ブログ
HOME > ブログ
HOME > ブログ
【上腕骨外側上顆炎】
上腕骨の外側上顆(肘の外側)に付着する、手首や指を伸ばす筋肉の腱に炎症を生じ痛みをきたす疾患。テニス肘と呼ばれるが、日常生活動作でも起こることが多い。
<治療>
保存療法(手術をしない治療)で多くの場合は6か月以内に軽快する。
・保存療法:安静、バンド装着・日常生活指導・ストレッチ・整体・消炎鎮痛薬・ステロイド局所注射など
<症状>
肘を伸ばす、腕をひねる、手首を曲げる動作で痛みが走る。
雑巾を絞る、荷物を持ち上げる、テニスのバックハンド、パソコンの入力、ネジをドライバーで締めるなど。
テニス肘と言われるが、テニス以外のスポーツでも発症する。
<病態>
日常生活やスポーツなどでの使い過ぎにより、外側上顆に付着する筋肉の腱に炎症が生じる。
<疼痛誘発テスト>
・チェアテスト
腕を手のひらが下の状態でイスなどの重量物を持ち上げた際に痛みが出る
・トムゼンテスト
手のひらが下向きの状態で手首を甲側に曲げる。それに抵抗した力を施術者が加えると痛みが出る
・中指伸展テスト
中指を伸ばした状態で施術者がその中指に抵抗を加えると痛みが出る
<装具療法>
・エルボーバンド
外側上顆より指2~3本分手首側にパットを当てて圧迫する
<日常生活指導>
・重い物を持つ時には手のひらを上に向けて持つ
・雑巾を絞る時は押し付けて水気を切る
などして、痛みの出る動作を避ける
【当院での施術】
患部に負荷がかかっている原因を見つけてそこを施術します
(肩や手首の可動が悪くて肘に負荷がかかりやすい。頸椎のズレが神経を圧迫している。など)
肘が痛いからと、肘だけ施術するよりも、全身を診て調整することで肘の痛みを早期に改善していきます
施術方法はモルフォセラピーという整体を行います。
詳しくはこちら→モルフォセラピーについて
外側上顆炎で来院された方は
・DIYで棚を作った時にドライバーを使いすぎて痛めた
・テニスやゴルフなどのスポーツ
・パソコンの使い過ぎ
・料理人
など、手や指の使い過ぎで発症しています。
使わなければいいのは分かるけど、どうしても使ってしまいますよね。
なので治りが緩やかな場合が多いです。しかし、モルフォセラピーを中心にした全身の整体を継続して行うことにより、皆さん痛みは改善しています。
ここまでが外側上顆炎についてとなります。
さてここからは私の年末年始の話です。
長期休暇は走りこむぞ!
ということで、31日に40㎞、1~3日は毎日15㎞走りました。
毎年恒例の池上七福神めぐりや品川神社や荏原神社の東海七福神めぐりランをしたり、駅伝をテレビ観戦してから走る日々でした。
年始には1年の目標を掲げる方も多いと思います。私は「フルマラソン3時間切り」を目標にします。
11月か12月の大会で達成できるように練習していきます。大田原マラソン再開しないかなぁ。
皆さんはどうでしょうか?
「今年は運動するぞ!」といきなり頑張って走るのもいいのですが、それだとケガの恐れもあるし、無理な目標だと続かないかもしれません。
継続してできそうな事からやっていきましょう。
走りたいという方はいつでも一緒に走りますので、お声をかけてくださいね。
本年も宜しくお願い致します。
※1月より診療時間が一部変更となりました
・水曜日 9時半~20時 → 14時~19時
・土曜日 9時半~16時 → 8時半~19時半
となります。(他の平日は変わらず9時半~20時)
第2・第4日曜日と祝日は9時~18時半となります。
また、笠原が1月から当グループ院の「品川接骨院」に月曜日と木曜日に勤務することになりました。
馬込の勤務日が減りご迷惑をお掛けいたします。品川接骨院に来ていただいても大丈夫ですよ!
2022.1.10
脱臼は、関節が突然外れることで発生し、激しい痛みや機能障害を引き起こす怪我です。日常生活やスポーツ中の不注意な動作が原因となることが多く、一度発生すると、その後のケアや治療が重要となります。本記事では、脱臼の痛みがどのくらい続くのか、整骨院での治療方法や回復の目安、さらには再発を防ぐためのセルフケア方法について詳しく解説します。脱臼のリスクを理解し、予防策を講じることで、健康な生活を送りましょう。
脱臼は、関節が本来の位置からずれることで発生する怪我です。これにより、関節周囲の組織や筋肉が損傷し、強い痛みや機能障害が生じます。脱臼にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる症状と影響があります。
完全脱臼とは、関節が完全に本来の位置から外れてしまう状態を指します。この状態では、関節がまったく機能しなくなり、強い痛みや腫れが伴います。関節の形状が明らかに変わることが多く、視覚的にも異常が確認できる場合があります。 一方、亜脱臼は、関節が部分的に外れている状態です。完全脱臼に比べて痛みは軽度であることが多いですが、それでも関節の不安定感や違和感が残ります。亜脱臼は、自分で関節を動かすことで一時的に改善する場合もありますが、再発しやすい特徴があります。
脱臼は、体のさまざまな部位で発生する可能性がありますが、特に以下の部位で起こりやすいとされています
肩関節:肩の脱臼は、スポーツや転倒による外力が原因で発生することが多いです。肩は非常に可動域が広いため、他の関節に比べて脱臼しやすい部位です。肩の脱臼後は、腕を上げることが難しくなり、痛みが強く感じられます。
肘関節:肘の脱臼は、転倒時に手をついた際に発生することが多いです。特に子供に多く見られ、腕を伸ばすことが困難になり、即座に治療が必要です。
指関節:指の脱臼は、スポーツ中や重いものを持ち上げる際に発生しやすいです。脱臼した指は腫れ、動かすことが難しくなります。
膝関節:膝の脱臼は、強い外力が加わることで発生します。膝が不安定になり、歩行が困難になるため、迅速な治療が求められます。 これらの部位ごとに、脱臼の特徴や症状は異なりますが、いずれも迅速な治療が必要です。適切な治療を受けないと、関節の機能が永久に損なわれる可能性があるため、早期の対応が重要です。
脱臼は、関節が正常な位置から外れることで生じる非常に痛みを伴う怪我です。その痛みは、脱臼直後から始まり、時間とともに変化していきます。痛みの期間や回復プロセスは、脱臼の種類や部位、治療の適切さによって異なりますが、一般的な流れを理解することは重要です。
脱臼直後の痛みは非常に激しく、瞬時に関節の異常が感じられます。この痛みは、関節が正常な位置から外れたことで、周囲の組織や神経が損傷を受けるために発生します。特に、肩や肘などの関節での脱臼では、痛みが非常に鋭く、動かすことがほとんど不可能になることがあります。 痛みのピークは、脱臼直後から数時間以内に訪れることが多く、この時期には関節周囲の腫れや炎症も進行していきます。整骨院や医療機関で適切な治療が行われない場合、痛みはさらに悪化し、二次的な損傷を引き起こす可能性もあります。
脱臼後の痛みは、通常、治療が始まってから数日から数週間続くことがあります。痛みの持続期間は、脱臼の部位や重症度によって異なりますが、一般的には以下のようなプロセスをたどります。
急性期(1~3日目):この期間は痛みが最も強く、腫れや炎症がピークに達します。関節を動かすことが難しく、安静が必要です。
回復期(1~2週間):適切な治療が行われた場合、痛みは徐々に軽減していきます。しかし、関節の安定性を取り戻すまでには時間がかかるため、リハビリが重要となります。
慢性期(2週間以上):痛みが軽減した後も、関節周囲の違和感や軽度の痛みが続くことがあります。この時期には、再発を防ぐためのリハビリや筋力強化が重要です。 痛みが長引く場合、関節の機能が完全に回復していない可能性があり、再度の診断や治療が必要となることがあります。適切な治療を受け、痛みの管理を行うことで、脱臼からの回復がスムーズに進むことが期待されます。
脱臼の治療は、迅速かつ適切に行うことが重要です。整骨院では、専門の技術を用いて関節を正常な位置に戻し、その後の回復をサポートするための治療が行われます。ここでは、整骨院での一般的な脱臼治療法について解説します。
脱臼治療の最初のステップは、整復術と呼ばれる関節を元の位置に戻す手技です。整骨院の専門家は、経験と技術を駆使して、脱臼した関節を慎重に元の位置に戻します。この手技は、痛みを最小限に抑えながら、関節周囲の筋肉や組織に過度な負担をかけないように行われます。 整復術が成功すると、関節の動きが再び正常になり、痛みも徐々に軽減します。ただし、整復後も痛みや腫れが残ることがあるため、その後のケアが非常に重要です。整復術が適切に行われないと、再度の脱臼や関節の不安定性が発生するリスクが高まるため、信頼できる専門家による治療が求められます。
整復術の後、関節の安定性を保つために、一定期間の固定が必要です。この固定期間は、脱臼の部位や重症度によって異なりますが、通常は1〜3週間程度が一般的です。固定には、スリングやバンド、ギプスなどが使用され、関節を動かさないようにすることで、治癒を促進します。 固定期間が終了すると、リハビリテーションが開始されます。リハビリは、関節の柔軟性を回復し、筋力を強化するために不可欠です。整骨院では、患者一人ひとりの状態に合わせたリハビリプランが提供され、無理のないペースで進められます。リハビリには、軽いストレッチや筋力トレーニングが含まれ、徐々に関節の可動域を広げ、再発を防ぐための筋力をつけていきます。 リハビリテーションは、脱臼の完全回復において非常に重要なプロセスです。適切なリハビリを行うことで、関節の機能が正常に戻り、日常生活への早期復帰が可能となります。リハビリを怠ると、関節の不安定感が残り、再脱臼のリスクが高まるため、医師や整骨院の指示に従って継続的に行うことが重要です。
脱臼は、発生すると非常に痛みを伴い、回復にも時間がかかります。そのため、脱臼を未然に防ぐためのセルフケアが重要です。日常生活での注意点や、筋力トレーニング、ストレッチを取り入れることで、脱臼のリスクを減らすことができます。
日常生活の中で、脱臼を防ぐためには以下のような注意が必要です: 無理な動作を避ける
関節に過度な負荷がかかるような動作を避けることが重要です。例えば、重いものを持ち上げる際には、正しい姿勢を保ち、無理な力をかけないようにしましょう。
転倒防止:特に高齢者や子供の場合、転倒が脱臼の原因になることが多いです。家の中では、床に物を置かない、滑りやすい場所に滑り止めを敷くなどの工夫をしましょう。
適切な靴を履く:足元の安定感を保つために、滑りにくく、足にフィットした靴を選ぶことが大切です。これにより、転倒やつまずきを防ぐことができます。
スポーツ時の注意:スポーツをする際は、ウォームアップを十分に行い、関節を保護するためのサポーターやプロテクターを使用することをお勧めします。特にコンタクトスポーツでは、関節に負担がかかりやすいため、注意が必要です。
筋力トレーニングとストレッチは、関節の安定性を高め、脱臼を予防するために非常に効果的です。以下のようなエクササイズを日常に取り入れることで、脱臼のリスクを低減できます
筋力トレーニング:関節周囲の筋肉を強化することで、関節の安定性が向上します。特に、肩、肘、膝などの関節に関連する筋肉を重点的に鍛えることが重要です。例えば、肩の筋力を高めるためには、ダンベルやエクササイズバンドを使ったエクササイズが効果的です。
コアトレーニング:体幹(コア)の筋力を強化することで、全身のバランスが改善し、関節への過度な負担が軽減されます。プランクやサイドプランクなどのコアトレーニングを取り入れましょう。
ストレッチ:筋肉の柔軟性を保つことで、関節の可動域が広がり、無理な動きによる脱臼のリスクが減少します。特に、運動前後のストレッチを欠かさないようにしましょう。肩や膝の関節周囲の筋肉を中心に、定期的なストレッチを行うことが効果的です。
これらのセルフケアを継続的に行うことで、関節の健康を維持し、脱臼を予防することが可能です。定期的なエクササイズや日常生活での注意を怠らず、万が一、違和感や痛みを感じた場合は、早めに専門家に相談することが重要です。
脱臼は、関節が本来の位置から外れることで発生する非常に痛みを伴う怪我ですが、適切な治療とケアを行うことで、回復を早めることができます。脱臼には完全脱臼と亜脱臼があり、それぞれの症状や治療方法は異なります。脱臼直後の痛みは非常に強く、その後の固定期間やリハビリテーションが重要な役割を果たします。 整骨院では、整復術を用いて関節を元の位置に戻し、その後のリハビリテーションをサポートすることで、関節の機能を回復させる治療が行われます。また、日常生活での注意や筋力トレーニング、ストレッチを取り入れることで、脱臼を未然に防ぐことができます。 脱臼を予防し、再発を防ぐためには、適切なセルフケアと整骨院での専門的な治療が不可欠です。日常生活での小さな注意や習慣が、将来の脱臼リスクを大幅に減らすことができるため、ぜひ今日から実践してみてください。
2024.8.24