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膝が曲がらないのは大腿四頭筋拘縮か

膝が曲がらないのは大腿四頭筋拘縮かも

 

大腿四頭筋拘縮症というのは聞いたことはありますか?

聞いたこと無い人がほとんどだと思います。

 

本日は膝の痛みや股関節、腰の痛みに関係をしてくる大腿四頭筋拘縮症について解説していきます。

予防法もお伝えしていくので、最後まで読んで、予防してもらえればと思います。

 

大腿四頭筋ってなに?

まず初めに大腿四頭筋を知らないと、大腿四頭筋拘縮については語れません。

大腿四頭筋とは太ももの前面を占める筋肉で全身の筋肉の中で最も強大である大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の四つの筋群に分かれている筋肉です。

 

大腿直筋は股関節と膝関節の両方に関係していて、外側広筋、内側広筋、中間広筋は膝関節の動きのみに関係します。

ここは後で重要なポイントになります。

 

大腿四頭筋拘縮症とは

大腿四頭筋拘縮症は大腿四頭筋短縮症ともいわれます。

大腿四頭筋が硬くなり、本来の機能が損なわれ、種々の症状を来した状態をいいます。

 

大腿四頭筋拘縮症はタイプによって三種類に分かれます。

 

大腿四頭筋三つのタイプを解説

直筋型

大腿直筋に拘縮があるもの

前面の中心部分を占めているのが大腿直筋です。

前述したとおり股関節と膝関節の両方の作用にかかわる筋肉で、この部分に拘縮があるものを直筋型と言います。

うつ伏せになり、膝を曲げていくと正常であれば、かかとがお尻に当たるまで曲げることが出来ます。

大腿直筋に拘縮があれば、ある角度になると太ももが突っ張り、腰が浮き始めます。

この現象を尻上がり現象といい特徴的な症状になります。

 

直筋型の場合、しゃがんだり座ったりするときに股関節を動かすことで膝を曲げることが出来ます。

なので、親も気づかなかったというケースも少なくありません。

 

広筋型

太ももの内側には内側広筋、外側には外側広筋、大腿直筋の深層に中間広筋があります。

 

この三つの筋肉は広筋群と言われ、膝関節のみの作用に関わる筋肉です。

この部分が硬くなり本来の動きが出来ないものを広筋型に分類します。

 

膝事態を曲げることが出来ないため、直筋型と比べ機能障害も重篤です。

尻上がり現象は起こりません。

 

混合型

こちらは直筋型と広筋型どちらにも拘縮があるものをいいます。

 

尻上がり現象が起こりますが、直筋型と違い膝を曲げる角度にも運動制限がみられます。

 

比較的混合型が一番多く、広筋型、混合型は少数と言われています。

 

さらに、重症の直筋型の場合、年長になるにつれて混合型に移行していくことが多いです。

 

予防法

大腿四頭筋拘縮症では大腿四頭筋が硬くなり動きに制限が出来ます。

 

まずは、動かせる範囲で膝の曲げ伸ばしをやりましょう。

この際注意してほしいのが、反動をつけずにやるということです。

反動をつけてしまうと怪我に繋がりますので絶対にやめて下さい。

 

太もものストレッチも大腿四頭筋拘縮に対して有効になります。

伸ばす際も反動をつけずにゆっくりとやってください。

おすすめの方法は横向きに寝た状態で、膝を曲げ足首をつかみ伸ばす方法です。

ゆっくり呼吸を止めずにやってみてください。

 

2023.2.3

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