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痛みの正体

こんにちわ!
馬込鍼灸整骨院の藤川です!
じめじめする日が続いていて、北海道出身の私はダウン寸前です、
体調管理に気をつけて乗り切りましょう!

 

さて、今回のブログは痛みについてです。

皆さんは痛みについてどんなイメージをお持ちですか?
不快、嫌なもの、辛い、きっとネガティブなイメージを持ってる方が大半だと思います!
ですが、痛みは身体(心)に何か異常が起きていることを知らせるサインなんです!

 

生まれつき痛みを感じることができない先天性無痛症という病気があります。
この病気の人は骨が折れても痛みを感じないので、何が危険なのかを学習することが出来ません。

どうですか?
痛みが一概に悪いものではないということはわかって頂けましたか

次は痛み(疼痛)の種類についてです。

 

痛みを原因により分類すると3種類に分けられます。

 

①侵害受容性疼痛

 

②神経性疼痛

 

③心因性疼痛

 

①侵害受容性疼痛
身体の至る所に刺激をキャッチするセンサーがあります。それを受容器と言います。その受容器が刺激をキャッチしてその情報が脳に伝わると痛みが発生します。日常で起きる痛みのほとんどがこれになります。
刺激も3種類に分けられます。

 

1 機械的刺激

例えば足の指を机の足にぶつけてひどい痛みを出したりです。

 

 

2 化学的刺激
強い酸やアルカリ、カプサイシンなどによる刺激や、体内で発生する発痛物質によるものです。

 

 

3 熱刺激
15℃以下の冷却と約43℃以上の温度が痛みを発生させる刺激となります。

 

 

②神経障害性疼痛
神経そのものが傷ついたり圧迫されて起こる痛みです。
神経が傷ついたり圧迫されると情報が正常に伝わらなくなったり、自然発火したりして痛みが起こります。

 

 

③心因性疼痛
強い不安や恐怖、ストレス、悲しみなどの心の問題で生じる痛みのことです。

 

 

痛みを左右するもの

 

①温度
局所を冷やすと初めは痛みを感じます。しかし温度が下がると神経の伝達速度が遅くなるため、局所が冷えてくると痛みの感じ方が鈍くなります。また、冷却には血管を収縮し炎症を抑える効果があるので痛みの軽減に繋がります。
冷却をやめると今度は冷えた局所の温度を上げるために血管が拡張し血流が促進されます。その結果、局所で放出された発通物質が洗い流されて痛みが緩和します。

 

②心理的要因
ストレスや不安、恐怖などネガティブな心理状態は痛みを増強させてしまうことがあります。不安や緊張感で体を硬くすると筋肉への血流が低下し、発痛物質が放出され痛みが出ます。痛みがあると体を動かさないようにするのでさらに体が硬くするといった悪循環が成立します。
逆に、何かに集中しているときは痛みが紛れることがあります。
例えばスポーツの試合中に痛みが軽減するとかです。しかし試合が終わって落ち着くとまた痛みが出てきます。このように何かに没頭していると痛みを感じにくくなります。
何かに没頭することも痛みに対するいい治療法になるかもしれませんね!

 

③天候
天気が悪い日、雨になる前日に痛みが強くなる、寒い日は関節の痛みが辛いなどと訴える人は少なくありません。
これは明確な理由は解明されていないのですが、耳の中にある三半規管が関係しているという説があります。
三半規管は体の平衡感覚を感知する受容器ですが、気圧が下がってくるとその変化を感知し、交感神経を刺激して、慢性痛を悪化させると説明されています。
このような人は三半規管からの情報を伝える神経の働きを抑えるタイプの酔い止めを飲むと痛みが抑えられます。

 

最後に
痛みについて少しはご理解して頂けましたか?
少し難しい内容だったのですがこれを知っていると自分の体の中で何が起こっているのかをイメージしやすくなるので痛みについての恐怖心が和らぐと思います。恐怖心が和らぐと痛みも和らぐので痛いと思ったらどの種類の痛みなんだろう?って考えてみてくださいね。

 

 

 

2020.6.30

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