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肩の関節の痛み 治し方
「肩をあげた瞬間痛い」「夜寝ている時肩が痛い」などのような突然肩が痛くなった経験はありませんか?
もしかしたらそれは五十肩かもしれません!
五十肩は加齢や過労による肩関節構成体の変性によるものです。人によりインナーマッスルの断裂も起こり得る可能性があります。筋肉量の低下、筋肉の拘縮、肩甲骨(背中の両側にある骨)と上腕骨(二の腕の骨)が、肩関節の位置ズレが起こります。
五十肩に関与する筋肉は、主に四つあります。(インナーマッスル)
棘上筋:腕を横から上げる筋肉
棘下筋:腕を外側に回す(時計回り)筋肉
小円筋:腕を外側に回す、腕を体に近づける筋肉
肩甲下筋:腕を内側に回す(反時計回り)筋肉
この四つの筋肉は、肩関節の安定性に必要な筋肉です。
上図の左から肩甲下筋、小円筋、棘下筋、棘上筋になります。
その名の通り50歳代頃に突然肩に痛みが出始め、時代40歳代の方にも見られます。右肩は40歳代、左肩は50歳代に痛くなるなんて事もあります。
見た目(変形や腫れ)、熱感はありません。
インナーマッスルの断裂が起こっている方は熱感があります。
人により症状の強弱がありますが髪をとかす、シャンプーができない、帯やエプロンの紐を結ぶ、背後の物をとるなど肩の動きほとんどが痛いなどの特徴があります。
五十肩はおおむね3期に区分します。
炎症期(2~8週)
痛みが最も強い時期で、肩の前若しくは 肩の奥の方に痛みを感じ、この痛みは腕に放散することもあります。痛みは昼夜持続 し、夜間は痛みが強く睡眠が障害されることもあります。また、肩の動きに制限がかかることもありますが、これは変性による制限でなく、痛みによる制限です。
拘縮期(3~12ヶ月)
肩関節の拘縮が完成する時期で、肩関節 のあらゆる方向への運動制限が生じ、可動域が減少します。痛みは炎症期に比べ軽減しますが、寝返りなどで強く痛む事があります。温めを目的とし風呂に入ると症状が軽減することが多いです。
解氷期
肩関節の拘縮が次第に寛解する時期で、 徐々に肩の動きが改善され痛みも改善
されてきます。
治療法
治療はいち早く解氷期になるような治療を行います。
炎症期は、安静が一番!肩関節が熱を持っている場合は冷却を行い熱を取り安静にします。『これくらいなら動かしていいだろう』なんてことはいけません。この時期に痛みを和らげさせる事で今後の治療がスムーズになります。
日中は、三角巾で腕を吊って固定し負担をかけないようにし夜は、バストバンドで身体に腕を巻きつけると楽でしょう。
炎症期でも固定したままだと筋肉の癒着がおこるので体操を行います。
拘縮期は固まってしまった筋肉を動かせるように治療を行います。
当院ではモルフォセラピーという整体と鍼灸治療を行います。
モルフォセラピーについて詳しくはこちら↓(モルフォセラピー協会)
http://www.morphotherapy.jp/about.html
五十肩は放っておいても辛いだけです!
『もしかしたら五十肩かも』と思ったら治療をしましょう!
2017.12.1