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腸脳相関について(患者さんの実例を基に)

みなさん、こんにちは!

 

馬込鍼灸整骨院の須永です。

 

気づけば年が明けてから3か月経過しますね。

未だに日によっての寒暖差が激しく、以前のブログで挙げた寒暖差からの身体への影響が心配になるところです。

季節の変わり目に体調を崩し明やすいのも自律神経の影響があります。

日によって気温の上げ下げが激しいと、自律神経の働きも活発になりオン・オフの切り返しが上手くいかなくなると免疫の働きも悪くなってしまい風邪などの不調が出てきてしまうからです。

いつもの事のようになりますが、生活リズムを一定にして1日30分程度の散歩でも構わないので適度な運動を心がけてください。

 

さて、今回は腸脳相関というものについてお伝えしようと思います。

実際の患者さんの身体の変化も交えていきます。

 

・腸脳相関って何?

中々聞いたことがない単語だと思います。

身体の事について興味のある方は、一度は目にしたことがあるかもしれません。

簡単にいうと、腸と脳は双方向に影響し合うという事です。

例えば脳でストレスを感じて交感神経が優位になると、腹痛や便秘・下痢といった症状を引き起こします。

逆にお腹が痛いと気分が落ち込みやすかったりと影響し合っています。

身体の情報交換は神経が行っていますが、ここで働いてくるのは迷走神経という神経です。

走行としては脳から食道を経由して、腸に向かって走行しています。

 

・患者さんの実例

20代、女性、悩みは2月から食欲が増してしまい食べ過ぎていたとのこと。

3月に入り、食事量は抑えるようには出来たが便秘や常にお腹の張りを感じている。

実際にお腹を触ってみると、左右差があり患者さん目線でいうと右の肋骨の下あたり(おへその右斜め上)がパツンと張っていて押されるのも痛がるくらいでした。

そこで上記の迷走神経の通りを良くするために、まず圧迫をしていると思われる鎖骨とそれに伴い鎖骨のズレを助長する肋骨のズレをモルフォセラピーにて矯正しました。

すると、お腹自体の調整を行わなくても先ほど痛がっていた部分を押しても痛みや張り感はなく、自覚症状として常に張り感を感じていたのも感じなくなったとのことでした。

便秘に関しては、その方の食事内容にもよるのと経過を診ている段階なので、何とも言えません。

しかし、今回の方の反応からするとお腹の問題はその場所だけが原因ではなく、その場所を支配している神経や関連する神経を圧迫するズレという事が大きく関わってきます。

 

・まとめ

とどのつまり、腸脳相関というのは迷走神経が関与してきます。

迷走神経というのは、副交感神経の働きを大きく占めるので冒頭でもお伝えしたように、ストレスを感じて交感神経の働きが優位になると、副交感神経の働きを持つ迷走神経は機能が低下してしまいその結果、腸の働きが低下してお腹周りの不調が出てきてしまうのです。

ですが、その神経の通り(骨のズレ)を良くしてあげるだけでも滞っていたものが通り始め、神経の流れが悪かったことで出ていた症状にも変化が出てくるという事です。

この方以外にも同様の変化が出ている方もいらっしゃいます。

全ての方に当てはまる訳では御座いませんが、少なくとも肋骨や鎖骨のズレが強い方は矯正してあげると変化が出やすいと感じます。

それだけ骨のズレというものが身体への大きな影響を出しています。

自分の感覚でここがズレてるという感覚を持った方は、たまにいらっしゃいますが中々気づかない事の方が多いです。もしお近くでモルフォセラピーを受けれる場所が御座いましたら是非足を運んでみて下さい。

日頃からのケアも大事になるので、お早目のお身体の調整お勧めします。

悪くなってからではなく、悪くなる前にとマインドを少しでも変えてくれると有難いです。

2024.3.14

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