ブログ
HOME > ブログ
HOME > ブログ
こんにちは、笠原です。
1月末に大塚先生と一緒にマラソン大会に参加しました。距離は30kmです。
大塚先生は1年前から走り始めて去年の11月にハーフマラソンを完走しました。次は30kmを走りたい!ということで今回走ることにしました。
城南島羽田マラソンという大会で、城南島の公園内1周3kmのコースを10周します。
前半突っ込んで入ってしまい後半はだいぶ辛そうでしたが、2時間52分くらいで完走できました
マラソン大会では最初の5kmで身体が温まり動くようになります。ここでよくあるのが「今日は調子がいいぞ!前半でタイムを稼ごう」とペースを上げることです。後半も粘れればいいのですが、多くは30km以降でガクッと失速します。それだけペース配分は大事になります。
今回だいぶ失速したので、どれくらいのペースだったらよかったのかを考えたいと思います。
マラソンを走る方の参考になればと思います。
ず目標タイムを考えるはずです。4時間切りたい、制限時間内に完走したい、などです。
次にそのタイムで走るには1kmを何分で走ればいいのかを出します。フルマラソン4時間切りなら1kmあたり5分40秒になります。
そこにスタート直後の混雑、エイドやトイレなどの時間も考える必要があります。
今回の大塚先生は30kmを2時間45分という目標がありました。これは1kmあたり5分30秒のペースです。
ハーフマラソンはこのペースで走り切れたし、その後も練習を積んでいるので難しい目標ではなかったと思います。
私は、マラソンはできるだけイーブンペースがいいと思っています。ペースの上げ下げはエネルギーを消費します。もちろんコースのアップダウンや風などの影響で全くのイーブンは難しいです。
私がベストタイムを出した時は前半ハーフと後半のタイム差はほぼありませんでした。
で、大塚先生ですが、リザルトを見ると最初の5kmは1km4分50秒くらいで走っていました!いやー、だいぶ突っ込みましたね。予定よりも1kmあたり40秒も速いです。
その後は1周ごとに1kmあたり5分、5分15秒、5分30秒と徐々に落ちました。
それでもハーフの通過は1時間50分くらいで目標よりもだいぶ速かったです。
このまま失速を最低限に抑えればよかったのですが、ここからは地獄だったようです(笑)
脚が重くなり、ガス欠にもなってきて身体が全然動きません。こうなるとメンタルもやられ、もう止めたいとか俺は何をやっているのだろう、などと考えてしまい、より動かなくなります。
最後は1km7分以上かかりゴールしました。
タイムだけみれば2時間52分なので全然悪くはないのですが内容がもったいなかったですね。ペース配分次第では2時間45分切れたはずです。
最初の1kmを6分くらいにしてもよかったかと。30秒借金ができると考えますが、あと29kmもあるので予定より1km1秒早くすればいいだけなので慌てなくて大丈夫です。
あとは後半の落ち込みも考えて5分25秒くらいで走ります。20kmまでならこのペースでも問題なくいけるはず。これだと20kmが1時間49分になり、あと10kmを56分で走ればいいことになります。
10km56分だと1kmあたり5分36秒なのでそれまでから1kmで10秒落ちても大丈夫になります。
これなら2時間45分切れそうな気がしませんか?
皆さんも前半突っ込みすぎないように気を付けて下さいね。
まあ私もこの城南島では後半失速したので偉そうに言えませんが
2024.2.19