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こんにちは\(^o^)/
今回は腰痛や下半身のシビレの原因となる脊柱管狭窄症について、実際の患者さんの症状に沿って
解説していきたいと思います。
脊柱管狭窄症については詳しくは前にもブログで書いておりますので
そちらをご覧ください。
ここでは簡単に脊柱管狭窄症についてご説明いたします。
そもそも脊柱管って?
脊柱(背骨)を形成する椎骨が連なりでできている管状の腔。
脊髄、血管、神経が走行します。
脊柱管狭窄症は何らかの原因によってこの脊柱管が狭窄してしまいます。
その原因とは?
・ヘルニア
・靭帯の肥厚
・脊柱の彎曲が消失
・背骨のズレ
などです。他にもタバコや運動不足などもありますが上記の原因が代表的なものです。
どんな症状?
・間欠性跛行(歩いて休んで、歩いて休んでを繰り返す)
・下肢のシビレや腰痛
が代表的なものです。
どうやって治すの?
当院ではモルフォセラピー(整体)や光電子®製品により、治療を行います。
痛みやシビレが落ち着いて来たら、ストレッチを行います。
では実際に脊柱管狭窄症の患者さんの症状と治療経過をご紹介いたします(*^^)v
50代男性 仕事 デスクワーク 海外出張
今年1月上旬に当院に『はぁー、はぁー』と息を上げながらご来院されました。
『歩くとすぐ疲れて、腰が痛いのと腰から足がシビレて辛いから診て下さい』と言われました。
症状を聞いていくと半年前から少しずつ歩くのが辛かったり、シビレが出たりしていました。
最近では10m歩くのがやっとでシビレは常にあるという。うつ伏せに寝ているとシビレが強くなってきて我慢ができない。
電車で立っているとシビレてくる。
この状態を説明すると
10mで疲れてしまうのは、血管の圧迫によるものです。
血管の圧迫が起こる事で酸素などの身体に必要なものの循環が悪くなるため、
歩き始めてすぐ疲れてしまいます。
シビレは背骨のズレにより神経を圧迫してしまいビリビリとシビレが出てしまいます。
体勢によって骨のズレ方が変わるのでうつ伏せや、立位でシビレが強くなります。
1ヶ月後
電車で立っている時やうつ伏せで毎日出ていたシビレが週3回ほどに減りました。
歩行は日によって距離は異なりますが100mを歩けるようになりました。
まだシビレや間欠性跛行がある原因としては、骨のズレが正しい位置で安定しないため
神経や血管を圧迫するため症状が出てしまいます。
2ヶ月月後
2ヶ月前は歩行中15分で15回程休んでしまっていましたが、今では3回ほどになりました。
立位でのシビレはまだ少し出ることもありますが、うつ伏せに寝ていてのシビレは
もう出ることはなくなりました。
骨のズレはほとんどが正しい位置に戻っているものの数個だけ
ズレが安定しないので症状が残存してしまっています。
3ヶ月後
海外出張が3週間あり治療ができなかったため症状は1ヶ月前より少し
酷くなってしまいました。
ですが今まで治療をしていたので、1ヶ月前と変わらない状態にすぐもどりました。
4ヶ月後
症状はほとんどおさまりました。
シビレが1ヶ月の中で数日でるもそれほど気にならなかったみたいです。
この後すぐ全くシビレはなくなりました。
患者さんの声
『歩くのが楽しくなった。生きててよかった』と言っていただけました。
少しでも患者さんに希望を持っていただけて、私自身もとてもうれしいです。
このような症状でお困りの方は是非治療しましょう!(^^)!
2018.6.25