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皆さん、こんにちは。
今年の冬は、暑いのか寒いのかとその日一日の気温の確認が忙しかったですね。
それに加えて、新型コロナウィルスやアメリカのインフルエンザなどの、ウィルスの脅威に怯えてしまいますね。
このウィルス達は肺に入ってしまうと肺炎を起こし、最悪の場合は死に至ってしまいます。
患者さんとの会話の中で、この肺炎の話しをする機会が多くなっています。
この死に直結する肺炎の話しを聞くとふと、去年の死亡原因が気になってしまいました。
それは、肺炎が死亡原因の上位に入ってくることを知っていた為、現在までの死亡原因をしっかり理解していなければ、今起きていることの解釈ができないと思い、死亡原因を調べる事にしました。
そうすると、面白い事を見つけましたので、皆さんと考えたいと思い、今回は死亡原因についてのブログを書きます。
大きく気がついとことが二つありますので、今回は1つ目を皆さんと考えていきたいと思います。
来院され治療の中でお話しできる時間や、少し時間がある時に皆さんとお話ができれば幸いですので、よろしくお願いします。
2018年の死亡原因
厚生労働省が出しています、(平成 30 年(2018) 人口動態統計月報年計(概数)の概況)を参考
人口動態統計月報年計と言う統計が出ていますので、確認ください。↓
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai18/dl/gaikyou30.pdf
これを、読んで気が付いたことがありますので、皆さんも読んで頂き考えていきましょう。
10ページを見て下さい。そこに、死亡原因が載っています。
そこを読んでいくと、2つの気付きがありました。
1つ目は、1位が悪性新生物であることです。(癌の事を、悪性新生物と呼びます。)
20代後半から70代前半の女性は、悪性新生物で亡くなっている方が増えている傾向にあります。
なぜでしょうか?
日本は医療に対して充実していることをご存知でしょうか?
健康診断を毎年受けられる環境なのは日本くらいなのですが、違和感を覚えるのは僕だけでしょうか?
健康診断は何のためにおこなうのでしょうか?
健康であるかの判断をつけるために、普段から検診を行い、今の自分が病気ではないかを判断するものだと思いますが、そこでは癌を見つけられないのでしょうか?
働く女性が増えたので、ストレスがかかる事が増えてしまった為なのでしょうか?
患者さんの中には昔は姑と同居していた為、『毎日がストレスで大変だったわよー。今の人は外に働きに行けていいわねー』なんて言う意見もあるので、働くストレスだけが病気の対象とは言い難いと考えます。
もしかすると、健康診断の内容では癌を誘発してしまうものがあるのかもしれませんね?
早期発見が癌の初期対策と言いますが、その為の健康診断行っているにも関わらずに、減っていかないのは何故でしょうか?
今回は、これで終わります。
来週に、続きを投稿しますので、それも是非確認し、来院時に皆さんと語り合いたいと思います。
2020.2.17