
頭痛は人によって症状が異なり、頭痛の種類も細分化されています。
国際頭痛分類第3版(ICHD-3)では頭痛の種類を367種類に分類しています。
今日のブログでは、数ある頭痛の中で一般的に知られている頭痛を三種類紹介します。
原因や対処法なども説明するので、普段頭痛に悩まされている方は是非ご覧ください。
頭痛の種類は多く分けて以下の三種類です。
頭の筋肉や、肩、首周りの筋肉が緊張する事によって、頭に向かう血管の動きが悪くなり頭や肩、首に老廃物が溜まります。
その結果頭痛を引き起こします。
脳の血管が拡張する事によって、こめかみの近くを通る三叉神経を刺激して、頭痛が発生します。
数時間程度の非常に強い痛みが約1~2ヶ月程続く頭痛。
全人口の0.1%の人が発症しています。
※Arne May et al., Nat Rev Dis Primers 2018doi: 10.1038/nrdp.2018.6.
緊張型頭痛の原因は大きく分けて二つで、日常的な動作や姿勢などでの身体的負荷により局所の筋肉などが硬くなるケースと精神的なストレスにより全身の身体が緊張してしまうケースに分けられます。
基本的にどちらも関わっているのですが、その比重が人によって変わってきます。
頭痛に影響を出す筋肉
僧帽筋
後頭下筋
胸鎖乳突筋
板状筋
咬筋
側頭筋
など
偏頭痛は頭にある血管が拡張する事でその周りに走っている三叉神経を圧迫してしまい痛みを出します。
また、気圧の変化や光、においなど様々な要因によっても誘発されます。
血管の動き自体は、自律神経と言う神経がコントロールしています。
この自律神経の機能が異常になると、血管の動きが悪くなったり、逆に動きすぎたりするので片頭痛の症状を引き起こしやすいです。
頭痛に影響を出す血管
椎骨動静脈
内頚動静脈
外頸動静脈
浅側頭動脈
など
しっかりとした原因は解明されていないが、脳の中の視床下部と言われている場所に関係があるとされている。
視床下部が刺激されるとこめかみや目の奥にある三叉神経を刺激するので、痛みが発生するとされている。
また、起床時間、入眠時間に極端なばらつきがある場合、暴飲暴食などの食生活の乱れ、嗜好品などによっても頭痛は誘発される。
さらに、他の頭痛と同様に気圧の変化にも影響されます。
緊張型頭痛は緊張による全身の硬さから引き起こされます。
なので、温めて全身の血流を改善させ、筋肉を柔らかくすることがとても効果的になります。
具体的におすすめの方法
湯船に15分浸かる
ゆっくりと湯船に浸かる事で、血流が良くなる以外にも、リラックス効果、睡眠の質が向上するといった様々な効果が期待できます。
普段湯船に浸からない方や、入っても15分も入っていないという方は試してみて下さい。
運動をする
運動する事も自律神経のバランスを良くすることに繋がります。
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動、筋力トレーニングなどの無酸素運動どちらも効果的なので、自分に合った方でトライしてみて下さい。
偏頭痛は血管が拡張(拡がり過ぎてしまう)する事によって引き起こされます。
したがって、こめかみや首と頭の境目付近を冷やしてあげる事が効果的になります。
また、運動をすると痛みが強くなるほか、光や音などの刺激も痛みを誘発させるので安静にしている事が重要になります。
緊張型頭痛とは真逆の対処法なのでご注意ください。
アルコール、タバコなどの嗜好品を避ける事が重要になってきます。
このようなものを摂取する事で痛みが強くなったり、痛みの出る時間が読みずらくなったりします。
また、生活習慣をしっかりと整え規則正しいリズムにしてあげることも非常に効果的になってくるので意識してみて下さい。
今回のブログは頭痛の種類についての解説でした。
この記事を読んでくれた方が少しでも頭痛に詳しくなれれば嬉しいです。
2022.4.7