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皆さん、こんにちは。
夏も終わり、肌寒くなってきました。
過ごしやすい季節になってきていますが、その変わり風邪やインフルエンザなどの病気も増えてくる季節でもありますので、手洗いうがいなど対策を取っていきましょう。
実は、インフルエンザや風邪予防に手洗いうがいだけではない事をご存知ですか?
便秘の方は、風邪やインフルエンザにかかりやすくなる言う統計が出ているのも事実です。
僕が前回お話しした痔の主な原因もこの便秘にあります。
(前回の痔の話しです。)
更に、便秘を整体で解消する事も解説します。
先ずは腸の働きについて解説しますので、ご確認ください。
大腸の働き
食べ物が口から摂取されると、噛み砕きドロドロの状態になりますが、胃や小腸でさらにドロドロにしていきます。そうする事で、体内の細胞にまで達成する事が出来るようになるのです。そのドロドロの物は、大腸に到達する時にはほとんどが水の状態になっています。なので、大腸では水分のみを吸収するようになります。
従って、水分の状態になっていますが、若干の食べ物のカスが残り、それが便を形成していくのです。
しかし、そのままでは便は詰まってしまいますので、腸自体がぜん動運動と言う動きをしていて、肛門まで便を押し出してくれます。
この動きは、自律神経が動きを管理していて、過度なストレスなどを感じた場合に、管理する神経が誤作動を起こし、働かなくなり、大腸が動かなくなるので、便秘になってしまうのです。
便秘のメカニズム
便秘は、4種類に分ける事が出来ます。なので、人によって便秘の原因を見極め、その人にあった対処をしないといけません。
1.弛緩性便秘『大腸の機能低下』
大腸の緊張が緩み、ぜん動運動がうまく行えない状態。ぜん動運動がうまく行えないので、便が停滞する時間が長く、水分の吸収率が上がってしまい、便秘になるケース。便秘の中でも、頻度が多く女性や高齢者に多いのもこのケースです。
対策
水分を多くとるや、運動などを積極的に行う事が改善の糸口になります。
2.けいれん性便秘『大腸の過緊張』
交感神経の興奮により腸が緊張しすぎて、便がうまく運ばれず、コロコロとした便になってしまう事や、便秘と下痢を交互に繰り返す事が特徴。
対策
交感神経の緊張の改善が必要になり、モルフォセラピー整体を行う事でこの便秘は解消されます。
3.直腸性便秘
便が直腸に到達しても排便の反射が起こらず、便が直腸に停滞して排便できなくなる便秘。
高齢者や寝たきりの人や、痔や排便が恥ずかしいなどの理由から、排便を我慢してしまう習慣がある人がなりやすいです。
4.器質性便秘
大腸がん、イレウス、腸管癒着、潰瘍性大腸炎などの原因があり、その為に腸管の通過障害が起こり便秘になる。血便、激しい腹痛、嘔吐などが排便の際や、腸管が動く際に伴うようになると病院の受診をお勧めします。
この様な症状がある場合は、下剤は使用してはいけません。
整体での対処方法
モルフォセラピー整体で対処できるのは、腸管内が炎症や破裂してなければ、適応可能となります。
では、どのような施術方法になるかと言うと、腸管癒着を起こしている箇所を整体の手技で緩める事や、お腹を緩める事で副交感神経を刺激して腸の動きを活発にします。
交感神経が優位な状態が続くと、腸管内は動きが悪くなるので、モルフォセラピー整体で背骨を整えると、副交感神経が優位になり腸管内の動きが活発になるのです。
2019.9.14