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皆さん、こんにちは。
馬込鍼灸整骨院の、大塚です。
今年の夏は、寒暖差が激しかったですね。
体調管理には、十分気を付けて下さい。
先日、モルフォセラピー整体を受けて下さっている患者様(Aさん)が急に、
『この整体って、痔は良くなるの?』と、ご質問頂きました。
なので、即答で『はい、よくなりますよ』と、答えました。
するとAさんは『良かった。』と仰って下さり、『実は、日本人の3人に1人が痔で悩んでいるって知っていました?』
僕は、そんなに悩んでいる人がいるなんて、思っても診ませんでした。
その方は、ご家族で痔に悩まされていて、一度手術しましたが、再発していまい、お医者さんからは『もう手術をすることは、出来ません。』と、言われてしまい、悩んでいました。
来院時は、別の症状で来院しましたが、そこが改善傾向になってきたので、相談させてもらいましたとの事。
実際、週一回の施術を1ヶ月間行いましたが、今の所痔が無くなったとの事でした。
なので、経過良好ですし月1のメンテナンスをしていますが、痔の状態は安定的にいい状態です。
今回はそんな、日本人の3人に1人が悩んでいる痔についてお話ししていきます。
始めに、肛門の構造と働き
肛門は直腸とつながっていて、お尻の出口は皮膚で守られています。その皮膚の奥には、直腸があります。守っている皮膚と直腸のつなぎ目で、山のようになっている部分を歯状線(しじょうせん)と呼び、これより外に出た部分が肛門です。
肛門は、自分の意思で筋肉のコントロールできない「内肛門括約筋」と、筋肉のコントロールできる「外肛門括約筋」の2つの筋肉がうんちのふたをしています。普段蓋は閉じていますが、うんちが出る際は、筋肉が緩んで蓋が開く仕組みになっています。
続いて、痔の原因
長時間座りっぱなしのデスクワークなどでは、下半身に流れる血液がお尻に溜まってしまいます。すると、お尻の静脈はうっ血した状態になります。そこで、うんちが出る際にいきんでしまうと、血管の膨張率が高くなり、その際に毛細血管は傷つきやすくなってしまい、繰り返しの負担が肛門に負担をかけ痔が発生するといわれています。
肛門に負担をかけてしまう場面は、排便時のいきみや長時間のデスクワークの時だけではありません。スポーツ時のいきみ、刺激物やアルコールの過剰摂取などによる下痢、冷えなども肛門に負担をかけてしまうと考えられています。
痔の種類
痔は、大きく「痔核(いぼ痔)」、「裂肛(切れ痔)」、「 痔瘻 じろう(あな痔)」の3種類に分けられます。いぼ痔が男女ともに大半を占め、切れ痔は男性に多く、あな痔は手術が必要になりますが、痔全体の中では少ない傾向にあります。
1.痔核(いぼ痔)
肛門の奥の直腸側にできる「内痔核」と、歯状線より下の皮膚にできる「外痔核」がある。
<内痔核>
軽い場合は排便時の出血のみで痛みはないものの、症状が進むといぼが肛門の外まで出てくるようになり(脱肛)、痛みを生じてくる。
<外痔核>
出血は少ないが強い痛みを伴う。
2.裂肛(きれ痔)
硬くなった便を排泄するときに肛門の外壁を傷つけることが原因。肛門の上皮部分が切れたり裂けたりするため、出血がある。
3.痔瘻 じろう
歯状線のくぼみ部分(肛門腺)に細菌が入り、炎症化膿して中で膿がたまることが原因。
肛門部に重くて鈍い痛みと異物感があり、排便時以外でも痛みを感じます。
治療には手術が必要になるため、早めの受診が必要になります。
では、このような痔に対して当院ではどんなことができるのでしょう。
当院での対応方法
当院での施術は、お尻付近に停滞している血(静脈)の循環を良くすることが重要と考えています。
仙骨付近には、細かい血管が張り巡らされていて、骨盤内の臓器にも栄養を送っています。なので、仙骨のズレを整体によって解消すうことで、骨盤内の血液循環を良くしていきます。
その方法は、モルフォセラピーと言う整体になります。
痔の患者さんも、整体を受ける事で良くなったとの事でした。
痔でお困りの方は、是非、モルフォセラピーで良くしましょう。
2019.8.26