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午後のコーヒータイムが夜の睡眠を奪う

こんにちは!馬込鍼灸整骨院の古谷です。

コロナウイルスがなかなか落ち着きませんね。知らない街や行ったことのない街に散歩に行くのが趣味なのですが

それも出来ない状態です。皆さんも同じ思いをしていると思います。もう少し我慢しましょう。

自宅にいる時間が増えた中コーヒーを飲む回数が増えたと思います。僕も、1日に3杯以上は飲みます。

そのコーヒーが夜の睡眠を奪う!とは…皆さんも知っていますよね(笑)

 

 

なぜ夜の睡眠を奪うのか?詳しくお伝えしていこうと思います。

 

 

睡眠覚醒を決める要素は2つ

①24時間単位の概日リズム

②睡眠圧

 

今回は②睡眠圧を中心にブログを書きます。

 

今この瞬間も、あなたの脳内では、アデノシンと呼ばれる化学物質が着々と増えております。

 

 

アデノシンとは?

DNAやRNAの塩基として遺伝情報のコードに用いられる。

生化学過程でもATPやADPの一部としてエネルギー輸送に関わったり、環状AMPとしてシグナル伝達に関わっている。

 

 

アデノシンの増加は、起きている間ずっと続いています。起きている時間が長くなるほど、脳内のアデノシンも多くなるという事です。

つまり、アデノシンは起きている時間を計測する装置なのです。

脳内のアデノシンが増えると、眠りたいという欲求が高まります。この現象が睡眠圧です。

脳内に蓄積されたアデノシンは、脳の覚醒を司る部位のボリュームを下げ、睡眠を司る部位のボリュームを上げます。

アデノシンの量がピークに達すると、もう眠くて眠くてたまらない状態になるという事です。(12~16時間起きているとこの状態になる)

しかし、ある種の化学物質を使えば、アデノシンから出る睡眠信号を消し、眠気を覚ます事が出来ます。

その物質がカフェインです!

 

カフェインとアデノシンは、アデノシンを歓迎する脳の部分を巡って戦いを繰り広げます。

 

結果…カフェインが勝利を致します!

体内のカフェイン量は、飲んでからおよそ30分後にピークを迎える。更にカフェインは体内に残り続けます。

カフェインの成分が半分になるのは平均で5~7時間です。

つまり残り半分カフェインが体内に残っている状態です。

カフェインほ時間の経過とともに消えていきます。カフェインを分解するには、肝臓から分泌される酵素です。

この酵素による分解の速度は人によって異なります。たいていの人はカフェインを効率的に分解する事はできません。

 

朝に1杯のコーヒーを飲むだけでカフェインの効果は1日中続きます。更に、年齢が上がるほど分解速度が

遅くなり、体内に長くカフェインが残る事になります。

肝臓が完全にカフェインを分解したときに起こるカフェイン・クラッシュにも注意して下さい。

 

カフェイン・クラッシュとは?

カフェインが無くなったことでエネルギーのレベルがガクッと低下する事で、強烈な眠気が襲ってくる事です。

 

夜更かしをするためにコーヒーを飲みます。そのカフェインはお昼に半分ぐらいまでになります。仕事中ですと集中力が切れ、頭が働かない状態になるのでまたカフェインを摂取してしまいます。

これが悪循環の始まりであり、カフェインへの依存を招きます。

 

カフェインを摂取するな!とは言いません。しかし、カフェインの恐ろしさを再認識しておきましょう。

良質な睡眠を手に入れましょう。

 

 

 

 

2021.1.28

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