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こんにちは、笠原です。
今年も宜しくお願いします<m(__)m>
昨年は目標の「フルマラソン2時間50分切り」を達成出来なかったので、今年こそ切れるように頑張ります!!
狙うレースは11月のつくばマラソン。開催されるかわかりませんが、、、
そこに向けて練習計画を立てていきます。まずは筋トレを継続します!
1月1日は池上七福神めぐりをしました。
今年も健康で走り続けられますように(^^)
さて、今回のブログは「走ると足が太くなるの?」という内容です。
患者さんから「ランニングしたいけど足が太くなるのは嫌だな~」「やっぱり太くなるんでしょ?」と聞かれることがあります。
皆さんはどう思いますか?
テレビのマラソン中継や箱根駅伝を思い出して下さい。
そう、みんな細いですよね。
私も割と脚は細めだと思いますし、ランナーで太い人は少ないのではないでしょうか。
ではなぜ走ると足が太くなる、と思われているのか?
そういう方はランナーといえば、桐生選手やサニブラウン選手などの短距離選手を考えているのかもしれません。
確かに短距離選手はふとももがパンパンで全体的にがっちりしていますね。
比べて長距離選手は細い選手が多い印象です。ちなみにスラリとした綺麗な脚を「カモシカのような脚」と言ったりしますが、実はカモシカってそんなに脚が細いわけではないそうです。
筋肉には「速筋繊維」と「遅筋繊維」の2種類があります。
運動強度によってこの2種類を使い分けていて、短距離のように速くてパワーが必要な動きでは速筋繊維が、長距離のように強度は低くても持久的な動きでは遅筋繊維が主に使われます。
顕微鏡で見ると2つの筋繊維には色の違いがあり、速筋繊維は白色、遅筋繊維は赤く見えます。魚で例えると、俊敏なヒラメは白身(速筋・白色)、長距離を泳ぎ続けるマグロは赤身(遅筋・赤色)となります。
日本人は速筋と遅筋の割合が5:5といわれています。その中でもどちらかが多いという個人差はあります。
トレーニングによりどちらの筋繊維も鍛えることができます。速筋繊維は鍛えると1本1本の筋繊維が太くなっていきます。短距離選手の脚が太いのはこのためです。
遅筋繊維はトレーニングをしていくと、筋繊維が太くなるわけではなく、多くの筋繊維を使えるようになっていきます。最初は10本しか使えていなかったものが、練習を積んでいくことで、20本⇒30本⇒40本と使えるようになり、より長い時間筋肉を動かし続けられるようになります。
長距離選手は持久性に優れる遅筋繊維を主に使うので、ムキムキの速筋繊維は必要ないのです。
このように、長距離を走ることで足が太くなることはありません。
むしろ無駄な脂肪が削がれて細くなりますよ(^^)
安心して走って下さいね!!
ランニング障害やフォーム、練習方法などでお悩みの方は、西馬込駅徒歩1分の「馬込鍼灸整骨院」にご相談下さい。
2021.1.12