ブログ
HOME > ブログ
HOME > ブログ
こんにちは!馬込鍼灸整骨院の古谷です。
今回も前回に引き続き姿勢に関係するブログを書こうと思います。今回のテーマは「二足歩行が骨格に全体に与える影響」についてお伝えします。
まずは、「人の姿勢の特徴」についてです。
二足歩行が骨格に与えた影響を知るには...
人類に近い動物には、オランウータンやチンパンジーなどがいます。チンパンジーは短距離なら二足で立って歩けますが、基本的に四足歩行です。しかし、人は完全に二足歩行です。生物としての二足歩行が骨格全体にどのような影響を与えてきたのかは、人とチンパンジーの骨格を比較しましょう。
人の肩回り、腕、首周りの筋肉が比較的に弱い!
四肢動物のブリッジ構造と人の弯曲構造!
腕よりも脚の方が長い!
「人の姿勢の特徴」について学んだ次は「正しい姿勢を獲得するには?」です。
二足歩行によって頭と両腕を肩回りの筋肉で支えることに!
四足歩行が二足歩行に変わるというのは人類にとっては進化だったのでしょうが、肩こり、腰痛、内臓疾患など、様々な障害が増えてきたのも確かです。
人は二足歩行へと変化したことで、手に体重をかけて活動する機会が減りました。その結果、肩回りだけでなく、首・腰の筋肉までが弱くなってしまいました。大人では約5㎏の頭と約8㎏の肩回りの筋肉で支えています。これは実に大変なことなのです。その上、ストレスの増大によって精神的疲労を蓄積させ、繰り返し単調な労働が肩や腰の局所的な疲労を蓄積させ、さらには運動不足や栄養バランスの乱れなどで身体の不調を訴える人は増えています。
大事なのは身体を全体的に捉えること!
正しい姿勢と動作を獲得するためには正しい医学的理論を知りことが大切です。目の前の情報をあてにせず、自分の身体がどうなっているのか普段からチェックすることが大事です。
2023.9.21