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こんにちは☀
今回は題名にもある通り、逆子について書いていきます!!
まず「逆子」について少し書いていきます。
「逆子」と言いますが、正確には医学名で「骨盤位」といいます。
お母さんのお腹の中で、胎児が正常な体位と反対を向いてしまっている状態です。
正常は頭部が子宮口の方を向いているのですが、逆子というとお尻・膝・足のどれかが子宮口の方を向いているということになります。
✭逆子になる原因
1)母体側の問題・・・羊水量の過剰or過小、子宮奇形、子宮筋腫、骨盤が小さいなど
2)胎児側の問題・・・双子や三つ子などの多胎妊娠、低体重で頭が子宮口に向きにくい、水頭症であるなど
3)原因が特定できない場合
あとは前からこのブログで言っている「冷え」も原因になりやすいと言われています。
✭逆子のリスク
逆子での出産のリスクは、比較的小さい足や膝から先に出てしまうということです。
足や膝が出ても大きい頭部が出にくいと分娩が長引いてしまい、胎児に酸素がいかないという最悪なケースもあります。
また、出産前でも足や膝が子宮口を刺激し、何かの拍子に破水してしまう恐れもあります。
リスクを聞くと不安になると思いますが、ほとんどの場合は治ってしまいます。
妊娠初期・中期は子宮内にスペースがあるので胎児は上を向いたり下を向いたりと動き回ります。
妊娠後期になると頭は大きく・重くなってきて自然と下を向くようになります。
逆子として出産するのは3~5%と言われています。
ことで予防できます。
さて、ここで鍼灸についても書いていきます。
よくお灸が良いと言われています。
学校でも経穴(ツボ)を習う時に、ここは逆子に効く経穴だと言われるところがあります。
そこは「至陰」です。
場所は足の小指の外側の爪の生え際です!!!
鍼灸業界でも逆子の治療している先生や、研究をされている先生方がいます。
いくつか論文を載せていきます。
https://doi.org/10.3418/jjam.30.120 (日本助産学会誌)
https://doi.org/10.3777/jjsam.65.2 (全日本鍼灸学会雑誌 4ページ)
HPなどを見れば、色々と症例報告があったりと逆子についての記事はたくさんあります。
ただ、妊娠中での治療となるので、きちんと産婦人科医との連携を取っていく事も大事になってきます。
これは、逆子だけのときだけというわけではなく、妊活などをしていく中で鍼灸を取り入れるというときもです。
鍼灸は少なくとも効果はあります。
ですが、産婦人科の先生や助産師さんとの連携も大事になってくるので、自分でお灸をする時などは、一言相談をしてからしてくださいね♪
2018.2.14