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妊娠周期と身体の状態
本日のブログは妊娠周期と身体の状態について解説していきます。
妊娠されている方もそうでない方もこれを見て少しでも知識をつけて頂ければと思います。
妊娠周期
意外と知られていないかもしれませんが、妊娠の開始は最後の月経の開始日を0週0日と考えて計算します。
そこから280日が経過した40週0日までが標準的な妊娠期間になります。
着床から考えるんじゃないんだ~と疑問に思う方もいるでしょう。
しかし、受精したタイミングや着床したタイミングは特定が難しいため、最終月経の開始日をもとに計算しているそうです。
妊娠初期
妊娠初期は妊娠0週から15週(妊娠1ヶ月から妊娠4ヶ月)までの期間となっています。
この時期は胸の張りや痛みなどのほかに、吐き気や嘔吐などのつわりがあります。
つわりの症状は個人差がありますが、一般的には妊娠15週ごろまで続き、やがて消えていきます。
妊娠中に食べたくなる食べ物ランキング
1位は「フライドポテト」
2位は「ラーメン」
3位は「ヨーグルト」「スイカ」「パイナップル」「ポテトチップス」「アイスクリーム」
妊娠中期
妊娠中期は妊娠16週から27週(妊娠5ヶ月から妊娠7ヶ月)までの期間となっています。
妊娠中期は胎盤が完成し、心身ともに安定した時期になりますので、「安定期」ともよばれています。
この時期から流産のリスクが減っていまきます。
日本では、犬が多産で安産の象徴であることから犬の性質にあやかって、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日にさらし(腹帯)を巻いて安産祈願に行くという風習があります。
妊娠後期
妊娠後期は妊娠28週から出産(妊娠8ヶ月から妊娠10ヶ月)までの期間となっています。
出産直前は妊娠後期の始めと比べ、胎児の体重が2倍近くになります。
今まで以上にお腹が大きくなるため張りやすく、腰痛に悩まされるので注意が必要です。
胎児が大きくなるということは重心の位置も変わってくるということ。
動作をする際などは転倒しないように最善の注意が必要になります!
出産予定日
出産予定日は妊娠40週0日を出産予定日として計算しますが、予定日に生まれる確率は全体のわずか2%程度しかありません。
出産予定日を含む妊娠37週から妊娠41週までの期間に出産することを「正期産」といい、母子ともにもっともリスクが少ないとされています。
分娩の95%以上が正期産だと言われています。
正期産を超えて出産することを「過期産」といい、羊水が濁るなど母子ともに危険にさらされる可能性が高くなるため、通常は妊娠41週目には陣痛を人工的に誘発して分娩します。
いかがでしたか?
意外と知らないことが多かったのではないのかと思います。
今まさに妊娠されている方だけではなく、今後子供を作りたいと考えている方に少しでも役に立てば嬉しいです。
それでは次回のブログでお会いしましょう。
2022.8.1