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皆さん、こんにちは。
院長 大塚です。
GWはどのように過ごしましたか?
だいぶ暖かい日も多くなり夏が近づいてきましたね。
季節の変わり目は体調も崩しやすく、GWの疲れや5月病なども出てくる時期なので皆様お気をつけください。
今回は歯周病と肩こりの関係についてのお話です。
歯周病についてご存知ですか?
今、日本人にもっとも多いと言われる歯の疾患が歯周病になります。
厚生労働省の「歯科疾患実態調査」によると45~54歳の中年層の80%以上で、更に25~29歳でも70%以上で歯周病の兆候が見られると言われております。
まずは、歯周病について説明します。
歯周病
歯周病は、歯を支える周りの歯槽骨(しそうこつ)を歯周病菌が吸収し、最終的に歯が抜け落ちる病気です。
初期の頃は痛みなどもなく気付かず放置している人も多いのが特徴になります。
歯周病の原因は、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)に潜んでいる歯石や歯垢(プラーク)が出す毒素によって歯茎に炎症が起きてしまう事を指します。
この炎症(歯周病)は、大きく分けて2つ有ります。
1、歯肉炎
歯茎から出血しやすくなるのが歯肉炎です。
歯茎の先端が丸みを帯びて膨らんでいたり、全体的に赤く腫れていたり、歯磨きの時に軽く磨いただけなのに血が出てしまったり…
そんな時は歯肉炎が考えられます。
この段階でしっかりと歯磨きなどで歯垢を取り除くなどで症状が改善される場合もあります。
2、歯周炎
歯を支えている歯槽骨が炎症により破壊されるのが歯周炎です。
歯肉炎を放置しておくと歯垢や歯石がたまり、歯周ポケットがどんどん深くなり膿も出るようになります。
歯周炎は歯肉炎より炎症が進行していて歯槽骨の溶け出しが始まり、歯もグラグラになり歯を失う危険性もあります。
歯周炎が進行していくと食べ物を噛む力も衰えていくと考えられ、咀嚼する際に余計な力が必要になるのです。
歯周病と肩こりの関連について歯科医師会の調査によると、
歯周組織(歯ぐきや歯を支える骨など)が健康な人達に比べると歯周組織に中等度の異常(歯周病)がある人達では、肩こりがなんと1.5倍以上も発生しているんだそうです。
そして噛み合わせが悪い人は肩こりが多いとの研究結果も出ています。
次は、噛み合わせと肩こりの関係性について説明します。
噛み合わせと肩こりの関係性
強く噛む際には、人間の構造上胸鎖乳突筋を使います。
この胸鎖乳突筋は、鎖骨に付くのですが、胸鎖乳突筋が硬くなると鎖骨を持ち上げていきます。そうすると鎖骨に付くもう1つの筋肉に大胸筋があります。
大胸筋は、僧帽筋と対の筋肉なり、肩を覆う筋肉がこの僧帽筋になるのです。
僧帽筋が固くなれば、肩こりが酷くなるといった原理です。
食事は毎日行う事で、歯が少しでもぐらついてしまうと繰り返し負担がかかってしまい、結果肩こりが強くなるのです。
対策
肩こりの予防はモルフォセラピー整体で行い、歯周病の予防は歯のホワイトニングで行います。
馬込地区の整骨院で整体と歯のホワイトニングができるのは唯一、馬込鍼灸整骨院になります。
是非、ご相談ください。
2019.5.13