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みなさん、こんにちは!
馬込鍼灸整骨院の須永です。
大分気温も暖かくなりつつ、桜も満開になってきていますね。
人それぞれ異動する方や、新しい役職に就く方、新しいプロジェクトを任されたり、これから社会に出て初めて働く方などいろいろな事情があるかと思います。
それに合わせて、冒頭でも述べたように桜が咲いてきて春を迎えています。
この季節の変わり目は、ここ最近私がブログで挙げた12月や1月での急激な寒暖差での患者さんの身体の変化として左の起立筋という筋肉が皆一様にパツッと張っていた状態が表れやすいかもしれません。(自律神経への影響で) ↓
アシンメトリ現象
さて今回はアシンメトリ現象についてお伝えしようと思います。
・アシンメトリ現象とは?
ネットから抜粋しますが、
人体の左半身に突然現れる規則性(左一側性)を持った「ズレ」によって発生する、体の左側に現れる形態と知覚の異常のことで腰痛からがんまで、さまざまな疾患の原因となっています。
この様に私が述べた左側の起立筋のパツッとした張りもアシンメトリ現象の一つなのです。
このアシンメトリ現象は日によって左右差に増減がみられるので、体調のバロメーターにもなっています。
患者さんの中でも症状が強い方や慢性期間が長い方程、アシンメトリ現象は強く見受けられます。
・アシンメトリ現象の例
顔周り
・左目が小さい(細い)(睡眠不足だと特に酷くなる)
・左のまぶたが下がる
・左の黒目が上方に偏って、左目だけ三白眼(さんぱくがん)になる
↓
白目の面積が多い目の事
・左目の瞳孔が収縮する
・鼻筋が左に曲がる
・左の鼻の孔が右に比べて円くなる
・人中が左に曲がる
・左のほうれい線が深くなる(特に鼻の左脇のくぼみが深い)
・左の口角が上がる・笑うと引きつったように口が左に曲がる
・顔の左側の血色が悪く、しわっぽくて右半分よりも老けて見える
・顔の左半分が左耳に向かって引っ張られたような形になる
・左だけ八重歯が生える・両方生えていれば左が右よりも上(頭頂側)から生える
・左の胸鎖乳突筋がこわばる
顔周りだけでもこんなにもアシンメトリ現象があります。
そのほかには体幹部分のお腹側と背中側、骨盤周りに出てきます。
※もしアシンメトリ現象以外の神経麻痺や脳疾患などの疾患が原因であれば、左だけではなく右にも左にも出ます。
・頚椎がズレるとどうなるか
顔周りのアシンメトリ現象に合わせて頚椎がズレるとどの様な影響があるかをお伝えします。
※あくまでも個人差があったり、これで完璧に改善するというよりはそういう傾向の方が多いですよという事だけは頭に入れておいてください。
・第1頚椎
この第1頚椎は他の椎骨と比べると、左右の横突起が長く形成されています。この第1頚椎がズレると横突起が顎関節に当たり、口が開きにくくなることがあります。これを一般的には顎関節と言われています。顎関節自体に問題がある方はいらっしゃいますが、大体の方は第1頚椎を定位置に矯正してあげるとかなりの確率で改善します。
・第2頚椎
典型的な症状としては、慢性的な頭痛やフワッとする目まいがあり後頭部の地肌の首に近い辺りに赤いアザが伴うのが特徴です。
・第1~3頚椎
全体的にズレてくると、頭部にふらつき感・視野が狭くなる・視界が暗い・ボーっとする・引きつり・耳鳴り・耳の詰まり感・鼻が詰まる・舌が攣る・舌が片方に寄る・歯茎が腫れる症状が出てきやすいです。
・第4頚椎
三角筋の奥に痛みを出すことが多いようです。
・第4~7頚椎
第4~7及び第1胸椎までのズレは腕や指先に痛みや痺れの症状を起こしやすいです。
・第5~7頚椎
第5頚椎は中指に、第6頚椎は小指に、第7頚椎は母子に出やすいです。
・第4~7頚椎・第1胸椎・肩甲骨
複合的にズレるといわるゆ五十肩となりやすいです。
五十肩に関しては、長時間ズレたままや運動機能を回復させるにはある程度の時間が必要にはなります。
2024.4.8