ブログ
HOME > ブログ
HOME > ブログ
今回のブログは胸椎(背骨)についてです。
胸椎について理解し、胸椎を上手く使えるようになると、健康な体を手に入れることが出来ます。
是非皆さん最後までご覧になって下さい。
はじめに、背骨は大きく三種類に分けられていることをご存じでしょうか?
実は背骨は、
① 頸椎
② 胸椎
③ 腰椎
に分けられます。
そして、これらの骨にはそれぞれ特徴があります。
頸椎
背骨の中で一番上にある骨
全部で7個あります。
生理的に前弯していて、この前弯が無くなるといわゆるストレートネックになります。
胸椎
三つの中で範囲が一番広い背骨。
全部で12個あります。
この部位の脊髄から交感神経が出てくるので自律神経とのかかわりも大きいです。
胸椎全体として非常に大きい可動域を有するので、胸椎の動きが悪くなると頸椎、腰椎の症状を引き起こしやすいです。
腰椎
骨盤に直接くっついてくる背骨。
全部で5個あります。
一番下にある第五腰椎は10代後半から退化していきます。
胸椎の重要性
前述したとおり、胸椎は背骨の中でもかなり広い範囲を占めています。
そのため、胸椎の動きが悪くなると、その上下の頸椎、腰椎に負担が掛かってきます。
腰の痛み、首肩の負担を減らすためにも胸椎の状態をリセットすることが必要になってきます。
胸椎についてくる筋肉
胸椎に付着する筋肉は20種類以上もあります。
その中で代表的な筋肉をいくつか紹介します。
脊柱起立筋
背骨に沿って大きく縦に走る筋肉。
後ろに身体を倒す際に収縮するほか姿勢維持にも重要な働きをもたらします。
僧帽筋
頭の付け根から肩、背中にかけて大きく付着するひし型の筋肉。
硬くなりやすく、弱くなりやすい筋肉です。
また、硬くなりすぎると肩甲骨周りの動きが悪くなり胸椎の動きも制限されていきます。
広背筋
骨盤から背中そして腕に付着する筋肉。
短縮しやすい筋肉で、短縮すると肩の動きが制限されることに加え腰への負担が増えます。
菱形筋
背骨から肩甲骨内側に付着しており、肩甲骨を背骨に引き付ける筋肉です。
この筋肉が疲労すると肩甲骨を寄せることが出来なくなるので、猫背の悪化や、背部の張りを引き起こします。
板状筋
首から背中の背骨から側頭骨まで付着する筋肉。
この筋肉は顔を上に向けたり首を後ろに倒したりするときに最も作用する筋肉です。
硬くなると顔を上に向けた時に痛みや張りを訴えるようになります。
腸腰筋
背骨から腸の近くを通り大腿骨に付着する筋肉。
脊柱と下半身を繋ぐ唯一の筋肉で、歩行や腰の安定にとても重要な働きをします。
これらの筋肉の状態を良くすることが胸椎の状態をよくすることに繋がっていきます。
気になる人はスタッフまでお尋ねください!
2022.9.11