ブログ
HOME > ブログ
HOME > ブログ
馬込鍼灸整骨院の古谷です。
今年も残すところ後2週間を切りました。
皆さんは、今年1年どんな年でしたか?やり残したことはありませんか?
僕は、去年に引き続きサッカー観戦に行けなかったことが心残りですかね(笑)
前置きはここまでとして、今回は「冷えで悩んでいる方必見」食事から身体を温める方法に
ついてブログを書こうと思います。
①暖かい地方の原産物を食事に摂りすぎると...
結果からお伝えすると、身体を冷やします。しかし、なぜ身体を冷やすのかは具体的な根拠はありません。
暖かい地方で作られる原産物には、水分量(カリウム)が多く含まれております。つまり利尿作用があります。
例えば、コーヒーをイメージして下さい!
コーヒー豆の多くの原産(ブラジル・コロンビアなどの南米が多い)は、温かい地域の物が多いですよね。
コーヒーを摂取するとトイレに行きたくなると思います。それが利尿作用です。利尿作用とは、尿量を増やす事で体内の水分が過剰に放出される事で身体の熱が下がり冷えに繋がるのです。
結果、温かい地域の物を摂り過ぎると、体内の水分が増え、体内に増えすぎた水分を過剰に放出する事で熱が下がってしまうのです。
寒い日には、寒い地方の原産物を摂り身体を温めましょう。
②寒い地方(冬が旬)の原産物に多い根菜類を食事に摂り入れましょう
寒い地方の原産物の代表的な食材は、根菜類です。根菜類には、土のパワー(陽気)が蓄えられています。大地にそそがれた陽気を十分に蓄えられているのが根菜類だそうです。
根菜類には、ビタミンE・ビタミンC、鉄分(冬の旬の物)が豊富な原産物が多いです。
一つ一つの効果を見ていきましょう。
ビタミンE
1.抗酸化作用(老化防止・生活習慣病の予防)
2.血管を健康に保つ
3.血中の悪玉コレステロールの酸化を抑制
4.赤血球の破壊を防ぐ
結果、血管(パイプ)が強くなることで全身の隅々まで血流を流す事が出来ます。
ビタミンC
1.コラーゲンの生成(骨や腱を造る物)
2.血管の強化
3.抵抗力(ストレス・病気)を強める
4.抗酸化作用(老化防止・がんや動脈硬化)
結果、コラーゲンが生成されないと、血管(パイプ)がもろくなります。血管がもろいので出血が多くなります。貧血気味になったりすると、筋肉の減少に繋がります。
鉄分(根菜類より冬の旬の食材に多い)
1.鉄分は、ヘモグロビンとなって酸素の輸送に関与する
2.筋肉中に酸素を蓄える(ミオグロビン)構成成分になる
結果、血管(パイプ)を丈夫にしたので、血管を流れるもの(血液)も良いものにしましょう!
筋肉に酸素(エネルギー)が蓄えられるので、代謝が良くなります。
代謝が良くなることで、熱が作りやすくなります。
③各種成分の多い食材(熱・温に関わる食材)
ビタミンE
くるみ うなぎ ブリ かぼちゃ シソ ニラ 大豆 落花生
ビタミンC
カブ キャベツ ジャガイモ サツマイモ 里芋 山芋
鉄分
鶏肉 豚肉 牛肉 イワシ えび
④動物性の食品を使う
人間の身体(筋肉)を作っているタンパク質は20種類のアミノ酸の組み合わせで出来ています。しかし、9種類のアミノ酸は体内で作れません。
体内で作れない9種類のアミノ酸が多いのが動物性の食品です。
筋肉量(パワー)が少ないと代謝量(エネルギー)が悪くなります。
※動物性の食品の摂り過ぎには注意しましょう!
⑤最後に冷え対策に最強な食材について
ショウガ ネギ・ニンニク 唐辛子
一つ一つ効果を見ていきましょう。
ショウガ
生生姜より乾燥生姜の方が最強!
生生姜は、身体を温める作用があります。ジンゲロール(抹消血管を拡張する作用)という辛味成分を含んでいる為です。
※深部にある熱を抹消に送り出すため、深部体温を下げる。
乾燥生姜は、体温上昇効果があります。ショウガオール(深部の熱を作る+末梢血管拡張)という成分が含まれており、生姜を乾燥させることで増える成分です。乾燥生姜を積極的に摂取することで、体温を下げづらい身体を作れます。
今回は、食事から熱を作る方法を教えました。ですが一番は、エネルギーを燃やさないから身体が冷えるのです。
エネルギーの素は食事、燃やすのは筋肉です。つまり、食事をしっかりととり適度な運動が冷え改善の一番の近道なのです。
2021.12.15