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今日は、馬込太郎君の休日に注目してみましょう。
彼女とのデートに行くため、車で彼女のお家まで迎えに行く最中です。
信号機が赤に変わったので停車していると、『キッキ――――、どっか――――ん』
後から、スマフォをみながら運転していた人に追突され交通事故になってしまいました。
相手の運転手さんが車から降りてきて、
『大丈夫ですか?』
『とりあえずどうしたらいいですかね~?!』
と、声をかけてもらいました。
馬込太郎くんは、急な出来事に気が動転してしまいどうすればいいか分からずにいました。
こんな時、皆さんはどのように対処するべきかご存知でしょうか?
交通事故にあってすぐの対処方法とは?
1、もし交通事故の被害者になった場合は
先ず、最初に行う事は必ず警察に通報することです。
自己判断や当事者同士の判断を避け、その場での口約束や示談はしないでください。
必ず警察を呼び、第三者を交えて交通事故現場を収めていきましょう。
※痛みがある場合などは、その旨を警察に伝えて人身事故に扱いにしましょう。
(後日、病院に行く事も可能ですが、手続きが面倒な場合がありますので、時間に余裕がある際に、痛みのある個所があれば、その場での病院の受診をオススメします。)
2、相手の個人情報を聞く
交通事故に遭いすぐに警察を呼び次にする事は、個人情報の取得が大切です。
相手の名前(フルネームで)、住所、繋がりやすい連絡先、車のナンバープレート、相手が加入している保険会社(自賠責保険・任意保険)などを確認します。
ここまでは、必ず行って下さい。
3、その他、証拠となることを出来るだけ残しておく。
相手の情報を入手したら次は、その他の証拠となると事を出来るだけ残しましょう。
特に、1番の証拠となるのは第三者の意見です。
目撃者がいると相手方とのトラブルになった際などに効果があります。
なので、目撃者いれば氏名や連絡先を聞いておき、必要ならば証人になってもらうように依頼します。
その後、事故現場を写真に撮っておきましょう。
更に、自分でも記録つけるようにして、出来るなら事故直後の記憶が鮮明なうちに、現場の見取図や事故の経過、写真などの記録を残しておくことも重要です。記録は賠償交渉終了まで残しておけば安心でしょう。
※損害額が決まる前でも、程度に応じた仮渡金を先に請求出来る仕組みもあります。
ただ、物損事故で終わらせたあと、数時間後もしくは何日か経ってから痛みを感じてきた…など、異変に気がついた場合はすぐに病院に行って診断書をもらいましょう。
その後、警察署へ行き(事故証明書)の種別を「人身事故」に切り替えてもらうように申し出てください。この手続きをしないと相手の保険会社へ治療費等の請求をする場合に支障が生じてきます。
事故発生時に緊急搬送されるなどして、相手の連絡先などの情報を全く確認していない場合は、「事故証明書」を警察から後日発行してもらうと、加害者側の氏名・住所なども記載されています。
さーて、説明はここまでです。
では、馬込太郎くんのお話に戻ってみましょう。
「痛たたたーーーー」
ぶつかった瞬間に馬込太郎くんは、腰を痛めてしまいました。
では、次回は交通事故での(むち打ち)を、ご紹介します。
2018.11.12
前回のお話↑
馬込太郎君はデートに行く直前、事故に遭いました。
車による追突事故。
今回、腰の部分を強く打ち付けて怪我をしてしまいました。
ここで、保険会社や警察との手続きを終えた馬込太郎君は、病院へ向かいました。
整骨院、接骨院に通院する際は必ず診断書が必要になります。診断書をもとに治療を行うことが出来るからです。
診断書はお医者さんしか出せないために病院へ向かいました。
診断された結果は、「腰椎捻挫」と「頸椎捻挫」。
ここでは、腰椎捻挫について詳しく診ていきましょう。
腰椎捻挫とは、腰に対する痛みなどを訴えたものとなります。
代表的な疾患としては、
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
などがあげられます。
これらの疾患は重篤な場合だと、排尿障害、下肢の脱力が認められるます。
すぐに病院へ行ってください。
また、実際に来院される患者さんの多くの方は、お尻付近から腰にかけての痛みや、腰の片方の痛みを訴えるなど様々です。
なぜ、このように様々な症状を引き起こしているのか。
それは、交通事故による身体へのダメージがそれぞれ異なるためです。
当たり前のようですが、車に追突されて起こるものですので、エネルギー量は計り知れません。
「事故したけどあまりケガしてないな。」と思っていても身体の中に蓄積されています。
また、交通事故直後は交感神経が興奮しているケースが多いので、数日後に症状が出てくることもあるのでご注意ください。
馬込太郎君の症状を詳しく診ていくために当院ではこのような検査も行い、治療プランを考えていきます。
・神経根症状誘発テスト(シビレや感覚のダルさを判断する検査法)
・膝蓋腱、アキレス腱反射などの深部腱反射テスト(反射の消失もしくは低下の確認)
・大腿、下腿の筋委縮検査。(筋肉の太さを図る)
・動作、日常生活に出ている痛み、シビレ、だるさなどの確認。
今回は、腰の部分を強く打ち付けているので、まず腰のほうから診ていきます。
上記の検査法なども行い、いよいよ治療に入ります。
幸い、馬込太郎君にしびれ、だるさなどの所見は診られなかったので良かったです。
当院での治療は、主に筋治療として過緊張している筋肉を緩めて、物理療法として医療器具を使用します。
また、怪我をしてから数日は炎症反応もみられる為に、氷を用いた冷却を行います。その後炎症が収まった状態を見て、温熱療法に切り替えて組織に血液を送る治療を行います。
次回は、頸椎捻挫編になります。
2018.11.17
皆さんこんにちは!
馬込鍼灸整骨院の加島です^_^
前々回から交通事故による「むち打ち」についてお話ししています。
前回の交通事故のブログはこちら
今回は「むち打ち」による首の損傷について解説していきます!
そもそも「むち打ち」とは?
何らかの原因で首に不自然な強い力がかかったことによりおこる捻挫です。
鞭がしなるように首が動くので「むち打ち」と呼ばれています。
原因
・交通事故
・友達に突き飛ばされた
・スノボードでの転倒
など
「むち打ち」の症状はすぐに出ないことがある?
交通事故などの大きい衝撃が加わった直後は身体が興奮状態にあるため、痛みを感じる感覚神経が麻痺しているケースがあります。
数日経過して、首が痛い、肩がこる、などの症状が出てくるケースも少なくありません!
「むち打ち」の症状
・疼痛(首、頭部、腕、背中) 軽
・凝り、重だるさ(首、肩、背中)
・可動域制限(首、肩)
・シビレ
・めまい、目の疲れ
・吐き気
・握力低下
・流涙、動悸、難聴、発汗
・睡眠障害、倦怠感
・知覚障害、排尿障害、歩行障害 重
「むち打ち症」は症状度合いや損傷度合いにより、いくつかに分類されます
・頚椎捻挫型
・神経根症状型
・バレ・リュウー症状型
・脊髄症状型
・脳脊髄液減少症状
この分類にそって解説していきます^_^
頚椎捻挫型
むち打ちの7~8割が頚椎捻挫です。
首の筋肉、靭帯、関節包が損傷してしまうのが頚椎捻挫です!
神経根症状型
むち打ちにより神経が損傷してしまうのが神経根症状型です。
衝撃により首の骨がズレてしまうことにより神経を圧迫し症状を出してしまいます!
バレ・リュウー症状型
この型は神経根症状型と似ておりますが、損傷する神経が自律神経の交感神経が損傷してしまいます!
脊髄症状型
最も症状が重いとされるのがこの
脊髄症状型です。
脳から連続する脊髄(中枢神経)が損傷してしまいます。
脳脊髄液減少症状
発見が遅れてしまうことが多いです。
脳は外部からの衝撃を軽減させるために脳脊髄液という液の中に浮いています。
ですがむち打ちにより脳脊髄液を包んでいる膜が破れ、液が漏れてしまい脳が沈んでしまいます。
「むち打ち」は早期治療が1番大切です!
当院での治療
固定‥‥衝撃により痛みが強く自家筋力で首を支えられない場合に固定を行います。
冷却‥‥急性期で炎症が起きている場合は冷却を行います。
温熱療法‥‥筋緊張を取る為に行います。
モルフォセラピー‥‥衝撃によりズレた骨を戻すための整体です。
2018.11.24
馬込太郎くんは腰と首をけがしてしましたが、事故にあったなら先ずは病院に受診をしてもらいたいのです。
しかし、事故当日はアドレナリンなどの興奮物質が脳から分泌されるので痛みを感じにくくなっているケースがあり、事故後数日たった後で何かしらの症状が出てしまうケースもあるのです。
そのようなケースになっても、医師の診断が必要になるので必ず病院を受診して下さい。
では、病院を受診したその後の治療は、どのような施術を行っていけばいいのか?などの疑問が出るはずですので、今回は事故後の治療対応編をお伝えします。
【病院を受診した後は、整骨院でも治療できます】
実は事故の治療が整骨院で施術を受けられるのですが、あまり知られていないのが現状です。
施術が受けられることを知っている人は仮に10人交通事故にあわれた方がいたとして、1~2人程度だと言われています。
是非このブログを読んだ方はもちろんのこと、ご家族・ご親戚・ご友人・ご同僚の方のためにも、お困りの際にはこうした情報もお伝えしていただければ幸いです。
【整骨院での治療の特徴】
交通事故の代表的な症状であるむちうちは、交通事故での衝撃によりそうめんのように柔らかい繊維が部分的に断裂した状態で、そこからわずかながら出血と体液がもれて炎症を起こします。
ただこの繊維の断裂はレントゲンやMRIには映らず、異常が無いと判断されてしまうのです。
しかし、繊維の断裂は必ず起きているため痛みが出るのは当然です。
このような微細な筋肉の損傷には、整骨院で治療を受ける事を強くお勧めします。
なぜかと言うと、病院では細かい繊維の断裂は映らず、異常が無いと判断されてしまい、痛みがあれば薬と湿布と安静を元に治療していく傾向にありますが、私たちは安静にしていても筋肉が固まってしますので、動かせる方は早期に動かすことをオススメしています。
なので、交通事故の治療で安静にしていて改善があまり見込めていない方には特に整骨院に受診してみましょう。
【整骨院に通いたいけれども】
交通事故の場合、病院に通院しながら整骨院で治療を受ける事は問題ありません。
病院と整骨院を併用し、通院する事は可能なのです。
病院と整骨院を併用して通院される方は、整骨院で筋肉の硬さを取りつつ、病院では診断を受けて頂く患者さんが大勢います。
更に、事故の治療は限りがあります。
最終的な診断はお医者さんがしますが、症状固定か後遺症のどちらかで終わりになりますが、初めの方から通っている病院の方が治療経過や症状経過の判断が付きやすくなりますので、初めに受診した病院を通って頂くのをお勧めいたします。
以上で、通院篇は終わります。
次回は、お金にまつわるお話をさせて頂きます。
【交通事故関連ブログ】
「馬込太郎くんの、交通事故日記。~交通事故にあった時の対応編~」
2018.12.13
前回、事故のお話しをさせて頂いたものです。
まだの方は、こちらからご覧ください。
前回のをご覧いただいている方は、事故にまつわる最後の話しをしていきましょう!
最後は、治療費のお話です。
治療は無料で受けられているが、その後の保証(慰謝料)はどのようになるのかはご存じない方がほとんどだと思います。
最後は、大事なお金のお話しします。
1.慰謝料
自賠責保険では1日の通院に対して慰謝料が発生します。
1日に通院で、4200円の慰謝料になります。
※交通事故の被害者の場合ほぼ全員が自賠責保険の対象となります。
実は、加害者も相手方に過失割合が1割でもあれば、自賠責保険は適用になります。
当然加害者であっても怪我をしていれば治療を受けられる権利があります。
交通事故が原因でケガをして発症した症状について、自賠責保険の適用範囲になります。
わずかな痛みであってもその対象となります。お早めの受診をお勧めします。
慰謝料の対象となる日数は「治療期間」と「実治療日数」によって決定します。
【治療期間】・・・ 治療開始日から治療終了日までの日数
【実治療日数】・・・実際に治療を行った日数
「治療期間」か、「実治療日数」に×2をした計算し出た数字で、少ない方の数字に4.200円をかければ慰謝料が計算されます。
(上記、「実治療日数」×2とありますが、実治療日数の2倍の慰謝料が計算されるのは、整形外科と整骨院に通院した場合のみの計算になります。鍼灸院や整体院では、実治療日数のみしか計算されません。慰謝料の面から見ても、治療の観点からみても、実治療日数の計算が出来て整体もできる整骨院にかかることをお勧めします。)
◇慰謝料の計算
例
<実治療日数45日間>
4.200円×45日×2=378.00円
<治療期間96日間>
4.200円×96日=403.200円
※この場合、日数の少ない方(安い方)の実治療日数が慰謝料となります。
このように、怪我をして、しっかり通うことで慰謝料が支払われますので、被害者の方も治療に通う義務があると言えるのではないでしょうか?
事故の治療の終了後に痛みが出たとしても、自賠責保険での治療に戻す事は容易な事ではありますん。
是非、期間内にしっかり通い、再発しないレベルまで治療して行きましょう。
以上で、交通事故のブログを終わります。
馬込太郎君、お幸せに~~~~~~~~(^^)v
2019.2.9
皆さん、お元気でしょうか?
外出を自粛してお家の中で過ごす事が増えて、ストレスが溜まっている方が多いのではないでしょうか?
馬込鍼灸整骨院の大塚です。
さて質問があります。
皆さんの中は緊急事態宣言が発令されたことで、通勤の際に公共交通機関を利用したくない方が増えているのではないでしょうか?
そもそも既に今までは公共交通機関を利用していたが、マイカー通勤に変更したなんて方もいるのではないでしょうか?
そんな方たちの中で今増えている問題がありまして、今回のブログではそのことに触れていきたいと思います。
マイカー通勤をしいていない方や、そもそも自宅にいて外に出ないと言う方にも関係の無い話ではないので、是非お読みください。
皆さんは、そもそも外出自粛要請で自宅にいる事で、普段はそこまで無いはずのものが増えているものってご存知でしょうか?
外出自粛要請で増えているもの
それは、家庭内暴力です。
NHKネット記事に載っていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200407/k10012371791000.html
この記事のよると、アメリカ・カナダ・ヨーロッパでは家庭内暴力の相談窓口に65%増加や、家庭内暴力を受けた方の一時避難場所に人が集まり感染のリスクが増えているや、一番驚くのは南アフリカでは外出自粛が政府から宣言されてからあの1週間で8万超の被害報告が寄せられたのには驚きですね。
明日は我が身ではありませんが、自分を守ることは自分の大切な人を守る事にも繋がりますので、お家の中でもちょっとした運動をしてリラックスをすることが大切です。
以前、加島先生がいろいろな呼吸を用いての体操をブログに載せてくれました。
お家で座りながらでも出来る簡単な体操になりますので、是非下のリンクからブログを参考にやってみてください。
マイカー通勤が増える事での問題点
上記に記した通りで、外出自粛の為ストレスが増えている方が多いのですが、それに加えて普段あまり車を運転しない方が運転をするだけでも更にストレスが増えてしまうのは明白と言えますよね。
そこで増えるのが、交通事故になります。
今月に入り普段通われている方で交通事故にあわれた方が1名、新規の患者さんで交通事故の問い合わせが2件ありました。
先月も同じような増え方をしています。
交通事故に気をつけようとしてもそれは無理な話になります。
なので、交通事故に遭わない・起こさない為にも、ストレスを解消するしかありません。
なので、上記で紹介している体操は簡単なので試してみてください。
しかし、それでも事故は起きてしまう可能性があります。
以前、交通事故に合ってしまった時の対策をブログの載せていますので、そちらも参考にしてみてください。
1、交通事故に遭ってしまった時の対応編
2、交通事故で、腰を痛めてしまった時の対応編
3、交通事故で、腰を痛めてしまった時の対応編
4、交通事故の、治療対応編
5、交通事故の、通院治療費編
2020.4.9