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皆さんは、こんにちは。
酷い寒さが少し落ち着き始めてきましたが、まだまだ寒くて、しかし温かい日が増えてきており、そうなると花粉症がひどくなるのですが、皆さんはどの様にお過ごしでしょうか?
そんな花粉症が酷くなると一緒に出てくるのが肌荒れになります。
患者さんの中に肌荒れがひどくなって悩んでいると相談されて、色々調べてみると脂漏性皮膚に行きつきました。
中々治りが悪く、原因が不明と言う事もあり判明に時間がかかるのと、病名が分かった後でも対応に時間が有する疾患です。
なので、今回のブログは脂漏性皮膚炎と言う疾患をご紹介しますので、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
脂漏生皮膚炎
脂漏生皮膚炎とは、好発部位は頭皮が主になっていて、赤みがかった発疹が出たり赤いポツポツとした発疹が出たりします。
皮脂が出やすい好発部位は頭皮が多く、その他は顔のおでこや鼻の頭や鼻の脇などで、背中と腕の脇・胸部などに出やすいです。
症状が頭皮に出た場合、初めはフケと間違えてしまうことが多く、次第に痒みも併発します。
一般的には汗疹やシャンプーの洗い残りなどのかぶれ症状に似ていますが、中々治りが悪かったり、治ったのにすぐに再発すると場合は脂漏性皮膚炎を疑ってみましょう!
年齢や性別は?
発生しやすい年齢は生後2週から12週と乳児から、思春期から40代と幅は広くなったいます。
男女比は、男性に多く見られる事が多いみたいです。
お越しになっている患者さんで発症しているのは女性の方が2名ほどいらしゃいますが。
乳児の発症では細菌に感染していなければ自然に治る事が多いですが、成人で発症した場合は慢性化するとケースが多いのも厄介ですよね!
原因
原因に関しては決定的なものは無く、複数の要因が重なり発症すると考えます。
1、入浴の頻度不足や洗顔不足
2、人間の皮脂が好きなマラセチア菌と言うカビ「真菌」の増加
3、自立神経の乱れ「寝不足など過度なストレス」
4、食生活の乱れ
になります。
原因不明の疾患はどれも似た様な原因になりますね。
体の状態が悪くなるのと一緒で、自律神経神経の乱れはどんな事にも悪影響を引き起こしますね。
治療法
治療方法は最初に保湿の目的の塗りぐすりをつけますが、それでは効果が少ない事が多いので弱いステロイドの入っている塗りぐすりから初めて、治りの段階に応じて徐々にステロイドの量を増やしていく流れになります。
他の原因で、マラセチア菌が原因の場合はこの真菌の排除をしなければ改善しないので、抗真菌薬の塗りぐすりを使用していきます。
このステロイドと抗真菌薬入りの塗りぐすりはなるべく早く終わらせる方向にしているのですが、慢性化しているケースが多く早く薬を終わらせてる事ができないのが現状です。
整骨院からのアドバイス
整骨院からのアドバイスは、栄養面でお肌の症状を抑えて下さい。
脂漏性皮膚炎には、ビタミンB2とB6が大きく関わっていると言われていますので、脂漏性皮膚炎の方以外でも、肌のトラブルの方にはオススメです。
ビタミン6が多く入っている食材
僕のオススメは焼き芋です。
魚の赤身などにも多く含まれていますが、僕がオススメは焼き芋です。
理由としては植物性のタンパク質なのと、食物繊維も豊富で満腹感も得られる事が要因です。
焼き芋を食べ際の注意点は、水分を多く摂る様にして下さい。
お腹張りを引き起こし、お腹が苦しくなってしまいますので。
他かにはカブの漬物「発行食品の為」などもオススメです。
ビタミンB2が多く入っている食材
納豆やブロッコリーに多く入っております。
ビタミンの入った食材を摂る際に、優先的にしてもらいたいのは1番目は植物性、2番目発酵食品、3番目は乳製品を選ばないです。
お肌のケアは、外からも中からも大切なので、この春はしっかりケアしていきましょう。
2023.3.6