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圧迫骨折は、寝て起き上がる際に受傷する。

皆さん、こんにちは。

 

馬込鍼灸整骨院の大塚です。

 

今回は、2週間前に来院しました患者さんの症例を報告します。

 

2週間前に来院した患者さんは、「寝ていて起き上がる時に腰が痛くなった」との事で来院して頂きました。

 

最初は、急性腰痛(ぎっくり腰)と考え、急性腰痛の治療を行いました。

 

急性腰痛だと判断する要因は、朝起きた時に急に痛みが出た所と、体勢が整った後も、歩行をしていても痛みが持続する所をふまえて、急性腰痛の治療をしていきました。

 

1週間治療していくと、朝の起きる時の痛みは改善しませんでしたが、歩行する時の痛みは少しずつ改善していきました。

 

しかし、徐々に良くなってきましたが、2週間が経った後で急に朝起き上がる際に再度同じような痛みが出てきてしましました。

 

なので、少しずつ良くなって来ましたが、再度痛みがでてしまったので、患者さんの不安な様子を感じたので「このままここで治療していきますか?」と質問しました。

 

そうすると患者さんが、「2週間治療したけど変わらないので、整形外科に行ってみてもらいたいです」と言う運びになりました。

 

整形外科に行ってもらうと、結果は「腰椎の3番と胸椎の11番が潰れている」との事でした。

 

更には、3番の腰椎は粉々に砕けているとの事です。

 

よって結果は、(腰椎圧迫骨折)になります。

 

なので、今回は椎骨の圧迫骨折の解説をしていきます。

 

圧迫骨折

高齢者や女性に多い圧迫骨折ですが、腰椎の圧迫骨折が1番多いです。

転倒や高所から飛び降りた外部からの圧力が加わり、椎骨の椎体と呼ばれる場所が潰れてしまうことで圧迫骨折なってしまうのです。

具体的な症状は激しい痛みがあります。また、症状が悪化すると下半身に痛みと痺れが出てきて、更に悪化すると下半身の麻痺までになることもあるのです。

 

具体的な原因はどのようになるのでしょう。

 

圧迫骨折の原因

 

  • 背中の円背による原因

腰の曲がった高齢者をみたことがあると思いますが、腰が曲がってしまうと体の全面を向いている椎体が重力と体重という強い圧力が加わり骨折してしまうのです。

 

  • 骨粗しょう症

骨粗しょう症自体、骨が脆くなってしまうので、少しでも強い圧力が加わると直ぐに骨折してしまいます。

 

このように色々な状態が重なり、更には骨粗しょう症と言う病気が加わりって初めて圧迫骨折になるのです。

 

考察

実は今回の患者さんは骨粗しょう症を患っていて、3月に別の症状が発覚した為、骨粗しょう症の薬を一旦ストップせざるを得ない状態だったのですが、そこで骨粗しょう症の薬を止めたことが今回の骨折の直接の原因になったのでは無いとお医者さんは断言していたようです。

 

この患者さんはモルフォセラピー整体を中心に施術をさせて頂きましたが、果たして骨折をした所が整体をすることにより1週間の治療を経て経過が良くなることがあるのでしょうか?

 

腕を骨折していて、モルフォセラピー整体を毎日の様に続けて治療を行ったとして、腕の痛みが改善するとは考えにくい事だと言えるでしょう。

 

よって今回の方は、骨折こそしていたと思いますが、直接の腰の原因は別の所にあったではないでしょうか?

 

整形外科では、骨の強度を上げる処置を4週間行いますが、それがダメなら手術になると言われたらしいです。

 

手術で改善すればいいのですが、改善しないケースも多々みてきましたので、この4週間注射で改善してくれる事を願います。

 

 

最後に、もし本当に骨折の痛みを改善できていたのならば、更には別の痛みにもアプローチ出来るのではないかと思い、今後も勉強をしていきます。

 

今後も、沢山の患者さんと治療に携わっていきますが、症例をご報告させていただきます。

 

 

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2019.10.15

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