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こんにちは、笠原です。
歯が痛くなり、歯科に行きました!
口を開けて診てもらった瞬間、「これはひどいですね・・・」と。
「左下の親知らずが横を向いて隣の歯を圧迫している。その歯が虫歯になっていて、治療するには親知らずを抜く必要があります。」
げげっ、下の親知らずを抜くのは大変だって聞くし嫌だなぁ(>_<)
「じゃあ今日抜きましょうね!」
と、いきなり抜く事になりました。
平気なふりをしてましたが、内心かなりびびってました(笑)
先生が上手だったので、1分くらいで抜けて全く痛みも無かったです\(^o^)/
「しばらく運動禁止ね!」
えーーー、走れないじゃん(>_<)運動して血流が良くなるのがダメみたいです。
歩くのは可能とのことで、2日後には3時間歩きましたが特に痛みも出なかったです。
ちなみに親知らずという名前の由来ですが、親知らずは永久歯の一番最後に発育(10代後半~20代前半)するので、親に知られることなく生えてくる歯だから親知らずというそうです。
私は右下の親知らずが残っています。8月中にはそれも抜く事になったので、ちょっとビビります(^^ゞ
さて、今回のブログは「歯の痛みと、首や肩の痛みの関連」についてです。
私はもともと首や肩の痛みはそんなに無いので、親知らずを抜いても変化は感じませんでした。
しかし、患者さんには「歯の治療したら首の痛みが良くなった」「肩のこりが減った」「首の動きが良くなった」という方が何人もいました。
えっ、歯と首って関係あるの!?と言う声が聞こえてきそうですね。
【肩こりから歯の痛み】
肩こりの原因はいろいろありますが、「姿勢の悪さ」ということが大きいです。
パソコンやスマホなどで肩が前に巻いて、頭が前に出て下を向いている姿勢をとること。これで身体の軸から頭がずれて、首~肩の筋肉が緊張して肩がこります。
首の筋肉は下の顎に付いているものがあります。上記の姿勢になることで、下の顎が後方へ引っ張られてしまいます。
その結果、上の歯と下の歯の噛み合わせに若干変化が出て、歯の痛みや歯が浮く感じが出てしまうことがあります。
【歯の痛みから肩こり】
歯の痛みを気にして、噛み方や噛み合わせが変わり、首肩の筋肉に今まで以上の負荷をかけてしまうため起こります。歯の痛みが強いと無意識に首肩に力が入ってしまうこともあります。
歯の治療をして、痛みや噛み合わせが改善すれば、首肩の筋肉への負荷も減るために肩こりも改善するということです。
また、くいしばりや歯ぎしりが強くても、首肩こり、頭痛などが出る場合があります。
くいしばりの原因としては、ストレスや習慣、噛み合わせ異常などが多いです。
噛み合わせは、治療で詰め物をしただけでも変わりますし、その人の姿勢(立っていたり座っていたり)だけでも変わる事があるようです。
歯の痛みが歯科で異常が無い場合は首や肩が原因かもしれません。その場合は当院での施術で改善する可能性があると考えます。
首や肩のこりや痛みがなかなか良くならなくて、歯の痛みや噛み合わせに問題があるのにその治療をしていない場合は、歯の治療をすることで首肩の症状が改善する可能性があるかもしれません。
2020.8.10